町内巡行ちょうないじゅんこう
(清水庭編・前半)

@山北駅北口(到着12:10、出発13:10)

  詰所を出発した清水庭の花車は9庭の中で最初に山北駅北口に到着し、12時35分までに6庭の花車と3庭の神輿、そして宮下庭のトラック屋台1基が山北駅に集合する。全ての庭が揃うと各庭の代表者が山北町観光協会の建物近くに設置された祭壇に集合し、寒田神社の宮司を祭主として神事が執り行われる。一方、花車の前では茣蓙を敷いて7庭の小太鼓計15個を茣蓙の上に並べ、清水庭の大太鼓1個を中央に配置すると、笛と鉦を入れて12時50分から5分間の合同太鼓を行う。
  祭壇での神事を終えると各庭の花車と神輿、そして宮下のトラック屋台を西側から順番にお祓いし、町内巡行に向けて西側から順番に山北駅を出発する。

清水庭の詰所を出発した花車は鶴野観音堂を通過
山北駅入口交差点を左折し南へ進むと
駅前大通りに出て山北駅の北口に
一番手で到着180度旋回し
線路側に花車を寄せロープをまとめる
続いて西側から池田庭の花車が二番手で到着
180度旋回清水庭は天井が降ります
池田庭は清水と離れた位置池田は囃子に笛が入ります
三番手は東側から宮下庭のトラック屋台と子供神輿
西側から四番手の杉ノ木庭小神輿が暴れます
宮下は東側の端へ止める杉ノ木は小神輿を馬の上へ
宮下の子供神輿は清水庭の正面で専用の台車へ置きます
5番目は清水庭と同じく駅の北側から
鶴野・田中庭の花車が到着駅前で反転して
清水庭の西隣に付ける六番手は西側から
萩原庭の花車池田庭の西隣へ
花車は4基揃い残る花車は2基です
七番手は西側から馬場・田中庭の花車
池田庭の東隣へそして東から最後の花車となる
宮万庭が八番手で到着駅前大通りで方向転換
最後の9番目は梶山庭宮万は宮下と清水の間へ
山北の神輿はよく暴れます賽銭箱は竹棒で担ぎます
梶山の中神輿を中央におろし全9庭が駅前に集合しました
12時35分になると茣蓙を横長に並べ
各庭の小太鼓を並べて行く大太鼓は清水庭の物を使用
山北町観光協会の付近では祭壇前で神事が始まる
7庭の計15個の小太鼓と清水庭の1個の大太鼓が並ぶ
寒田神社の宮司を祭主とし祭壇では玉串拝礼
路線バスは富士急湘南バス玉串奉奠を終えると
各庭の世話人代表と宮司が花車の方へ移動
12時50分に連合自治会長の紹介で当番の宮万が挨拶
囃子の合同太鼓が始まる物凄い数の観客です
寒田神社の宮司は東側から各庭の神輿と花車を
順番に御祓いしていく宮下の子供神輿をお祓い
小田原囃子もそうですが太鼓を沢山並べるのも特徴デス
清水庭の花車の修祓花車の内部もお祓い
続いて宮万の花車の修祓最後に宮下のトラック屋台も修祓
笛・鉦・大太鼓は中央で演奏12時55分に5分の演奏を終え
各庭の太鼓を花車へ移動し茣蓙を畳みます
清水庭が囃子を演奏いよいよ巡行が始まります
最初に杉ノ木の小神輿と梶山の中神輿が出発
続いて宮下のトラック屋台と子供神輿がお発ち
神輿の後は花車の番です萩原が一番手でお立ち
続いて二番手は池田庭巡行は毎年経路が逆になり
平成31年は東回りになります三番手は馬場・田中
四番手は鶴野・田中西側の奥から順番に出発
そして清水庭は五番手で出発駅前と巡行の並び順は
毎年固定です最後は宮万が出発
デイリーヤマザキを通過駅前大通りを東へ進んで行く


AJAかながわ西湘山北支店 (到着13:30、出発13:55)

  山北駅を出発した一行はJAかながわ西湘山北支店で最初の休憩を取り、西隣にある高齢者施設のバーデンライフ山北では宮下庭を除いた6庭の太鼓を並べて5分間の合同太鼓が行われる。

清水はサンライズやまきたを通過清水庭の氏子区域に入ります
早速天井の出番が来ます三喜屋肉店を通過
花車から伸びる4本のロープは体に巻き付けて速度調整
庭廻りの休憩場所であった五十嵐酒店を通過
この先に待ち受ける難所電線除けは見応えがあります
見事な連携で乗り越え盛り上がる清水庭
直進して県道74号を横断し別の庭のテリトリーに入る
東に進む花車池田庭から笛の応援です
柑橘果工マルエス倉庫を通過休憩場所まであと少し
山北郵便局おおり医院を通過
曳く時に掛け声等はありませんバーデンライフ山北を通過すると
清水庭は13時30分に停車前方右手がJA神奈川西湘山北
最後尾の宮万も到着し各庭は休憩を取る
清水庭は花車から太鼓を運びバーデンライフ山北の敷地内へ
休憩場所ではジュースとお菓子が配られる
バーデンライフ山北でも茣蓙を敷き太鼓を並べる
太鼓の台にも使われるテコ棒13時40分から合同太鼓を開始
駅前よりは少ないですが11個の締太鼓と1個の大太鼓が並ぶ
施設の方も喜んでいます5分間の演奏を終え
太鼓を撤収出発に向け各庭の花車へ移動
清水庭は天井が梯子で上がり太鼓を積んで
13時55分に出発JA神奈川西湘山北支店を通過
このあとは室生神社を目指します

B室生神社 (到着14:35、出発14:55)

  JAかながわ西湘山北支店を出発した一行は、県道76号(山北藤野線)に出たところで西へ折り返し、ここが巡行の最東端となる。その後は岸入口交差点で県道74号(小田原山北線)に入って室生神社を目指すが、県道74号と御殿場線の交差部そして万随坂と国道246号の交差部では、花車から花傘を抜かないと通り抜けられないため、一部の区間では花傘を抜いての巡行となる。

JAかながわ西湘エネルギーの山北SSで県道76号に突き当り
左折して西へ向かうここが巡行の最東端になります
最後尾の宮万も後に続く(有)原自動車商会
曹洞宗種徳禅寺富士急の堂山バス停
神奈川柑橘果工マルエス倉庫岸入口バス停を通過
岸入口交差点で左折して県道74号へ入る
ここは庭廻りで通りました清水庭の一つ前の
鶴野・田中の花車では停車して花傘を抜きます
清水庭も十字路を通過した所で花車を止める
御殿場線と国道246号を潜る為に花傘を外すようです
鶴野・田中の次は清水庭でも花傘を抜き
塩ビパイプで受け取り
花傘を倒して大傘から小傘を抜き取ります
天井はそのまま残り花傘を担いで移動
清水庭が再び動き出し御殿場線の線路へ向かう
後方ではロープで速度調整下り坂になっています
2.9mはギリギリの高さです花傘があると通れません
天井は身を伏せて線路を通過花傘だけでも結構ギリギリです
ここからは上り坂大鐘画房ローレルクリーニングを通過
奥は町立生涯学習センター上り坂で花車を押し
右折して県道74号を離れ左折してコスモス薬局を通過
Y字路で右折しここからは難所の“万随坂”
国道246号の手前で一旦止まり注意点を確認します
息を合わせて動き出す清水庭曳手を鼓舞するかのように
囃子のテンポが急激に上がり全く違う囃子に聞こえます
246号を抜けましたが上り坂は続きます
ようやく“ばんずいざか”を抜け道が平坦になりました
目の前のT字路では前方の鶴野・田中が一旦停車
清水庭も花車を止めここで待機します
鶴野・田中は大傘に小傘を差し込むと
花傘を天井に上げ再び取り付ける
鶴野・田中が動き出すと清水庭も花傘を上げ
天井から差し込み元の姿に戻りました
再び出発しT字路を左折お宮まで最後の直線です
株式会社佐藤組を通過し左手には室生神社
鶴野・田中が花車を止め清水庭は14時35分に
室生神社前に到着し鳥居の正面付近で停車
境内へ入ると各庭の名札が並べられ
蒟蒻のおでんが振る舞われる味噌味が美味しいです
3基の神輿は社殿前に境内正面に6基の花車が並ぶ
境内は9庭の氏子で賑わいます出発予定の14時50分になると
清水庭は花車に脚立を掛け2名の天井が乗り込む
最初は触れ太鼓に先導された杉ノ木庭の小神輿がお発ち
二番手は梶山庭の中神輿続いて宮下庭のトラック屋台と
子供神輿が出発し、花車は最後尾だった宮万庭から出発
続いて清水庭は14時55分に出発し、来た道を引き返す


C宮坂商店 (到着15:10、出発15:25)

  室生神社を出発した一行は再び花車から花傘を抜いて国道246号を潜り、休憩場所の宮坂商店(山北町役場周辺)に到着すると花傘を花車に差し直す。

西へ向かう花車は突き当りのT字路で
右折し少し進んだところで停車
ここで国道246号を潜るために花傘を抜き
大傘から小傘を抜いて再び動き出す
花車は万随坂に差し掛かり後方では4人でロープを引く
テコ棒を車軸に挟んで減速下りでは緩いテンポの昇殿から
一通りの曲を叩きます国道246号の下を通過
下り坂の方が神経を使いそうです
万随坂を過ぎると左折して
いちじま歯科医院を通過県道には出ずに
左折して山北町役場へ敷地には神輿が既に到着
奥に図書館があります清水庭は通りの途中で停車し
大傘に小傘を差し込み花傘を天井に戻します
後方の鶴野・田中も花傘をセット清水庭は梯子で天井がおりる
山北町役場の正面に宮坂商店があります
ここでは15分ほど休憩を取りチョコレートで疲労回復
休憩後は杉ノ木の小神輿と梶山の中神輿
宮下のトラック屋台と小神輿が出発
清水庭は天井が乗り込み宮万が出発すると
15時25分頃に出発次は樋口橋を目指します

  この後は町内巡行の後半へ。



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