山北道祖神祭やまきたどうそじんさい
(清水庭編)

清水庭について

  清水庭の氏子範囲は上清水自治会と中下清水自治会で、中下清水自治会は近年に中清水自治会と下清水自治会が合併した自治会である。清水庭では世話人が正・副・会計の3名選出され、その配偶者も世話人として活動する。
  清水庭の道祖神はかつては別の場所にあったが、現在は稲荷神社の境内に移転され、道祖神祭の前日にはここで団子焼きが行われる。清水庭の詰所はやまなみ工芸の敷地で、花車の飾り付け等の準備が行われ、花車の夜の保管場所は山秀工業の屋根の付いた敷地を借りる。

稲荷神社鳥居・社殿
道祖神道祖神には竹の鳥居を設置
花車小屋やまなみ工芸
事務所山北町障害者地域作業所


清水庭の花車 (大正13年製造)

  清水庭の花車(かしゃ)は地元の山崎佐作氏と山崎長太郎氏が三百円で製作し、大正13年(1924年)1月に奉納された。もともとは花傘だけであったが、平成元年(1989年)頃から夜の巡行に万灯を載せるようになった。この万灯で使われているパネルの絵は、青森の津軽凧やねぷたの絵師によって描かれたものである。
  花傘は大傘と小傘を組み合わせたもので、大傘は開閉できる構造になっている。小傘の先端には花飾りを取り付け、小傘と大傘の内側には折り紙で作られた「ザンザラ」がぶら下げられる。平成31年(2019年)は1月7日(月)に建仁木工所にて花作り、1月9日(水)から倉庫にて傘への飾り付けが行われた。
  清水庭では平成元年(1989年)頃に「清水庭花車愛好会」が組織されており、花車の維持管理や囃子の伝承などの活動を行っている。当会の発足については当時、既に宮万庭に「花車保存会」があり、清水庭でも会を発足させようということになり、名称は保存会よりも愛好会の方が良いということで清水庭花車愛好会に決まった。

花車(正面)花車(側面)
飾り付け前花車内部
木製の車輪と車軸車輪外周は鉄の輪が巻かれる
製造は大正13年(1924年)大傘
小傘先端の花飾り
折り紙で作られたザンザラ大傘は開閉式
万灯の絵は青森の津軽凧・ねぷた絵師の作です
万灯を載せた花車テコボウ(梃棒)

  花車の巡行では清水庭の氏子が前方から伸びる2本の太いロープで花車を曳き、両側2本と後方2本の計4本の細いロープは、体に巻き付けて速度調整や方向転換時の補助に使用される。花車の方向転換には樫の木で作られたテコボウ(梃棒)が使用され、テコ棒の先端は鋭角の三角形状になっており、強度を上げるために金属の板が取り付けてある。前輪の方向転換を担当する者を「マエデコ(前梃)」、後輪の方向転換を担当する者を「オイデコ(追い梃)」と呼ぶ。
  道祖神祭の巡行中には花傘を外さないと通過できない場所が、御殿場線と県道74号の交差部、万随坂と国道246号の交差部の2か所あり、一部の区間で花傘を担いで移動する。なお、花車の屋上には「天井(てんじょう)」と呼ばれる2名が乗り込み、Y字に作られた金属線を先端に取り付けた竹竿を使って、巡行中に障害となる電線や木の枝を避けていく。

前方のロープ2本で花車を曳く4本のロープで運行を補助
前輪のマエデコ(前梃)後輪のオイデコ(追い梃)
テコとロープで方向転換途中2か所は花傘を担いで移動
御殿場線下と国道246号下(万随坂)
天井は竹竿を使って電線と木の枝を避ける


太鼓叩き初め

  ここからは令和2年(2020年)1月5日(日)に行われた太鼓の叩き初めの様子を紹介する。清水庭では道祖神祭の1週間前の日曜日に太鼓の叩き初めが行われ、12時頃から準備を開始し、道祖神に向かって参拝して13時から囃子の演奏を開始する。囃子の演奏は休憩を挟んで13時45分頃まで行われ、演奏後は荷物をリヤカーに積んで囃子の練習と花傘準備の会場となる倉庫へ移動し、囃子練習の準備を行って14時頃に解散となる。囃子の練習はこの日から金曜日までの6日間、19時から行われ、花作りと傘への飾り付けは翌日の月曜日から行われる。

世話人は12時頃から準備開始道祖神祭の打ち合わせ
花車庫の扉が開けられ花傘が取り出される
太鼓の準備が完了道祖神に塩と酒を供える
道祖神を参拝し13時丁度になると
コードのアゲで囃子の演奏を開始
今日は太鼓の叩き初めです続いて昇殿から
通しでの演奏13時20分に演奏を終えると
20分程休憩し13時40分に演奏再開
最後は囃子のみを演奏今年から笛が入ります
13時45分頃に演奏を終え氏子は解散
世話人は太鼓を片付け荷物をリヤカーへ積み
花車庫の扉を閉めて道祖神を出発
県道76号を右折して途中で左折
練習会場の倉庫へ入ります
こちらは花車の提灯枠です花傘は奥へ
入口付近に断熱材と絨毯を敷いて
大太鼓と小太鼓をセット
今日から囃子の練習明日から花作りが行われる


前日準備 (集合8:30)

  ここからは平成31年(2019年)1月12日(土)に行われた道祖神祭前日の様子を紹介する。道祖神祭の前日は道祖神前に朝8時30分に集合し、午前中に花車の飾りつけと団子焼きの準備が行われる。

清水庭の詰所はやまなみ工芸山北町障害者地域作業所です
リヤカーを引いて移動開始ショートカットして
集合場所の道祖神前へ8時半に世話人代表の挨拶
準備が始まります花車の収納小屋の扉を開ける
社殿横には倉庫がある注連飾りが集められています
道祖神前には竹の鳥居小屋から備品を運び出す
倉庫からも備品を運び出す大きなフレームが出てきました
運び出した備品は詰所へ運ぶ
小屋から花車を引き出しテコ棒を使って
方向転換細い参道を抜け
県道76号に出て左折して東へ進む
歩道との段差に木片を入れ車道から歩道へ
山側へ向かうと清水庭の詰所があります
花車を作業所前へ止める運び出された備品が並ぶ
花車を固定すると中の物を取り出す
花車の上からも荷をおろす大きなフレームは稲荷神社から
トラックで運ばれ建物の前へ置く
こちらの綺麗な絵は万灯のパネルになります
花車の屋上を掃き掃除物置から椅子を出す
鉄のフレームを拭き掃除花車の車軸にグリスを塗る
花車も1年間の埃を落としていく
フレームにモール飾りを巻く万灯のパネルを組み立てる
万灯の部材が運ばれてきました
こちらは新聞紙の包みから取り出した彫刻飾り
窪みに嵌め込みワイヤ線で固定万灯のパネルは4枚使用
万灯の部材を運びパネルの奥へ
花車と鉄のフレームに電球を取り付ける
花車の屋上へ上がり鉄のフレームを
手渡すと屋上にピッタリと嵌ります
発電機のエンジンをかけ電球の点灯確認
提灯類の荷物が届きました花車の内部には
両サイドに布を張るトラックを花車の横に止め
先ほどの発電機を持ち上げ屋上へ載せる
作業所の玄関ではお茶の準備万灯に足を取り付ける
金物は酸を塗って汚れ取り出っ張った釘を打ち直す
提灯を広げ電球に被せて行く
万灯には色々手が加えられる屋上では国旗の準備
提灯は年代別に分けられ新しいものから取り付ける
清水庭道祖神の弓張り提灯万灯には赤い布を付け
起き上がらせると上部に配線を取り付け
電球を取り付ける提灯は数が多いです
国旗は前後に2枚ずつ提灯の下には花を付ける
こちらの枠にも電球が付く2枚の国旗は結ばれる
花は色別に箱で別けられる花作りは7日(月)に行われました
花車の屋上から竹の芯棒が差し込まれ
ロープを結び付け下へおろすこちらの枠にも
提灯が取り付けられる追加の花が届きました
地元の酒屋さんでしょうかお菓子の袋詰めが届きました
天候が心配なためブルーシートを被せます
10時過ぎに作業を中断し休憩を取ります
暖かいお茶とコーヒーが配られる15分程で作業を再開
こちらも提灯下に花を付ける花車の提灯には花が2個づつ
こちらはのしの掲示板作り弓張り提灯は四隅に取り付ける
稲荷神社に移動し看板と縄を持って
県道へ移動竹を一本立てます
看板は詰所の入口に設置花と提灯を積んだリヤカーが
県道を右折し稲荷神社参道の入口へ
飾り付けを終えた花車には土台にロープを巻き付ける
屋上の芯棒に巻き付けたロープは両サイドに1本ずつと
後方に2本垂らし運転の補助に使用されます
稲荷神社の参道入口から提灯を付けて行く
ここでも提灯の下に花が付く掲示板が完成
電気の配線確認紫色の布に木の棒を通し
前後の入口に掛けて赤い紐で縛ります
大きい提灯を取り出し専用の枠に取り付ける
道祖神前では地面に穴を掘り土手を作って薪を入れ
だんご焼きに向けて火をつける集められた注連飾りなど
大きい提灯にも花飾り花車の入口はこんな感じです
清水庭の幟旗を竹にセットし花を取り付ける
団子焼きは午後に行われます詰所には照明を設置
電線除けの竹竿です11時25分頃に準備が終わり
世話人代表の挨拶お弁当を貰って一旦解散


山北散策 (他庭の様子)

  ここでは団子焼きまでの空き時間を利用し、他の庭の様子を紹介する。

空き時間を利用して鶴野・田中庭に来ました
屋台は大正10年の製作ですこちらが道祖神
山北町商工会館前の馬場・田中庭です
少し離れた所に花車と花傘が置いてあります
続いて池田庭の花傘と万灯旭日旗(十六条)が付いた花車
山北駅南口の宮万庭囃子に笛が入ります


団子焼き (開始14:30)

  午後は14時30分に道祖神前に集合し、団子焼きが行われる。囃子太鼓は花車小屋内に設置され、団子焼きの間に囃子が演奏される。

清水庭に戻ってきました今日は雨が心配です
囃子方に半纏を配る詰所を離れ
道祖神前にやって来ました花車小屋には太鼓が置かれ
ロープ締めの太鼓を準備14時30分になると世話人代表の
挨拶があり道祖神前で二礼二拍手一礼
叩き手が太鼓に付き囃子が始まる
道祖神前では団子焼きが始まります
竹の先端に団子をぶら下げる14時55分頃に太鼓を止め
叩き手は休憩を取る締太鼓はボルトを増し締め
団子焼きの取材は初めてです15時10分頃に囃子が再開
庭の方々が集まって来ました皆さん手慣れたものですね
15時30分頃に演奏が終了団子焼きはまだまだ続きます


前夜祭 (出発17:00→雨天のため中止)

  かつては花車を曳き出すのは道祖神祭当日だけであったが、昭和の終わり頃から前夜祭(宵宮)として庭廻りが行われるようになった。16時前に詰所へ移動し、夜の巡行に向けて花車に万灯を取り付ける。夜の巡行では花車が17時から約1時間ほど清水庭の氏子地域を巡行するが、この年は雨天のために巡行が中止になり、そのまま軽く反省会が行われ、17時30分頃に解散となった。

太鼓を稲荷神社から詰所に運んできました
前夜祭の庭廻りに向けて花車の準備が始まります
午前中に組み立てた万灯をトラックの荷台へ載せ
花車の屋上へ夜は万灯を載せるようです
こちらの提灯飾りも屋上へ上げるようです
照明の電源を繋ぎ点灯させる
提灯飾りを屋上へ上げパネルの上に設置
時刻は16時を過ぎ消防団が去っていきます
出発式に向けて太鼓をセット雨が心配なので
ブルーシートを被せる飾り付けを整える
半纏と手拭を準備囃子は練習を始める
時刻は16時25分雨が降り始め
他の庭が庭廻りを中止したため清水庭も前夜祭の庭廻りを中止
残念ですが先ほどのせた提灯飾りとパネルを降ろしていく
前夜祭の庭廻りをお伝え出来ないのは残念ですが
明日の庭廻りの様子から想像して頂きたいです
太鼓は作業所の屋内へしまう花車は手で押して
詰所を離れると通りの右手にある
山秀工業の敷地へここなら雨風が凌げます
万灯と提灯飾りにはブルーシート天候が良ければ庭廻りは
18時まで1時間掛けて行われますが
この日は17時前に切り上げカフェ&スナックのFairyへ移動
30分ほど反省会が行われます世話人代表の挨拶があり
花車愛好会会長の音頭で乾杯明日の巡行が楽しみです

清水庭の囃子 (川村囃子)

  清水庭では山北町指定無形文化財になっている川村囃子を伝承している。花車の巡行中には囃子が演奏されるため、囃子以外の曲を演奏できない庭もあるが、清水庭では「囃子(ハヤシ)」・「昇殿(ショウデン)」・「神田丸(カンダマル)」・「鎌倉(カマクラ)」・「四丁目(シッチョウメ)」の全5曲を演奏することができる。
  楽器の構成は小太鼓(コード)が複数個と大太鼓(オオド)が1個、そして摺り鉦1個が入り、清水庭には笛の吹き手がいなかったが、令和2年(2020年)の道祖神から笛が入るようになった。小太鼓は花車内部に3個設置されるが、外での演奏時には奏者の数に応じて数が変動する。小太鼓にはボルト締めのものとロープ締めのものがあり、ロープ締めは太鼓棒(バチ)を使って行われる。
  道祖神祭の巡行途中にある万随坂では、上りの時は囃子のテンポを非常に速くし、反対に下りの時はゆっくりなテンポの昇殿から一通りの曲を叩いて囃子に移る。また、団子焼きや巡行前の出発式でも一通りの曲が披露される。平成31年(2019年)の囃子の練習は1月6日(日)の13時から道祖神前にて叩き初めが行われ、同日から11日(金)までは毎晩19時から20時30分まで倉庫にて練習が行われた。

花車内部には締太鼓3個と大太鼓1個を載せる
外からは叩き手の顔は見えず非常に狭い空間です
摺り鉦は外で演奏ロープ締めの太鼓はバチを使う
団子焼きや出発式では囃子を外で演奏
囃子


当日準備 (集合8:30)

  ここからは平成31年(2019年)1月13日(日)に行われた、道祖神祭当日の様子を紹介する。道祖神祭当日も前日と同様に朝8時30分に集合し、午前中の庭廻りに向けて花車に花傘の取り付けが行われる。道祖神祭に参加する氏子全体の集合時間は9時30分で、道祖神へ参拝を行う。

祭礼当日も8時30分に集合作業所から山秀工業へ移動し
前日に収納した花車を引き出します
今日の天気は良さそうですやまなみ工芸に戻ると
世話人代表の挨拶気温も昨日より上がりそうです
再び詰所を離れショートカットして
道祖神前に集合し二礼二拍手一礼
昨日の団子焼きの跡です道祖神に米・塩・水を献饌
紙コップに御神酒を注ぎ参加者に配ります
道祖神の四隅に塩を盛りお神酒をかけていく
清水庭花車愛好会の会長の挨拶で乾杯
道祖神を離れ参道を進み県道76号を右折
直ぐに左折してブルーシートで塞がれた倉庫へ
倉庫の奥には花傘がありました
初めて見ましたが・・・“美しい”の一言です
こちらは小傘です花傘は担いで移動
県道を左折し詰所に戻ってきました
小傘と大傘を専用のスタンドに固定
作業所の入口ではご祝儀を渡しお返しは氏子にはゴミ袋
外部の人にはご祝儀袋です奥には太鼓が保管
受付けに紅白幕を張るここでボリュームのある
花飾りが届き小傘の先端に差し込まれる
今度は小傘を大傘へ差し込むと
傘の軸を塩ビパイプに差し込み花車の方へ移動
天井の3名に花傘を渡し塩ビパイプを抜くと
花傘に差された竹の芯棒に差し込んで固定
作業所から太鼓を運び出す氏子の数が増えて来ました
再び詰所を離れ今度はショートカットせずに
一旦県道76号へ出て参道を通って道祖神前へ
全体の集合時間は9時30分です世話人代表の挨拶で
改めて二拝二拍手一拝今回は参加者全員での参拝
御神酒やジュースを配り花車愛好会会長の挨拶で
乾杯一本締めて
道祖神を出発詰所へ戻る


庭廻り/午前 (出発10:00、到着10:40)

  詰所では9時45分から囃子の演奏が行われ、10時になると花車が詰所を出発し、午後の道祖神祭に先駆けて清水庭の氏子地区を巡行する。

絨毯を敷いて太鼓をセット
トラックの荷台に万灯と提灯枠を積む
9時45分からは囃子を演奏万灯を積んだトラックが移動し
花車を曳くロープが2本前方に伸ばされます
清水庭の幟旗を運びテコ棒の先端(金属部)を整える
清水庭では出発前に寄せ太鼓で花車の出発の合図をします
10分ほど太鼓を叩くと太鼓を花車に
積み込みます出発前に私からお願いし
飾り付けられた花車と一緒に記念撮影をさせて頂きました
天井に2名乗り込み花車の内部では囃子が始まる
摺り鉦は外で叩きます中は狭そうです
曳き手がロープを持ち10時に清水庭の詰所を出発
前夜祭では雨天で庭廻りが中止になったので、初めて動く
花車を見れて感動しています花車は山北藤野線に出ると
左折して東へ進む交通量は少ないです
岸入口交差点で右折し県道74号を南下
御殿場線手前の十字路で右折駅前大通りに入ると本日
初めて天井の出番が来ました電線を竹竿で持ち上げます
五十嵐酒店を通過幟の支柱でしょうか?
器用に電線を避けながら山北駅方面へ進む花車
駅の手前のT字路で左折車輪の跡がくっきり残ります
奥はマンションのサンライズやまきた道沿いに左折ですが
方向転換しながらの電線除けは難しそうです
天井の次はテコ棒の出番です御殿場線沿いに東へ進み
打ち上げ会場のFairyを通過用水路を渡る
御殿場線は1時間にMAX2本一行は県道74号に突き当り
左折して小田原山北線を北へ奥に東名高速道路が見えます
十字路で左折し駅前大通りへ先ほどの難所を越え
10時20分に庭廻りで唯一の休憩所の五十嵐酒店に到着
休憩ですが天井は降りません店内に入ると丹沢山阿波山田錦
山北の地酒“俺たちのD52”蒸気機関車の模型も展示
15分弱休憩を取ると出発して山北駅方面へ
途中の十字路で右折すると
県道76号に出ます右折して
厚木方面へ進むと詰所の入口まで来ました
左折して段差を乗り越え10時40分に
詰所に到着受付では昼食の準備
花車のロープをまとめるとその場で
180度旋回し正面を県道側へ向ける
回転するときは叩き手にかなりの衝撃がありそうです
ここで花傘を抜き下へ渡すと
大傘から小傘を抜き
電線に当たって落下した頂上の花飾りを元に戻します
花傘を天井へ渡し再び芯棒へ差し込む
花車に脚立を掛け天井が花車を降りる
庭廻りが終わると受付でお弁当をもらい
詰所を離れます午後の巡行も楽しみです
鶴野・田中南は庭廻り中清水庭はFairyへ移動し
11時前に早めの昼食シンプルに白いおにぎりです


山北散策 (他庭の様子)

  ここでは午後の巡行までの空き時間を利用し、他の庭の様子を紹介する。

山北駅の方へ向かうと祭壇が準備されています
馬場・田中庭の花車です中には締太鼓2個と大太鼓1個
正面には山北町商工会館鶴野・田中庭の花車です
こちらは締太鼓3個と大太鼓1個万灯もあります
熨斗を初めて見ました立派な門燈台です


町内巡行・東まわり (出発12:00)

  午後は11時50分に詰所で囃子が演奏され、12時になると花車が詰所を出発し、道祖神祭の出発地点である山北駅北口に向かう。

清水庭の詰所に戻ってきました私のも貼って頂きました
出発10分前になると囃子を演奏道祖神祭は未知の領域で
どの様な祭礼なのか非常に楽しみです
5分前に演奏を止め太鼓を花車へ移動
叩き手が乗り込み車内で演奏開始
ロープに曳手がつき天井も準備OK
12時丁度に詰所を出発し山北藤野線に出て右折
いよいよ山北道祖神祭の町内巡行が始まります

  
  ※町内巡行の様子は下記の町内巡行の前半と後半のページを参照

  町内巡行(前半)
  町内巡行(後半)



庭廻り/夜 (到着18:00)

  道祖神祭での町内巡行を終え、山北駅北口を出発した清水庭の花車は直ぐに詰所には戻らず、最後に清水庭の氏子地区を巡行してから詰所へ戻る。庭廻りを終えた花車は万灯を外して山秀工業へ収納されると、参加者は前夜祭と同様にFairyへ移動し、18時30分頃から反省会が行われる。

詰所を通過した清水庭は岸入口交差点を右折
十字路で右折し駅前大通りで待機
県道74号では宮下のトラック屋台と子供神輿が通過
近くには梶山の中神輿も待機県道76号では宮万の花車
岸入口交差点を右折し清水庭の正面で止まり
お互いの労を労います宮万が出発すると
清水庭も出発山北駅方面へ向かい
五十嵐酒店を通過中は電球で明るいです
暫く西へ進むと十字路で右折
県道76号に出て右折花車の巡行はもう直ぐ見納め
山北藤野戦を東へ進み井山サイクルまで来ると
左折して歩道を乗り越える
山秀工業を通過し詰所ではライトアップ
20分程の短い庭廻りでしたが無事に詰所に到着しました
その場で180度旋回し正面を国道側へ向ける
屋上から脚立をおろし天井に上がります
受付けではおにぎりの準備花車から太鼓をおろす
天井から提灯枠と
万灯をおろし
屋根の下へ移動天井から降りると
花車を移動し山秀工業へ明日の後片付けまで
今晩もここで一泊します三本締めてから
打ち上げ会場のFairyへ移動宴会の準備がされています
世話人代表の挨拶明日の片付けは9時集合です
元山北町長の挨拶で乾杯清水庭の皆様お疲れ様でした

  反省会は20時頃まで続き、翌日の14日(月曜日)は午前9時に集合し、午前中に最後の後片付けが行われる。



              



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