千村
白山神社
白山神社の祭神は「伊邪那美命(いざなみのみこと)」と「菊理姫命(きくりひめのみこと)」で、境内社は「天満社」・「八坂社」・「琴乎社(ことひさしゃ)」・「日枝社」がある。
当社の創立年代については不詳であるが、千村郷(北条役帳には知村とあり)の鎮守であった。春日作と伝える木像をもって神体とし、神仏混淆の時代には行基作たる十一面観音を木像神体の傍に安鎮していたことが知られ、当時曹洞宗万年山と号する泉蔵寺別当として存したことがある。なお、末社に天神八幡金毘羅を祭祀し、現在これら社は末社一棟の中に合祀されている。その他に日枝社を末社として合祀している。
鳥居 | |
燈籠 | |
拝殿 | 本殿 |
狛犬 | 神楽殿? |
八坂神社・八幡宮・琴平宮・天満宮 | 終戦六十周年記念碑 |
境内 |
例大祭
4月28日
囃子
神輿
千村の歴史
千村は渋沢丘陵の根元を流れる室川の水源付近にあって、「チムレ」または「チガヤ」とも呼ばれてた。永禄2年(1559年)の『小田原衆所領役帳』には「知村」と記されている。『風土記稿』にある小名は「原ノ庭」・「中屋敷」・「後庭」・「西ノ庭」・「堀ノ内」・「池田」・「向開戸」・「沼代」・「長坂」であり、天保5年(1834年)の戸数は91であった。
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