高來神社夏季例大祭たかくじんじゃかきれいたいさい
(高麗編)

高來神社夏季例大祭

  高麗地区では高來神社の春季例大祭が高麗地区だけの祭礼となっており、かつては、夏季例大祭は付き合い程度で神輿を出していなかったが、近年では村神輿を出すようになっている。
  高麗では山神輿保存会が中心となって夏季例大祭が取り仕切られ、6月末の「懇親会」に始まって、夏季例大祭の1週間後の「慰労会」で終わるのが恒例となっている。高麗は高來神社の宮元的な存在であり、幟健て(幟返し)や高張提灯の担当など、夏季例大祭における役割が大きいと言える。



宵宮準備・午前 (開始9:00、終了12:10)

  ここからは平成29年(2017年)7月15日(土)に行われた、高麗地区の宵宮の様子を紹介する。準備は9時からの幟上げから始まり、村神輿と子供神輿そして囃子の山車の準備を中心に進められる。

時刻は8時半高麗の拠点の高麗区民会館
朝一番の仕事は国旗掲揚
掲示版用の横棒に晒を巻いていく
集合時間の9時になると山神輿保存会会長の説明
最後に区長の挨拶で準備開始
慶覚院の横を通過し幟竿の所まで来ました
木箱を運び東側の幟竿の前へ
中から幟を出し頭部に竹の棒を通す
後方に幟を広げ
竹にロープを結ぶとロープを引っ張り
幟を上げていく途中で乳に鉄輪を付け
ゆっくりと引き上げる
木箱を西側の竿へ移動し幟を広げる
東側の幟が上がり切りロープを縛って固定
鉄輪には潤滑用に油をさす幟にロープを結び付け
乳(ち)に鉄輪を付けながら
ゆっくりと引き上げる引っ掛かりを取り除きながら
幟を上げ東西の幟が揃いました
ロープを縛って固定梯子を片付け
一行は幟を離れると会館へ戻らずに鳥居を潜り
参道を通って社殿へ向かう
社殿横では宮神輿の準備駐車場では山車の組み立て
保存会は神輿殿の裏から馬を取り出す
反対側からは台を運んで移動
神輿殿から子供神輿を取り出し
境内へおろすと馬の上におく
村神輿は重いので丸い筒で転がして中央へ
さらに丸筒を使って扉の外へ移動
子供神輿に輿棒を通す高欄ぎりぎりまで神輿を出し
輿棒を通していく
2本通すとゆっくりと引き出し
そのまま抱えて馬の上におろす
奥から木箱と小鳥を取り出す
木箱の中には神輿道具が入っています
こちらは大鳥(鳳凰)村神輿の轅を楔で固定
子供神輿に鳳凰をさし轅を楔で固定
村神輿は捩り掛けの為馬から台へ移動
屋根紋を保護するため晒で覆い鳳凰を
露盤へ差し込む飾紐の入った木箱を運び
鳳凰の足元から紐を巻いていく
宮神輿も捩り掛け子供神輿は紙垂を取り付ける
飾紐は露盤から四隅の蕨手へ
子供神輿に蕨手を取り付ける10時15分頃になると
会館へ移動し水分補給
10分ほど休憩を取ると再び神輿の飾り付けへ向かう
一方、会館では裏の物置から
角材を運び出し駐車場へ移動
どうやら山車を組むようです
最初は運転席側の柱を立てる
村神輿と子供神輿では紅白の捩り掛け
太い綱は飾りで実際は紅白の晒で締め付けます
山車の方は柱が6本建ち土台をビスで固定
軒桁もビスで固定していく
子供神輿の晒を撚っていく宮神輿では鈴の取り付け
村神輿では飾紐で晒を覆う小鳥を蕨手に差し込む
山車では屋根部に取り掛かる
村神輿では鈴を取り付ける
子供神輿にも鈴を付け親棒にトンボを固定し
脇棒を結び付ける村神輿には紙垂を付ける
高麗の山車も切り妻屋根になります
神輿の鳥居に榊を結び付ける
神輿の準備はほぼ終わり道具入れと
飾紐入れの木箱を神輿殿へしまう
作業を終えた保存会は宮神輿の応援へ
捩り掛けを終えた宮神輿を
担ぎ出し旋回して
正面を東側に向け社殿前におろす
保存会はお宮を離れて会館へ移動
山車の骨組みは終わり何故か鉄のパイプが登場
どうやらこのパイプに締太鼓をセットするようです
会館から高麗の電光パネルを運び出す
締太鼓用の鉄パイプは角材を斜めにして固定
中央と合わせて3箇所で固定これは何でしょうか?
ずいぶん長い椅子です荷台に載せる
屋根はすだれ葺きになります
軽いので作業がやり易そうです
光を程よく通します作業は途中ですが
12時を過ぎたので会館へ入ります
副会長の挨拶に続き乾杯の挨拶
皆で昼食をとります私も頂きました


宵宮準備・午後 (開始12:50、終了14:25)

  午後は夏季例大祭の宵宮でしか担がれない万燈神輿を中心に準備が進められる。高麗では毎年神輿の捩り掛け用の晒を新調しているため、使用済みの紅白の晒は山車の飾り付け等に再利用される。

40分程で昼休憩を終え午後の作業を開始
山車の柱に白い晒を巻いていく
こちらは昇降用の梯子神輿の捩り掛け用の晒が
毎年新調されるので使用済みの晒を再利用
ここで太鼓の音がすると長者町の山車が登場
2年前はこの山車に乗って私も一緒に高麗へ来ました
提灯と電光パネルを取り付け掲示板にも紅白の晒
山車の作業はほぼ終わり天井に吊革を結び付ける
一部のメンバーはお宮へ移動宮神輿には雨除けのビニール
紙垂が支給され神輿に付けるようです
村神輿と子供神輿の鳥居に取り付ける
会館では大太鼓を運び山車へ載せる
運転席側に寄せるこちらは電気の配線作業
奥から台車を移動し駐車場へ止める
どうやら高麗にはもう一基神輿があるようです
以前、文献で調べた万燈神輿のようです
山車に紅白の幕を取り付けるポリ容器を綺麗に洗浄
万燈神輿に輿棒を通す
会館の2階から提灯を運び出す
高麗の万燈神輿は宵宮でしか見られないレアな神輿です
神輿を台車からおろし楔で轅を固定
鳳凰を露盤へ差し込む
万燈神輿の晒も新品を使います
捩り掛けがスタート台車には紅白幕を回す
捩り掛けを終えると提灯の取り付け
山神輿保存会の提灯は四隅に取り付ける
提灯と鳳凰のライトをセット胴の内部にも照明を取り付け
万燈神輿の準備を終えると台車へ乗せ換える


御霊遷し (開始14:30)

  準備が終わると14時30分からは高來神社境内にて、神輿への御霊遷しが行われ、祭主である高來神社の宮司により神事が執り行われる。

準備を終えると会館を出発しお宮へ向かう
神輿殿まで来ると子供神輿を村神輿の方へ
寄せて馬の上におろす村神輿も台から中央へ移動
14時30分頃になると高來神社の宮司により
神事(御霊遷し)が執り行われる最初に修祓
村神輿と子供神輿山神輿保存会のメンバーを
お祓い続いて祝詞奏上
高麗の区長と保存会の会長が玉串拝礼
10分程で神事が終わり
保存会は神輿へ集まる子供神輿は会館へ移動
村神輿は神輿殿へ移動し
ギリギリまで社殿へ寄せると
角棒を敷いて平行に置き丸棒を
つっかえ棒で支えて向拝の柱に結び付け
前棒の支えにします神輿を神輿殿に収めると
会館へ戻り保存会会長の挨拶
乾杯をして山車の巡行までは待機時間になります
表の掲示板にはのし紙を貼る私のも貼ってもらえました


山車巡行(出発16:00、到着18:00)

  夜の宵宮渡御に先立ち、高麗の囃子の山車が国道1号を照ヶ崎付近まで巡行する。高麗では子供の数が多いため、3班に分かれて会館から照ヶ崎を3往復する。

山車では青年部がお囃子を演奏
締太鼓は横に4つ並びます
クラーボックスを山車に積み
子供たちが乗り込むと親御さん達に見送られ
太鼓を叩いて会館を出発
大磯地区を巡行しますこの間、保存会は自由時間
国道1号を巡行する山車2周目の巡行を終え
山車が会館へ到着
2班の子供たちが降り3班の子供たちが乗り込む
3周目は私も同行させて頂くことに
子供でも力強い演奏です吊革が役立ってます
会館を出発し道沿いに右折
十字路を直進しT字路で右折
花水川手前のバス通りを右折し花水橋交差点を右折
高麗交差点を直進し東海道本線を潜る
さらに大磯跨道橋を潜り長者町交差点を直進
山王町交差点を通過途中で南下町の山車とすれ違う
神明神社の前では神明町の子供たちが手を振ります
大磯郵便局を通過照ケ崎海岸入口の交差点で
左手の道に入り国道1号線に戻ると右折
照ケ崎海岸入口で右折し西湘バイパスを潜って
左折右手が式典会場です
再びパイパスを潜り平塚方面へ
国道134号を左折し大磯駅方面へ
大磯駅入口交差点で右折し
再び神明神社前を通過南下町の山車とすれ違う
長者町交差点を直進し大磯跨道橋
JR東海道本線を潜る高來神社を通過し
花水橋交差点を左折直ぐに左折し
突き当りを左折子供神輿が置かれています
行きと同じ道を通り会館へ到着
3周目の巡行を終え山車を降ります


宵宮渡御

  高麗地区では宵宮に万燈神輿の渡御が行われ、春季例大祭で渡御しないコースを回る。

●高來神社 (出発19:00)
  万燈神輿は高來神社の二の鳥居前を19時にお発ちし、国道1号を渡ってJR東海道本線の北側を渡御する。

18時40分頃に保存会は外へ無人の山車が会館を出発し
万燈神輿も台車にのせたまま会館を出発
慶覚院を通過し二の鳥居前に到着
提灯の照明を点灯し胴内の照明も点灯
鳥居前に集合し記念撮影
子供たちは国道の方へ移動お発ち前に
区長の挨拶があり保存会会長の一本締め
神輿を担ぎ上げ宵宮渡御が始まります

  このあとは宵宮渡御を参照。


●高麗区民会館 (到着21:05)
  宵宮渡御を終えた万燈神輿は子供神輿と囃子の山車と合流して、最終地点となる区民会館を目指す。宵宮渡御が終わると万燈神輿の飾り付けを外し、お宮の倉庫へしまうと、会館で直会が開かれる。

最後尾の山車先頭の子供神輿
万燈神輿は間に入る子供神輿が会館に到着
万燈神輿も会館に到着し玄関前を通過
左折して駐車場へ入り台車の上におろす
山車は正面の駐車場へ入る宵宮渡御が終わると
休む間もなく後片付け子供神輿は大人が抱えて
お宮へ移動照明が無いので
境内は真っ暗です子供神輿を高欄へ置く
万燈神輿は飾りを外し楔を外し
輿棒を抜いてお宮へ移動
もう片方も抜いて倉庫へ入れる
神輿の本体は台車へ載せたまま移動し
倉庫前で台車からおろす抜いた台車は会館へ移動
本体を倉庫へ収め鍵を閉めると
後片付けは終わり保存会は会館へ
会長の挨拶で乾杯し直会が始まる
直会は20分程で終わり区長の挨拶で締めの一本締め
宵宮は22時頃に解散し明日は早朝5時に集合です

大祭準備 (集合5:00)

  ここからは平成29年(2017年)7月16日(日)に行われた高來神社の夏季例大祭当日の様子を紹介する。例大祭当日は祭事が早朝5時30分から行われるため、山神輿保存会は5時に会館へ集合となる。会館内では朝食の準備が行われ、山車では囃子の締め太鼓をセットする。

5時前に会館へやってきました調理場では既に朝食の準備中
会館から締太鼓を運び出し
山車の方へ移動山車へのせ
L字の金属棒で枠へ取り付ける
時刻は5時5分長者町が挨拶に来ました
5時30分の祭事に向けてメンバーが集まってきます
5時15分頃になると保存会はお宮へ移動
5時半式典は異例の早さです
境内には各町内の担ぎ手が村神輿は向拝柱の丸太を外す
高欄から子供神輿をおろし馬の上へ
向拝下の村神輿を徐々に
引き出し肩を入れて
境内へ馬の上におろす


祭事斎行 (開始5:30)

  5時半からは高麗の代表者も出席し、社殿内で祭事が斎行される。祭事が終了すると境内では襷の受け渡しが行われる。

代表者が社殿へ上がり5時30分から祭事が始まる
保存会は村神輿周辺で待機宮神輿の修祓
続いて参列者をお祓い
宮神輿の御霊入れ15分程で祭事が終了し
大磯神輿連合會の司会進行氏子総代会会長の挨拶
大磯町長の挨拶続いて
襷の受け渡しお世話になった長友會の会長
山神輿保存会の会長式典が終わると御神酒を配り
乾杯村神輿の轅に跨る


高來神社出御 (出発6:00)

  6時になると宮神輿と村神輿で同時に一本締めが行われ、宮神輿→村神輿の順番でお宮をお発ちする。

宮神輿と同時に一本締め6時丁度に花火が打ち上がる
宮神輿からお発ちお宮の山車には
高麗の囃子方が乗り込む触れ太鼓がお宮を出発
続いてお宮の山車がお宮を出発
村神輿に肩を入れ担ぎ上げると
右に旋回し社殿側へ移動
左折して階段を降り
参道を練り歩く猿田彦?がほら貝を吹きます
前を練り歩く宮神輿高麗の村神輿は
2箇所目の階段をおり参道を進んで行く
お宮の山車は二の鳥居横で囃子を演奏
宮神輿が鳥居を通過村神輿は速度を調整しながら
二の鳥居を通過お宮の山車が出発し
宮神輿と村神輿の間に入る
お宮の山車には渡御する町内の囃子方が乗ります
お宮の山車に先導され村神輿が
幟と一の鳥居を通過し
国道1号前で台車へのせる右手には高麗の山車が待機

  このあとは神輿渡御を参照。



村神輿還御 (到着14:30)

  大磯港の式典会場から戻って来た村神輿は途中で子供神輿と合流し、子供神輿→村神輿の順で宮入りする。

5分程休憩をとると村神輿は台車にのせたまま
鳥居を潜らずに慶覚院の横を通ってお宮へ向かう
続いて子供神輿が担がれるとそのまま直進し
二の鳥居を潜って参道を進んで行く
高麗の関係者しかいないので大変静かです
階段の先には先回りした村神輿が待機
子供神輿は一つ目の階段を上がり村神輿の前を通過
二つ目の階段を上がって境内へ
右折して神輿殿へ向かい馬の上におろす
子供神輿が宮付けされると村神輿を移動
これから村神輿の宮入り渡御が始まります
轅に肩を入れ村神輿を担ぎ上げると
参道に入り階段を昇っていく
境内に上がると社殿前に向かい
最後の力を振り絞り神輿を揉むと
会長の合図で馬を入れる
無事に宮付けされると三本締め
山神輿保存会は休む間もなく神輿の片付けに入ります


神輿片付け (開始14:35)

  神輿が無事に宮付けされると、村神輿と子供神輿の飾り付けが外され、神輿は神輿殿へ納められる。神輿の片付け後は会館で直会が開かれる。

神輿殿から台を移動子供神輿も片付け開始
飾紐の箱を取り出し社殿の方へ運んでいく
村神輿を馬から台へ移動子供神輿の捩りを解く
村神輿も捩りを解き屋根紋に傷防止の晒を被せる
鳳凰を露盤から抜き飾綱を
木の箱へ巻きながら収納していく
村神輿を台から馬へ戻し台は神輿殿へ移動
子供神輿は楔を取って箱台輪の棒穴から
輿棒を抜き倉庫へ運んでいく
子供神輿はそのまま抱えて高欄へ載せ
神輿殿の中へしまいます
飾紐の箱は重そうですこちらも神輿殿の中へ
輿棒を抱えて村神輿を神輿殿へ移動
社殿前で台の上へ一旦おろす馬は裏の収納庫へ
村神輿から台を抜き轅を抱えて
向拝の下へ神輿を入れると
轅を抜いて倉庫へ移動
社殿内に収め格子状のパネルで
覆うと扉を閉めて
神輿殿を離れる倉庫の鍵も閉めます
会館へ戻ってきました駐車場には山車が停車
会館内で直会が開かれます


長者町

●町内渡御 (出発16:30)
  夕方からは付き合いのある長者町へ神輿担ぎの応援へ向かう。応援へ行く担ぎ手は囃子の山車に乗って長者町の老人憩の家へ移動し、最初に長者町の町内渡御に参加する。神輿の応援の間、囃子の山車は子供達を乗せて、宵宮と同様に囃子を演奏しながら国道1号を巡行する。

16時になると応援組は会館を出て
駐車場に止めてある山車へ乗り込む
狭いですが太鼓を叩きながら
会館を出発遠回りですが
山車のトラックが大きいので毎回裏から国道へ出ています
花水橋交差点を右折し高来神社入口交差点を直進
付き合いのある長者町へ向かう
山王町交差点を左折し長者町に到着すると
満員山車を下車
敷地には長者町の神輿大磯町立長者町老人憩の家
高麗の山車は長者町を出発巡行に向かいます
16時半頃になると一本締めて高麗は後ろで肩を入れる
神輿を担ぎ上げると長者町の町内渡御へ出発
2年前の長者町の取材に続いて2回目の同行になります
長者町の山車が後に続く巡行中の南下町の山車
相模湾の方向へ練り歩く神輿
暫く南下すると
途中で右折し直ぐにT字路で右折
細い道を北上すると仲よし公園の手前で
神輿を地面へおろし10分ほど休憩をとる
休憩を終えると再び神輿を担ぎ上げ
公園前を右折し十字路で左折
甚句を交えながら練り歩き会館へ戻ってきました
十字路で右折し肩を入れ替えて道祖神側へ
再び肩を入れ替えてこれから芯出しが始まります
馬に上がる長友會の会長甚句を入れて
神輿を揉みながら前後に移動
10分近く芯出しを繰り返すと
会長の拍子木で輿をおろし
17時10分に三本締めて休憩をとる

●宮神輿渡御 (出発18:35)
  長者町の町内渡御が終わると日本端子へ移動し、今度は宮神輿の渡御に参加する。長者町では宮神輿を終始担いで渡御するため、高麗以外にも多くの担ぎ手が応援に駆け付ける。

17時25分になると触れ太鼓と宮神輿が会館横を通過
後方の高來神社の山車には山王町の子供達が演奏
高麗の山神輿保存会は神輿の移動を手伝い
宮神輿の渡御に向けて日本端子へ向かう
宮神輿は今頃東町を回っています
長者町の山車は発表演奏の為日本端子に到着
山神輿保存会は門の前で宮神輿を待つ
18時15分から長者町が恒例の発表演奏
会計さんが自転車で到着こちらも恒例の
ガリガリ君を配り宮神輿を待ちます
長者町には多くの観客が集まり相変わらずレベルが高いです
18時25分頃になると触れ太鼓と
宮神輿が日本端子前に到着
後方には東町の神輿と山車がトラックの荷台から
宮神輿をおろし一本締めて
神輿を担ぎ上げ日本端子前をお発ち
長者町では山王町から受け渡された宮神輿を
神酒所である会館まで終始担いで渡御します
2台の山車は後方に続くほーらきたー♪
会館前のT字路で左折し
十字路を利用して引き返す
再びT字路へ戻ってきました会館の2階では
長者町の迎え太鼓宮神輿が会館を通過
十字路を右折し道沿いに左折
突き当りのT字路で右折し奥で引き返す
宮神輿の渡御はまだ続きますが山神輿保存会は途中で抜け
国道1号へ移動山王町交差点を横断
旧東海道まで来ると国道の巡行を終えた
高麗の山車が待機高麗タクシーに乗り込み
山王町を出発国道1号に出て左折
宮神輿の宮入り渡御に向けて高來神社へ移動します
山車を途中で止め山車をおりると
囃子を演奏しながら山車が出発
保存会は歩いて移動し一の鳥居前に到着


宮神輿還御 (到着20:30)

  長者町の渡御を終えた宮神輿はトラックで高來神社の一の鳥居前まで移動し、ここから宮入りまでは再び担いでの渡御となる。神輿を先導する高張提灯は高麗の担当で、各町内の弓張提灯と共に社殿前まで宮神輿を先導していく。

時刻は19時47分高張提灯は高麗の担当です
触れ太鼓が先に到着各町内の担ぎ手が集まる
20時05分頃に宮神輿が到着しバックで
一の鳥居前へとめると荷台から神輿を引き出し
馬の上におろして一本締め
いよいよ宮入り渡御が始まります
提灯が神輿を先導二の鳥居横では
長者町と高麗が迎えの囃子を演奏
宮神輿は二の鳥居を潜り参道を
練り歩く階段を
2箇所乗り越えるといよいよ境内へ
宮神輿は社殿へ向かい甚句を交えて
5分程揉むと拍子木の合図で
神輿をおろし三本締め
無事に宮付けされると高麗は会館へ戻り
会長の挨拶で21時頃から最後の直会
22時15分になると副会長の挨拶最後に全員で起立し
三本締めで直会終了
後片付けをして22時半に解散高麗の皆様お疲れ様でした

  宮神輿が宮付けされると保存会は会館へ移動し、最後の直会が開かれる。翌日の7月17日(月)は朝8時から山車の取り壊し、17時からは幟返しが行われ、1週間後の7月23日(日)の18時から会館にて慰労会が開かれた。

慰労会に参加させて頂きました撮影した写真の上映会




平成29年(2017年) 夏季例大祭 高麗地区予定表
月/日時刻行事
6/25(日)17:00〜宮神輿担ぎ出し
18:00〜懇親会
7/8(土)13:00〜幟建て
7/9(日)9:00〜神輿磨き、注連縄張り
7/15(土)9:00〜山車作り、神輿飾り、山車巡行、宵宮渡御
7/16(日)5:00〜例大祭
7/17(月)8:00〜山車取り壊し
17:00〜幟返し
7/23(日)18:00〜慰労会


平成29年(2017年)7月16日(日) 神輿渡御時間割
町内名/場所受渡場所/行事  (◎神酒所)時刻
高來神社祭事斎行5:30
神社神輿出御6:00
高麗鳥居前6:20
曽根田邸前 ◎6:25
山王町化粧坂7:00
榎木前 ◎8:30
神明町三沢橋8:45
北下町道祖神社9:00
浅間神社 ◎9:45
南下町月貫 (南下番)10:05
熊野神社 ◎10:20
芦川酒店前 木遣奉納10:25
照ヶ崎134号線横断開始10:55
134号線横断終了11:50
大磯港式典会場式典斎行12:00
神社神輿出御13:30
茶屋町馬返し14:00
裡堂大井戸14:20
白山神社 ◎14:35
茶屋町さざれ石福祉会館前 ◎14:55
南本町南本町会館前 ◎15:15
北本町穐葉神社 ◎15:50
神明町神明神社 ◎16:20
山王町三沢橋16:40
日枝神社17:30
東町長岡建設前17:45
福祉会館 ◎18:15
長者町日本端子前18:40
長者町老人憩の家 ◎19:40
高來神社鳥居前20:00
神社神輿還御20:20

  ※時刻は予定されたもので、状況によって前後する。



               



戻る(大磯)