三田さんだ

神社の紹介

  江戸時代に清源院は二度の火災に遭って伽藍が焼失したため、守護神として可睡斉(静岡県)から秋葉神社を勧請したという。
  神社の本殿は5社合殿社で、この5社には@天照大神・春日大明神・住吉大明神、A天満大自在天神・稲荷大明神・八幡大菩薩、B三尺坊権現像、C北斗妙見大菩薩・白山宮・山王宮、D八大龍王が祀られている。

2008.6.292008.6.29


例大祭

  清源院三門前にある秋葉神社で行われる。10月18日が当たり日であるが、最近はその頃の土曜日か日曜日に行う。中三田では鎮守八幡神社とこの秋葉神社の祭りが大きい祭りという。
  幟立てと余興の舞台は前日までに準備する。大祭当日は9時頃から境内と社殿を清掃し、幕や提灯の準備を行う。式の準備は12時30分頃から行い、祭壇の供物や灯明・太鼓・ケイス・経文等を拝殿に準備する。祭壇に上げる供物のうち、お赤飯と煮〆は総代の4家が順番で用意する。清源院では各家に配る秋葉神社のお札と供物を準備する。清源院で供える供物は5品で、朱塗りの器に盛って三方に載せてあげる。
  13時になると来賓と総代4家、余興の主体の青壮年会の代表数人が参列して式を行う。清源院住職が太鼓・鐘を叩いてお経をあげる。19時30分から余興が行われ、地元の青壮年会が主催し、有志による太鼓や舞踏などが行われる。余興の時には地区の代表者も集まり、祭壇に供えていた秋葉神社のお札をまとめて受け取り各家に配る。昔は芝居を買ったりした。
  露天商は清源院の三門前の通りに7〜8軒ほど出店する。

太鼓

  

神輿

  


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