久保くぼいずみ

御嶽神社

  「御嶽神社」は青梅市御嶽山に祀られる武蔵御岳神社を本社とし、久保・泉地区の氏子で祀っている。『愛甲郡制誌』によると当社は上荻野久保にあり、祭神を「日本武尊」としている。また、『神社明細帳』によれば毎年氏子中より2名ずつ代参として武州御嶽神社に(一泊)参拝(正式参拝)し、全氏子数の御神札を拝戴して当社にて祭儀を行いつつ、今日に至っているとある。
  現在の社殿は昭和35年(1960年)4月8日に建立され、「御嶽山」の木造額が掲げられている。社殿前の左右には狛犬ならぬ「オオカミ」が鎮座しており、これは大正14年(1925年)に建立し、昭和36年(1961年)に改修した。オオカミの口の部分が欠けているのは、ここに塩を上げる信者がいたからだという。今でも代表者が武州御嶽神社に参拝し、大口真神(おおぐちのまがみ)などのお札を求め、氏子に配布している。

御嶽神社鳥居
鳥居石碑
石階段社殿
社額神額(御嶽山)
狛犬狛犬

  

太鼓

  



神輿

  



例大祭

  


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