大曲
十二神社
「十二神社」の祭神は「国常立神(くにのとこたちのかみ)」・「豊雲野神(とよくもぬのかみ)」・「宇比地迩神(ういじにのかみ)」・「須比地迩神(すいじにのかみ)」・「角杙神(つぬぐいのかみ)」・「活杙神(いくぐいのかみ)」・「意富斗能地神(おおとのじのかみ)」・「意富斗乃弁神(おおとのべのかみ)」・「於母陀琉神(おもだるのかみ)」・「阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)」・「伊邪那美神(いざなみのかみ)」・「伊邪那岐神(いざなぎのかみ)」・「天照大神(おまてらすおおかみ)」・「天忍穂耳(あめのおしほみみのみこと)」・「瓊瓊杵命(ににぎのみこと)」・「彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)」・「鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)」を祀る。
天保12年(1841年)完成の『新編相模国風土記稿』では大曲と下大曲の両村は一村として扱われ、上の「十二天社」と下の「八幡社」・「山王社」がみえる。さらに「十二天社 社頭に安永八年の鐘あり岡田村宝憧院持」とあり、この鐘は太平洋戦争の時に国家に供出して現存しない。明治維新の際に十二天社を十二神社と改称し、明治2年(1869年)2月に村社に列せられた。現在の社殿は造営費参3400余円と氏子の労力奉仕述べ400余人とを以って、昭和4年(1929年)1月に起工し、同年10月5日に竣工したものである。
鳥居 | |
狛犬 | 狛犬 |
拝殿 | 幣殿・本殿 |
境内 |
例祭日9月6日。古老の話では十二神社の祭りはもと9月30日であったという。