下大曲しもおおまがり

下大曲神社

  天保12年(1841年)完成の『新編相模国風土記稿』では大曲と下大曲の両村は一村として扱われ、上の「十二天社」と下の「八幡社」・「山王社」がみえ、旧八幡社の祭礼は9月29日とある。山王社の創建年代は詳らかではないが、八幡社は享保年間(1716〜1736年)に大岡越前守が勧請した社であり、昔より両社を下大曲地区の氏神として奉斎した。なお、『風土記稿』に記載されている八幡社の安永9年(1780年)鋳造の鐘については、太平洋戦争の時に国へ供出して現存しない。
  明治維新の際に八幡社を「八幡宮」、山王社を「日吉神社」と改称した。明治42年(1909年)の神社合祀で両社は田端の貴船大神へ合祀したが、大正14年(1925年)9月6日に貴船大神から還座して社名を「下大曲神社」となった。下大曲神社の祭神は「大山咋命(おおやまくいのみこと)」と「応神天皇(おうじんてんのう)」を祀る。

2008.6.72008.6.7
社殿
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境内

太鼓

  



神輿

  



例祭

  9月6日


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