第4回 ひらつか囃子太鼓フェスティバル
舞台演奏(第1部)
第4回のフェスティバルは2011年(平成23年)3月に予定されていたが、同年3月11日の東日本大震災の影響で中止となり、2012年(平成24年)3月17日に開催された。2011年の舞台発表は3回目と同様の計9団体による演奏が予定されていたが、1年間延長したことにより平塚市南原(諏訪神社)の「諏訪神社鼓南会」のみが欠場となり、計8団体で舞台発表が行われた。初参加は地元平塚市八幡(八坂神社)の「八幡囃子太鼓保存会」と、小田原市扇町(白山神社)の「小田原囃子多古保存会」の2団体で、両団体ともそれまでのフェスティバルでは見られなかった演出を披露した。
開会式が始まり | 博物館館長の挨拶 |
舞台演奏の1団体目は | 小田原囃子多古保存会 |
今回は特別編成で笛が3人 | 鉦も3人で、中央には |
締太鼓が12個と大太鼓が3個 | 左端にはめくりが入る |
少年部に続き青・壮年部の演奏 | 県指定無形民族文化財です |
2団体目は博物館太鼓連 | 大太鼓が1人に笛が1人 |
鉦の奏者がめくりを兼務 | 締太鼓は中央に3人 |
3団体目は二十四軒町 | 若宮囃子太鼓保存会 |
最初は太鼓のみの演奏で | 途中から笛が加わる |
太鼓の奏者が途中で交代 | 前半最後の発表を終える |
前半の舞台演奏は諏訪神社鼓南会が欠場したため、3団体が発表を終えると休憩に入り、休憩後は後半の5団体の舞台発表が行われた。
休憩を挟み | 舞台演奏の後半が始まる |
後半の1団体目は本宿雅組 | 2人だけの演奏だが |
途中で笛を交えると | 大太鼓の胴を小さく叩きながら |
違和感なく太鼓に戻っていく | 新しい試みが功を奏す |
2団体目は第3回に引き続き | 2回目となる中町囃子保存会 |
締太鼓が分かれて叩く玉入れ | 伝統の鎌倉囃子を披露 |
次は市指定無形民族文化財 | 田村ばやし保存会/横宿囃子連 |
続いて初参加の地元 | 八幡囃子太鼓保存会 |
2カラで同じリズムで演奏し | 途中で左側だけが演奏 |
屋台を切ると反対側を向き | 今度は右側が演奏 |
再び合同で演奏 | 演奏が途切れると左側から |
笛を吹きながら入場 | 鉦も続いて入場 |
笛の奏者が前へ出ると | 太鼓奏者へ向って一礼 |
左右2組の五人囃子が | 合同で演奏する |
途中でテンポを上げ | 威勢の良い演奏を披露 |
最後の団体は大磯町から | 長者町囃子保存会 |
舞台発表を全て終えると | 実行委員長が挨拶 |
競合(第2部)
競合は中央公民館の隣にある浅間緑地で行われる予定であったが、雨のためにホールの舞台上で行われることになった。参加団体は舞台発表に参加した「本宿雅組」・「博物館太鼓連」・「二十四軒町若宮囃子太鼓保存会」・「八幡囃子太鼓保存会」の4団体に加え、飛び入り参加で平塚市入野(八坂神社)の「入野太鼓保存会」の太鼓も舞台袖に設置された。
舞台に太鼓を設置しなかった団体や舞台演奏に参加していない叩き手も、博物館太鼓連や入野太鼓保存会などの叩き手の少ない所へ応援に入り、5カラの太鼓が一斉に競り合いを行った。
舞台では競り合いの準備 | 太鼓を設置していく |
舞台袖では飛び入り参加の | 入野太鼓保存会が準備 |
準備が整うと | 競り合いが開始される |
出演団体は右から本宿雅組 | 博物館太鼓連 |
二十四軒町若宮囃子太鼓 | 八幡囃子太鼓保存会 |
舞台袖の入野太鼓保存会 | 計5カラの太鼓が鳴り響く |
長者町が入野へ応援 | 異色のコラボも見所の一つ |
博物館が太鼓を移動し | 二十四軒町と対面で競り合い |
本宿雅組も移動し | 八幡と対面で競り合う |
舞台袖の入野は | 空いた舞台の中央へ移動 |
しばらく競り合うと | 休憩の合図が入る |
休憩後は1団体ずつ順番に発表し、その後は再び競り合いが行われた。舞台上では自由に太鼓の配置を変え、普段では見ることのできない地区同士の叩き合いが見所となった。
5分ほど休憩を挟み | 休憩後は1団体ずつの発表 |
最初は八幡囃子太鼓保存会 | 続いて若宮囃子太鼓保存会 |
3番手は博物館太鼓連 | 4番目に本宿雅組 |
最後に入野太鼓保存会 | 地元の神田丸を披露 |
発表が終わると | 再び競り合い |
客席からは飛び入り参加者も | しばらくすると2回目の休憩 |
最後の休憩を挟むと舞台の中央に円を描くように太鼓を配置し、叩き手はそれぞれ叩きたい太鼓や一緒に叩きたい相手を探しながら自由に移動した。競り合いが終わると出演者は舞台の前方に一列になり、客席に向って挨拶をしてフェスティバルは終了となった。
休憩中に配置について相談 | 全体的に左端に寄っていたので |
舞台中央に太鼓を移動 | 5カラが円を描くように配置 |
準備が整うと | 再び競り合う |
自分の写真は撮れませんが | 私も所々叩いています |
司会者が終了の合図を出し | 参加者を舞台前に誘導 |
一列に整列すると | 観客に挨拶をする |
第4回目も無事に幕を閉じる | 参加者の皆様お疲れ様でした |
プログラム
以下に第4回目のプログラムを記載する。
No | 時間 | プログラム |
― | 13:00〜 | 開会式 |
1 | 13:05〜 | 小田原囃子多古保存会 |
2 | 13:40〜 | 諏訪神社鼓南会(不参加) |
3 | 13:50〜 | 博物館太鼓連 |
4 | 14:10〜 | 二十四軒町若宮囃子太鼓保存会 |
― | 14:25〜 | 休憩 |
5 | 14:50〜 | 本宿雅組 |
6 | 15:00〜 | 中町囃子保存会 |
7 | 15:20〜 | 田村ばやし保存会 |
8 | 15:55〜 | 八幡囃子太鼓保存会 |
9 | 16:05〜 | 長者町囃子保存会 |
― | 16:15〜 | 休憩 |
10 | 16:45〜 | 競合 |
― | 17:25〜 | 閉会式 |
※上記の時間はパンフレットに記載されたものであり、実際の時間とはズレがある。
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