平塚八幡宮例大祭ひらつかはちまんぐうれいたいさい
(二十四軒町若宮囃子太鼓保存会編)

練習

  囃子の練習は休日を利用して、平塚市立大原公民館の音楽室で行われる。公民館は3階建てであるが、2階部分は隣接する大原小学校となっているので、授業が無く施設が開いている場合のみ公民館として利用できる。

練習場所は平塚市立大原公民館
大原小学校の音楽室を使います
子供達に太鼓の指導腕は大きく上げます
今度の大祭が本番です


準備

  若宮囃子太鼓保存会は平塚八幡宮の宵宮に参加するため、太鼓の準備を昼過ぎから行った。

準備は副会長宅で行われる
バチを並べてテープを切り揃える
胴の内側に付いた蝋を掃除機で吸い取る
革の上に胴を置き念入りに蝋を塗る
革にも蝋を塗りカスは掃除機で吸い取る
革を胴の上に置きボルトを通していく
バチに先ほどのテープを巻く折れても顔に飛んできません
ボルトにナットをつけボルトの突出しを均等に揃える
ある程度締めたら縦置きにする私も手伝いました
こちらは組み付け初挑戦無事に形になりました
仕上げはハンマーで叩きます
準備が終わると太鼓を外に出して車に載せる
太鼓の台も載せて八幡宮へ向けて出発


宵宮

  平塚八幡宮の社殿では17時30分より宵宮祭が執り行われるため、若宮囃子太鼓保存会は17時から30分間、八幡囃子太鼓保存会と一緒に境内で太鼓を演奏する。18時からは境内にあるつるみね幼稚園の盆踊りが始まり、17時半に踊りが終わると15分という短い時間ではあるが、二十四軒町と八幡は再び太鼓を叩く。

車は駐車場から奥へ進む先に到着した八幡の山車
神楽殿前に着いて荷物を降ろす
車を移動させ太鼓と台を降ろす
八幡は山車から太鼓と台を降ろし
二十四軒と挨拶を交わす宮司も挨拶に訪れる
太鼓を台へ載せ境内の北側へ移動
横一列に並ぶと二十四軒町からぶっこみ
屋台を演奏笛も入ります
3分ほど演奏して一旦止め笛のソロから
組曲形式の演奏を披露演奏を終えると
今度は八幡がぶっこみ囃子を披露
続いて二十四軒町がぶっこみ屋台を演奏
八幡もぶっこみこちらも屋台を演奏
3カラによるセリ太鼓が始まる
17時20分になると神輿の移動が始まる
神輿殿を出て社殿前へ
17時30分になると太鼓を止め社殿で式典が始まる
神輿は参道へ置き持ち上げると
忌竹内にあった馬を入れ輿をおろす
テント下では調理が始まりメニューを貼り出す
神輿では絹垣の準備反対側のテントも売り出し開始
焼ソバを試食します境内に人が集り始める
今日はつるみね幼稚園の盆踊りがあります
あっというまに境内は一杯に子供達は受付でジュースを貰う
17時55分から5分間御霊遷しが行われる
神輿を馬からおろし台車へ載せると
社殿から離れ忌竹の注連縄を一辺外す
18時5分に式典が終了神輿を忌竹内へ納める
出席者は社殿前で記念撮影直会の会場へ向う
幼稚園では盆踊りが始まるテント下では直会が始まる
山車の周りで踊る園児達18時45分になると
神輿が社殿前を出発鳥居を通過し
手水舎前で肩を入れ替える
鳥居を通過し社殿前へ戻ると
忌竹内へ神輿を納め馬の上に輿をおろす
幼稚園の盆踊りは19時30分頃に終わり
二十四軒町と八幡が再び競り合い
19時50分から今度は大人の盆踊りが始まる
20時10分に盆踊りが終わり境内では
再び太鼓の競り合い
模擬店が終了し20時30分頃に
太鼓も終了挨拶を済ませ
八幡が先に八幡宮を出発二十四軒町も太鼓を車に積み
二十四軒町に戻ります明日はいよいよ大祭当日

  19時50分から20時10分に大人の盆踊りが行われ、盆踊り後も20時30分まで囃子を演奏して解散となった。



平成25年(2013年)例大祭日程
行事場所時刻
14
宵宮祭平塚八幡宮17:30
ぼんおどり18:00
15
例大祭平塚八幡宮11:00
発御祭14:00
浜祭典扇の松海岸15:30
御旅所祭八幡八坂神社16:30
神幸祭見附台18:00
ぼんおどり平塚八幡宮18:00
還御祭19:30
16
若宮社例祭平塚八幡宮13:00
歩射神事14:00

  例年では平塚八幡宮の例大祭は早朝5時に式典を行い、年番の地区で神輿を担ぎ、それ以外の2地区に関しては神輿をトラックへ載せて巡行していた。今年度からは年番以外の2地区のトラック巡行がなくなったことから、例大祭の時間が短縮されて11時に祭典が始まる。但し、昨年の宮入りは18時だったのが、今年度は20時と2時間ずらしたスケジュールとなっている。



その他の行事

●平成25年(2013年)8月15日・・・二十四軒町夏祭り
●平成26年(2014年)8月16日・・・若宮社例大祭
●平成29年(2017年)5月3,5日・・・国府祭

例大祭

  若宮囃子太鼓保存会は見附台で行われる神幸祭(18時開始)から平塚八幡宮の例大祭に参加し、神輿の先導役として平塚八幡宮まで同行する。平成25年(2013年)は八幡の山車が先頭で、その次に二十四軒町と見附町の順で続き、八幡宮の神輿を挟んで最後尾が馬入の山車であった。

○二十四軒町(出発18:05)
  昼間は二十四軒町の町内祭りが行われるため、太鼓の準備は神幸祭の直前となり、山車に設置されていた町内の太鼓と保存会の太鼓を入れ替えてから、山車に乗って神幸祭が行われる見附台へ向う。

町内祭りが終わると八幡宮の例大祭に向けて最後の仕上げ
山車では町内の太鼓を外し正面に提灯を掛ける
仕上がった締太鼓をセット大太鼓も固定する
太鼓のセッティングが終わると毛布を掛け
自治会館を出発副会長宅前で停車し
保存会の会員が山車に乗り副会長宅を出発
左折して平塚伊勢原線に出て交差点を右折
市民センターの西側広場では八幡宮の神幸祭が執行

○見附台(出発18:35)
  神幸祭が終わると神輿の出発に合わせて、若宮囃子太鼓保存会の山車は他の地区の山車と共に出発し、旧東海道を東へ向って進んでいく。

市民センターの手前で山車は左折
突き当りのT字路で右折し来た道を引き返すと
市民センター側に停車神輿前では浦安の舞
出発まであと15分です
二十四軒町の山車では発電機で提灯に明かりをつける
見附町も提灯を点灯し出発の準備
神幸祭は18時30分に終わり神輿に担ぎ手が集る
前方の八幡と後方の馬入も準備が整い
神輿がお発ちすると二十四軒町も出発
ぶっこみから屋台へ見附町も太鼓を叩く
見附町の山車を追い越し旧東海道を左折
広場を出る八幡宮神輿八幡の後ろにつく二十四軒町
見附町が出るまで神輿は待機市民センター前を進み
歩道橋を潜って十字路の交差点を通過
二十四軒町は笛も入ります
太鼓を打ち鳴らし市民プラザ前の交差点を直進
交差点を渡ると神輿が渡るまで暫く待機

○大門通り入口(通過19:05)
  一行は湘南スターモール商店街の途中で左折し、大門通りを北へ直進して平塚八幡宮へ向う。

神輿を待つ間見附町の太鼓を見学
博物館の学芸員の方も参加こちらも笛が入ります
一行は旧東海道沿いに延びる湘南スターモール商店街を東へ
まちかど広場の交差点を通過後に続く神輿の行列
今年から神輿渡御の間は車両通行止めになりました
もう一ヶ所交差点を通過すると
大門通り入口を左折
直進して大門通りを抜けると
国道1号に出て左折
八幡宮の前を西に進み八幡の山車が先にUターン
二十四軒町も八幡宮前でUターン右手には見附町の山車も続く
鳥居前まで来ると八幡から歩道側に寄せ
二十四軒町もその後ろで停車入口を開けて見附町も停車
入口で太鼓を叩く八幡の子供達3基の山車は前進して並び
神輿の宮入を待ちます行列の先頭が姿を見せ
車を止めて国道1号を横断
鳥居を潜って社殿へ向う行列は一旦途切れ
再び車を止めるといよいよ神輿が
国道1号を横断
神輿の宮入りに合わせて宮昇殿を演奏する二十四軒町
宮入り時は参拝客が多く盛り上がります

平塚八幡宮(宮入19:30)
  神輿が正面の鳥居から宮入りすると、見附町を除く3地区の山車は東側にある鳥居から境内へ入り、車お祓い所で山車を止める。

神輿の後方にいた馬入が八幡宮前の交差点でUターン
神輿は鳥居を通過し社殿へ力強く屋台を演奏する八幡
二十四軒町も屋台に入るお宮を離れ帰路に着く見附町
八幡と二十四軒町は前進左折して
東側にある鳥居から車お祓所へ入っていく
後方の馬入も左折して境内へ
境内に入っても太鼓を叩く二十四軒町
ここで馬入にアクシデントがバッテリーが上がり
3地区が協力して車を押し二十四軒町の隣へ移動
神輿は無事に宮付けし三本締めで
御霊遷しへ馬入の山車ではジャンピングスタート
初めて見る祇園囃子の山車二十四軒町はしばしの休憩
八幡は一足先に八幡宮を出発
二十四軒町は再び太鼓を叩く八坂神社へ向う八幡
今年は競りは行われず馬入も
お宮を出発し神明神社へ向います
お客さんを交えて最後の演奏

○二十四軒町(到着20:30)
  神輿が宮付けした後に囃子を10分程演奏し、その後は太鼓を叩きながら平塚八幡宮を出発して二十四軒町にある自治会館へ戻っていく。

出発の準備を整え20時15分頃に
八幡宮を出発国道1号を出て左折し
宮の前交差点で右折
更に右折して二十四軒町に向います
20時30分に自治会館に到着山車から降り
太鼓を外して会館内へ運ぶ
山車の発電機を切り自治会館を出発
保存会のメンバーは三本締め自治会館で軽く直会
明日は若宮社の例大祭保存会の皆さんお疲れ様でした


                    


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