沖小稲葉おきこいなば

神社の紹介

  「八坂神社」は「沖の天王様」ともいわれ、沖小稲葉で祀っている。神社は歌川近くの「一ッ橋」というところに祀られていたが、明治19年(1886年)頃に現在地へ移されたと伝える。

八坂神社鳥居
社殿
沖小稲葉集落センター
 


例大祭

  祭日は、古くは7月15日であったが4月2日に変更され、戦後中に4月13日となった。
  4月12日の宵宮は幟立ての日で村総出で幟を立てていたが、近年では立てなくなっている。13日は本祭りで祭典と神輿の渡御が行われる。かつて神楽の奉納が行われていたときは神輿の宮入りがすんでから神楽が始められたという。本祭りの翌日は幟返しといって、やはり村総出で幟をかたづけた。この後、ハチハライといって神社で直会が行われ、ゴック(御供)といって祭典のときに神前に供えたオソナエを氏子に分配する。オソナエは二重ね鏡餅で小さい方は神職に渡し、大きい方を氏子の戸数分に切って分ける。この御供の儀礼は伊勢原市の他の地区ではほとんど正月元旦の行事になっているが、大田地区では本祭りの行事に行われるのが特徴である。

太鼓

  「祭りつきあい」といって太鼓連の交流は「東沼目」・「西沼目」と平塚の「城所」であった。

神輿

  昔は村の若い衆が徹夜で祭りをやったようで、神輿が暴走して田圃の中へ突っ込んで稲を倒したりしたために、祭日を7月から4月に変えたのだという。
  神輿渡御の行列は太鼓を先頭にして神輿、神職・宮世話人の順で集落を一周するかたちになる。神輿は20人位で担ぎ、途中5ヵ所の辻に御旅所が設けられている。御旅所では神輿を安置して、祝詞をあげてから全員に御神酒が振舞われ、御神酒は6,7升必要という。神輿は午後2時頃に神社を出て、再び神社に帰ってくるのは夕方になる。


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