神輿渡御(往路)
●社頭発輿(出発23:00)
菅谷神社の境内にて発輿祭が執り行われると、神幸祭と同様に菅谷神社神輿愛好会によって天保神輿が担がれ、境内を2周半回ってからお宮を発輿する。菅谷神社をお発ちした一行は神幸祭と同様の隊列を組み、浜降りの祭場へ向かうことになるが、直接南湖の海岸へ行くのではなく、まず最初に寒川神社へ立ち寄る。
寒川神社までの経路は小谷の交差点を左折し、ほぼ道沿いに西へ進むルートを取る。神輿は友好・協力団体の担ぎ手の応援もあり、寒川神社までは終始担いで練り歩き、その様子は昼と夜の違いはあるが、神幸祭の神輿渡御とほぼ同じような光景である。
天保神輿に愛好会が集まり | 会長の一本締め |
すかさず肩を入れ | 担ぎ上げる |
右手を向き | 玉垣方向へ進む |
神輿愛好会の提灯に先導され | 半時計回りに境内を旋回 |
直ぐには鳥居を潜らずに | 神楽殿前を通過 |
御神木を中心に | 境内を練り歩く神輿 |
さらに鳥居を潜らずに | 境内を2周目 |
夜空に打ち上げ花火が上がると | 2周半で鳥居へ向かう |
鳥居を潜り | 玉垣沿いに右折 |
祭ばやしの屋台が先頭に立ち | 先導車が続く |
神輿は西へ向かって | 県営住宅前を進む |
丸子中山茅ヶ崎線に突当ると | 屋台と先導車は右折 |
神輿も続いて | T字路に入り |
甚句に合せて揉むと | 右折 |
愛好会が安全に誘導し | 左車線を練り歩く |
一行は45号線を北上すると | 小谷交差点に差し掛かり |
左折して | 岡田クリニック前を通過 |
日産工機裏を通り | 寒川神社へ向かう |
寒川小裏の三叉路で | 囃子の屋台が右折 |
神輿も右折し | 寒川小学校の裏を進む |
暫く西に進むと | 根岸の交差点を通過 |
寒川消防署前を通過すると | 目の前は相模原茅ヶ崎線 |
健康センター前の交差点を横断し | 直進を続ける |
●寒川神社(到着00:30、出発01:30)
寒川小学校付近では既に日付が変わり、寒川神社までは一直線の道を進む。寒川神社に向かう神輿は菅谷の他に、倉見神社神輿と一之宮の八幡大神神輿があり、3基の神輿が寒川神社前で合流して境内へ宮入りする。このとき、寒川神社の三の鳥居前には寒川地区の囃子屋台が集まり、神輿の到着や出発時に演奏を聞くことができる。
三の鳥居前に囃子屋台が並び | 南方から一之宮の神輿が現れる |
宮山神社と寒川神社の間には | 南下してきた倉見の神輿が登場 |
手前の八幡大神神輿と | 奥の倉見神社神輿が御対面 |
神社前の交差点で合流すると | 2基の神輿は東に向かう |
一方菅谷の先導車は駐車場へ | 東側から天保神輿が姿を見せる |
駐車場前で甚句が入り | 揉みながら一之宮と倉見を待つ |
天保神輿を先頭に駐車場へ | 倉見、一之宮の順で後に続く |
3基の神輿は敷地内を北上し | 社務所を目指す |
南門の前まで来ると | 天保神輿は勢いを増し |
そのまま南門を通過 | 倉見と一之宮も南門に向かう |
天保神輿は社務所前を進み | 後方の倉見神社神輿と |
八幡大神神輿が南門を通過 | 天保神輿が客殿へ突き当たると |
3基の神輿は西側に90°旋回し | 参道側に向かって進む |
神輿周辺は担ぎ手で溢れ | 参道側は多くの観客で埋まる |
3基は激しく揉みながら | ゆっくりと前進 |
竹で作られた鳥居前まで来ると | 3基の神輿は輿を下ろす |
一本締めて | しばしの休憩 |
天保神輿横には倉見神社と | 八幡大神の神輿が並ぶ |
寒川神社には菅谷・倉見・一之宮の順で宮入りし、宮付けする際も社殿に近いほうから同じ順番で並ぶ。一方、寒川神社では浜降祭当日である海の日の1時30分頃から発輿祭がはじまり、10分程で発輿祭が終わるといよいよ社頭発輿となる。
寒川神社神輿が社殿前を出発して神門を潜ると、菅谷・倉見・一之宮の順に続けて発輿し、4基の神輿は参道を練り歩いて三の鳥居と太鼓橋を通過して、ここから浜降祭の祭場である南湖の海岸を目指す。
奥の社殿前では | 寒川神社神輿が発輿の準備 |
菅谷・倉見・一之宮は | しばらく休憩すると |
弓張り提灯を持って | 参道両脇に並ぶ |
神職が神門を潜り | 寒川神社神輿へ向かい |
おごそかに | 発輿祭が執り行われる |
発輿祭が終わると | 寒川神社神輿は一本締めで |
いよいよ社頭発輿 | 触れ太鼓を先頭に社名旗や |
役員関係者が参道を進み | 寒川神社神輿は神門前へ |
寒川神社神輿が姿を見せると | 天保神輿が担ぎ上げられる |
寒川神輿神輿は神門を通過 | 菅谷はしばらく待機し |
寒川が菅谷前を通過すると | 天保神輿は参道に出て左折 |
寒川神社神輿の後に続き | 天保神輿も発輿 |
甚句に合せて | 参道で揉む女神輿 |
後方からは倉見・一之宮が続き | 菅谷は参道を練り歩く |
先頭の寒川神社神輿 | 菅谷は2番手で参道を南下 |
寒川神社神輿は鳥居を通過 | 神輿を見送る宮山ばやし |
寒川神社神輿が太鼓橋を渡ると | 天保神輿も三の鳥を通過 |
男性の担ぎ手も加わり | 天保神輿が太鼓橋を渡る |
菅谷が2番手で境内をお発ち | 神社前の交差点を練り歩く |
左手には田端太鼓愛好会の | 田端ばやしに続き |
一之宮の屋台ばやしが並び | その横を天保神輿が通過 |
端午橋横の信号が見え | 参集殿前を通過 |
左手にはさらに宮山下町 | お囃子会が見送る |
屋台の横では笛と鉦が入る | 天保神輿がその横を通過 |
表参道をしばらく南下し | ニの鳥居を潜る |
●一之宮(通過02:40)
4基の神輿は参道を練り歩いて二の鳥居と一の鳥居を潜り、JR相模線の踏切を渡って一之宮地区に入る。寒川神社と菅谷神社は一之宮の八幡大神のお宮へは向かわず、途中の松戸橋の交差点を曲がって南下し、海岸の方向へ進んで一之宮地区を通過していく。
一通の左車線側に入り | 天保神輿は一之宮の後を追う |
いこいの広場入口と | 寒川郵便局前の信号を通過 |
しばらく直進すると | 目の前にはJR相模線の線路が |
踏切を渡り一之宮地区へ入る | 大門踏切前の交差点へ出ると |
藤沢平塚線を横断し | 寒川中学校前を通過 |
道沿いに大きく左カーブし | 46号線に突き当って右折 |
相模原茅ヶ崎線を | しばらく南下 |
再び目の前に歩道橋が現れ | 一之宮小入口の交差点を左折 |
八幡大神に向かって東へ進み | 松戸橋の交差点で右折 |
細い路地裏を南下すると | 途中で炎が上がる |
藁をくべてますます燃え盛る | 火の横を神輿が通過 |
ここで甚句が入り | 神輿を揉む |
一行は街灯のない | 田んぼの中を抜けていく |
●田端(到着03:40)
一之宮地区を抜けると同じ寒川地区の田端地区に入り、貴船神社近くにある田端バス停付近に到着する。寒川神社からここまでは終始担いで渡御してきたが、田端以降は車での移動となる。寒川神社神輿と菅谷の天保神輿の2基はここまで同じルートをたどり、田端で神輿をトラックに載せた後も常に同じ行動を取る。
暗くて地理が把握できませんが | 田端地区に入ったでしょうか・・・ |
住宅も増え | 街灯が天保神輿を照らす |
田端地区を南下し | 貴船神社の手前で |
左折 | 前方ではロープで神輿を引く |
道沿いに右カーブすると | 十字路を再び左折 |
直ぐにバス通りへ突き当たり | 一行は右折して南に進む |
右手前方には | 岡田祭ばやしの屋台が待機 |
左手前方には | 天保神輿を載せるトラックが待機 |
会長に誘導され | 神輿は荷台に向かって進む |
前の轅を荷台に載せると | そのまま神輿を奥へ押し込む |
私はコンビニに止めてある | 愛好会専用のマイクロバスへ |
乗り込んで | 田端を出発 |
●浜見平団地(出発04:10)
田端を出発した一行はそのまま南下して茅ヶ崎市の萩園地区に入り、三島神社前を通過して今宿地区に入る。国道1号に突き当たると今宿の交差点で左折し、新湘南バイパス・小出川を通過して下町屋地区を東に向かって横切り、浜之郷との境にある鳥井戸橋交差点で右折する。その後は千ノ川や東海道本線を渡って南下し、浜見平団地交差点付近に到着する。
浜見平団地からは再び担いでの渡御となり、再び寒川4社が合流して南湖地区を練り歩いて、茅ヶ崎漁港の西隣にある祭場を目指す。
私は睡魔と疲労に襲われ | 移動中の記憶は全くなく |
気が付くと浜見平団地に到着し | 愛好会員と共にバスを降りる |
後方から寒川神社神輿を | 載せたトラックが到着 |
続いて天保神輿のトラックも | 浜見平ショッピングセンター前に到着 |
到着時間が予定より20分程早く | 神輿を直ぐには下ろさず |
10分程休憩を取ると | 神輿が前方へ進む |
担ぎ手は徒歩で追いかけ | 浜見平交番前の交差点に到着 |
寒川は神輿をトラックから下ろし | 菅谷も担ぎ手がトラックに集まる |
後ろの轅を出して肩を入れ | 神輿を荷台から下ろしていく |
ここから再び神輿が担がれ | 浜を目指して練り歩く |
直ぐに交番前の交差点を | 天保神輿は左折 |
西側に待機していた柳嶋 | 八幡宮の神輿も後に続く |
菅谷の前方に寒川3基の神輿 | 倉見と一之宮は左側に待機 |
天保神輿はコンビニ前を通過し | 一之宮の神輿横を通過 |
続いて倉見神社神輿の | 横を通過 |
天保神輿の後に続き | 倉見・一之宮の順で出発 |
菅谷はここでロープを張り | 前方から神輿を引く |
左手には下町祭ばやしが | 寒川4社の神輿を迎える |
住吉神社前の交差点を通過 | 先頭の寒川は3基の神輿と対面 |
南湖中央の交差点を右折 | 前方の3基の神輿はしばし待機 |
2番手の菅谷も寒川に続き | 南湖中央で右折 |
細い南湖通りを | 浜へ向かって南下していく |
右手の商店は早くから開け | 通り行く神輿を見物 |
しばらくすると右手には西浜小 | 天保神輿はロープで引かれ |
小学校の校舎横を | 練り歩く |
5時前にはだいぶ空は明るく | 左手には十間坂の神明宮神輿 |
南湖通りもそろそろ | 終点に近づく |
西浜駐車場入口の交差点前で | 寒川が右側により |
後方の菅谷が | 寒川と並ぶ |
右奥の菱沼八王子神社神輿は | トラックを下りて一の鳥居へ向かう |
左奥には上赤八雲大神神輿 | こちらもトラックから下りる |
青信号で人だけが渡り | 寒川4社は次の信号を待つ |
八雲大神神輿は左折して | 菱沼に続いて一の鳥居を潜る |
●南湖浜祭場着御(到着05:30)
菅谷は寒川に続いて一の鳥居と二の鳥居を潜って浜に降り、しばらく禊をした後に最後の三の鳥居を潜って祭場へ向かう。祭場前で暫く練ってから輿を下ろし、寒川4社が合同で一本締めを行い、無事に着御となる。
待機していた寒川4社が | いよいよ国道134号を横断 |
134号を横断する菅谷と倉見 | 先頭の寒川は先に一の鳥居へ |
後続3社も次々と一の鳥居へ | 寒川は鳥居を潜って坂を下る |
前方右手には3基の屋台が待機 | 手前は西久保祭囃子保存会 |
隣は相州芹澤腰掛神社の屋台 | 奥には堤八坂神社の屋台 |
寒川は宿の横を練り歩く | 菅谷・倉見・一之宮も後に続く |
左手にも3基の囃子屋台が並ぶ | 手前は田端太鼓愛好会 |
隣りは倉見ばやし保存会 | 奥には一之宮の屋台ばやし |
寒川4社を迎え、休憩していた | 囃子が奏でられる |
天保神輿も | 囃子屋台の前を通過 |
先頭の寒川神社神輿は | 右折して二の鳥居を通過 |
警察が警備にあたる中 | 寒川に続き天保神輿も |
右折して二の鳥居を | 潜る |
右奥祭場には数基が既に着御 | 菅谷は海岸を東へ進む |
広報・実行委員会の櫓前を | 通過して左折 |
右手に見える三の鳥居には | 別の神輿が向かっている |
その後方には菱沼八王子神社 | 菅谷は坂を下りると左折 |
海岸を西へ向かって練る菅谷 | 後方には富士山が拝めます |
菅谷は右折して海岸を向く | 副会長は一足先に海の中へ |
海に向かい坂を下る菅谷 | 副会長は足場を確認 |
天保神輿がいよいよ | 海へ着水 |
愛好会は直ぐに指示を出し | 天保神輿は西を向く |
私も思い切って海に入る | 波に足を取られる担ぎ手 |
ここで甚句が入り | 海の中で天保神輿を揉む |
寒川は一足先に海を離れ | 菅谷の右横を通過 |
菅谷は海から上がり | 寒川の後を追い東へ進む |
後方の一之宮はかなり沖まで | 進み、腰まで海水に浸かる |
菅谷は右折して坂を上り | 寒川に続いて |
三の鳥居を | 通過 |
奥の寒川と共に180度旋回 | 海を向いて寒川の右手に並ぶ |
さらに右手に倉見が並び | 菅谷が甚句を入れる |
しばらく揉むと | 倉見の奥に一之宮が並ぶ |
寒川が先に奥へ進むと | 菅谷も天保神輿を誘導 |
寒川は一足先に着御 | 天保神輿は誘導されて奥へ |
神輿は激しく | 祭場で揉み |
ようやく | 輿を下ろす |
菅谷と寒川は倉見と | 一之宮の様子を伺う |
倉見が一本締めの準備をし | 一之宮も着御すると |
寒川4社揃って一本締め | 菅谷では拍手が沸き起こる |
この後は神輿渡御(復路)へ。
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