記念渡御
川前交友会四十周年
記念渡御について
南金目神社の氏子地区の一つである川前では神輿造営から10年毎に記念行事を行っており、令和元年(2019年)は40周年に当たる年で、5月26日(日)に記念渡御が行われた。ちなみに川前交友会40周年としているが、最初の1年は前身の青年会として活動しており、交友会としての39年と合わせて40年としている。 記念行事当日は観音橋付近の広場で式典が執り行われたのち、神輿が2時間ほど川前地区を渡御し、その後は直会が開かれて終了となる。
準備
●1週間前 (集合10:00)
40周年記念渡御の準備は1週間前の5月19日(日)の10時から行われ、神輿の捩り掛けや太鼓のステージ作りなどが行われる。
この日は午前10時から | 準備開始 |
稲穂飾りと | 紙垂の作成 |
こちらは何やら | 四角い木箱を作ってます |
提灯を運び出し | 神輿の四隅へ |
どうやら神輿の | 台車を作っているようです |
金目川の観音橋では | 紅白幕を天日干し |
台車に穴を開け | 車輪を取り付ける |
本職の大工さんなので | 完璧な仕上がりです |
観音橋正面では | 太鼓のステージ作り |
天日干しした | 紅白幕を回収 |
ステージは床の下地を入れ | 手摺も完備 |
トラックから | 合板をおろし |
逃げの加工を施し | 床を貼っていく |
神輿殿からは荷物を出し | 完成したばかりの |
台車を移動させ | さっそく神輿を載せます |
実際に神輿を外に出し | 移動の干渉確認 |
馬を使っていた時に比べ | 格段に楽になりました |
神輿を納め | 荷物をしまって |
シャッターを閉め | この日は16時に解散です |
●前日準備 (集合15:00)
前日の5月25日(土)の準備は祭場となる広場に設置する竹の鳥居と忌竹用の竹を取りに行き、竹の鳥居のみを設置する。
記念渡御の前日です | この日も川前会館に集合です |
クラーボックスに氷で | 飲み物を冷やす |
記念のタオルが届きました | 根下通りを奥へ進むと |
竹やぶで竹を切り倒し | 軽トラで運搬 |
こちらは明日の横断幕です | 竹は途中で降ろし |
剪定してから担いで運び | 駐車場へ置く |
南側の入口に2本用意し | 剪定して |
長さを整える | 東側には角棒を立てる |
先端に縄を結び付け | 立てて幅を確認 |
縄に紙垂を挿し | 竹の鳥居にします |
角棒にも縄を張る | 会館前には提灯枠を設置 |
室内では紅白の提灯を | 提灯枠に吊るす |
枠は2つあり | 川前の文字が並ぶ |
この日は20時30分頃に解散 | 明日はいよいよ本番です |
当日準備 (集合7:00)
当日の準備は朝7時から始まり、神輿を祭場へ移動し、提灯や紅白幕などの飾り付け、忌竹の設置などが行われる。
川前会館の雨戸を開け | 神輿殿のシャッターを開ける |
会館の2階では | 太鼓の準備 |
太鼓の台を運び出し | ステージへ移動 |
他にも荷物を運び | 会場へやって来ました |
軽トラで提灯を運ぶ | 常設の提灯枠です |
神輿殿から神輿を出し | 金目川沿いを移動 |
観音橋前で左折 | ステージでは提灯を設置 |
道沿いに右折し | 後ろ向きで |
会場入り | 正面を東へ向ける |
提灯枠に | 提灯を掛けて行く |
太鼓のステージには | 太鼓の台を設置 |
縄に紙垂を差し込む | 四十周年の幕を張る |
ステージを紅白幕で飾りつけ | 大きい提灯が掛けられる |
4本は忌竹になります | 笹を剪定 |
広場の中央に竿立を4個 | 正方形に設置 |
提灯枠の上部には | 横断幕の下地作り |
ステージが完成です | 会館では太鼓を毛布で包む |
時刻は8時なりました | 物置にも紅白幕 |
笹を整え | 根元で切断し |
長さを揃えます | 下地を拭き掃除 |
会館から馬を | 運んできました |
40周年の横断幕を | 下地へ貼っていく |
竹に注連縄を渡し | 4本同時に起こすと |
忌竹になりました | 竿立に固定する |
提灯枠が完成しました | 神輿の金具を磨きます |
会館からテーブルを運び | 会場へ移動 |
テーブルは直会で使われます | 屋根廻りの金物も磨きます |
神輿を忌竹内に納め | 轅を持ち上げて |
馬を入れると | 台車を抜き |
馬を台輪の下へ | スライドさせる |
忌竹を神輿に合わせて | 移動 |
抜いた台車は | 神輿殿へ移動 |
こちらの渡御用の台車は | 会館を出て |
根下通りを南へ向かう | 会館内では受付を設置 |
お返しの袋詰め作業 | こちらは司会進行の打ち合わせ |
太鼓をステージへ運び出す | 受付に続々と |
地元の方が訪れます | 私もご祝儀を渡しました |
お返しは記念のタオルです | 交通指導員も到着 |
神輿に榊を飾り付け | ステージに太鼓を設置 |
受付には付き合いのある | 神輿の団体が訪れる |
こちらは公所神輿保存会 | 御嶽会もやって来ました |
中原の日枝神社神輿保存会 | 9時半頃になると |
友好団体は | 会場へ移動 |
式典 (開始9:35)
祭場の準備が終わると三之宮の比々多神社の神職により神事が執り行われ、交友会の顧問や会長などが挨拶をする。その後は友好団体の紹介があり、乾杯が行われる。
比々多神社の神職が到着 | 神輿には祭壇が準備 |
会長と神主さんが挨拶 | 式典に向けてお神酒の準備 |
司会進行の打ち合わせ | 川前交友会は神輿前に整列し |
9時35分になると | 式典が始まる |
最初に神輿を修祓 | 続いて参列者をお祓い |
献饌 | 祝詞奏上 |
続いて玉串拝礼 | 川前交友会の会長から |
玉串を奉る | 続いて自治会長や |
各団体の | 代表者が |
順番に玉串奉奠 | この日は暑いですが |
絶好の担ぎ日和です | 最後に交友会の副会長 |
最後に撤饌で | 神事は終了 |
神事が終わると | 交友会の顧問の挨拶 |
市議会議員の黒部栄三氏 | 最後に川前交友会会長の挨拶 |
挨拶が終わると | 交友会は北側へ移動し |
友好団体の紹介 | 代表者が挨拶します |
交友会は | お神酒を配り |
副会長の挨拶で | 乾杯 |
神輿渡御 (出発10:05、到着11:40)
式典が終わると川前交友会の副会長の一本締めで祭場をお発ちし、川前地区を渡御して行く。渡御ルートは最初に根下通りを南へ進み、休憩を挟んで台車で川前会館まで戻ると、再び担いで観音橋を渡って観音橋入口交差点で引き返す。
式典が終わると | 神輿から祭壇を移動 |
神主さんは比々多神社へ帰社 | 副会長の一本締めで |
轅に肩を入れる | ヨノさんもスタンバイ |
神輿を担ぎ上げ | 甚句を入れる |
忌竹から神輿を出し | 旋回して南へ向くと |
竹の鳥居を抜けて | 会場をお発ち |
道沿いに左折して | 坂を上がると |
観音橋の手前を右折 | 金目川沿いを東へ進み |
川前会館で右折し | 根下通りへ入って行く |
神輿は相模屋(酒店)を通過し | 南へ練り歩く |
T字路を直進し | 道沿いを右カーブ |
株式会社創新工業を通過し | 西南方向へ進む |
ヨノさんも大活躍 | 途中で甚句を入れて |
神輿を揉む | 緑が見えてきました |
左手の天台宗金龍山 | 寂静寺を通過 |
しばらく進むと | 昨日の竹藪が見えてきました |
更に進むと | 三叉路を使って方向転換 |
来た道を引き返す | 先日取材した片岡の甚句 |
気温が上がってきました | またまた甚句が入ります |
竹藪前では台車がスタンバイ | ここで休憩を取るようです |
甚句を入れて | 神輿を揉み |
輿をおろす甚句で | 台車を入れる |
時刻は10時50分頃 | 担ぎ手は金目川方向へ移動し |
左手の坂道へ入り | 飲み物を貰います |
20分ほど休憩を取ると | 神輿を台車へ載せたまま |
休憩場所を出発 | 来た道を引き返し |
川前会館まで来ると | ここで神輿を担ぎ上げ |
再び担いでの渡御になります | 神輿は突き当りを左折 |
その先のステージでは | 太鼓がスタンバイ |
観音橋では車を止める | 金目川沿いを西へ |
太鼓の演奏が始まり | 神輿がやって来ました |
神輿は右折して | 観音橋へ |
担ぎ手が沢山集まりました | 観音橋を渡ると |
十字路を直進し | 金目観音堂を通過 |
ローソン横を通過し | 観音橋入口交差点へ入り |
180度 | 旋回 |
来た道を引き返していく | HAIR SALON 一心軒を通過 |
十字路を直進し | 観音橋に入ります |
安全の為にロープを張ります | 神輿は金目川を渡ると |
そのまま直進 | 会場では直会の準備 |
神輿は坂を下り | 道沿いに右カーブ |
竹の鳥居を潜り | 11時40分頃に会場入り |
神輿は奥へ進み | 正面を東側へ向けると |
後退して忌竹内へ | 甚句を入れて |
神輿を揉みます | 2番手は舞鯉會 |
3番手は片岡神社神輿保存会 | 勢いづく担ぎ手 |
土屋の熊野神社神輿保存会 | 南金目の名物です |
5番手は眞田交友会 | 殆ど取材をさせて頂いています |
6番手は堀之内の御嶽会 | どっこい♪どっこい♪ |
7番手は主催者の川前交友会 | 10分ほど揉むと |
最後に相談役の甚句で | 輿をおろす |
会長の三本締めで | 記念渡御は終了 |
直会・片付け
記念渡御が終わると会場では友好団体の直会が行われ、その後は場所を川前会館へ移して12時30分頃から川前交友会の直会が行われる。
川前交友会は直ぐに | 直会の準備 |
飲み物も準備し | 担ぎ手が食事を取ります |
川前交友会は友好団体と | 交通指導員を見送り |
直会が終わると | 後片付け |
テーブルを拭いて | 軽トラックへ積み |
会館へ移動 | 太鼓は枠から外します |
会館へ戻ってきました | 太鼓は会館内へ |
テーブルも運び入れ | 室内に並べると |
12時30分から川前交友会の | 直会が始まります |
途中でお客さんをお見送り | 子供達は金目川で水遊び |
15時過ぎになると | 会場へ移動し |
提灯と紅白幕を外します | 神輿の台車も移動 |
忌竹を移動し | 神輿の馬を轅の |
両端へ移動させ | 神輿を台車へ載せる |
会場から | 神輿を移動し |
川前会館へ | T字路で180度旋回し |
先週作った台車が | さっそく活躍します |
神輿から捩りを外す | 提灯は室内のロープに掛ける |
入口の提灯を外し | 神輿殿に荷物をしまう |
最後の片付けは来週です | 直会はまだ続きます |
記念渡御当日に終わらなかった片付けは、1週間後の6月2日(日)の午前中に行われた。
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