菩提
花鳥神社
花鳥(かちょう)神社の祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)である。由緒は不詳であるが、古老の口碑に日本武尊東夷討征の折に菩提山に登り給いし御足跡として残された尊石を神体として祀ったものという。
花鳥神社のあたりは花鳥(カチョウ)という変わった地名で、『風土記稿』をみると村の鎮守として三嶽社があり、明治の初め頃にこの三嶽社が花鳥神社になったようである。
石碑 | |
鳥居 | 手水舎 |
燈籠 | |
拝殿 | 本殿・幣殿 |
境内 |
例大祭
4月5日
太鼓
菩提地区の祭ばやしは「菩提中太鼓保存会」によって伝承され、明治以前からおこなわれていたという。
囃子は「大太鼓1」・「締太鼓2」で構成され、曲目は「宮昇殿」・「治昇殿」・「祭りばやし(バカばやし)」がある。花鳥神社祭礼で神輿の先頭となって山車(トラック)で地区を巡行する。
神輿
菩提の歴史
『風土記稿』にある小名は「上ノ庭」・「中ノ庭」・「原庭」であり、天保5年(1834年)の戸数は134であった。
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