沖小柳おきこやなぎ

神社の紹介

  「若宮八幡神社」の勧請年月等は不詳だが、天保12年(1841年)完成の『新編相模国風土記稿』によるとかつては「若宮八幡宮」と称し、字沖小柳の鎮守であった。現在の社殿の扁額には「若宮八幡宮神社」とあり、本殿の扁額は「若宮神社」となっている。祭神は「応神天皇」を祀る。
  境内の右奥には安政7年(1860年)の富士浅間碑と笠塔婆(かさとうば)型の庚申塔、中世石造物などがある。富士浅間碑には仙元大菩薩・猿田彦大神・堅牢大地神の三神名があり、裏には道歌(どうか)が刻まれている。庚申塔の痛みは激しいが、青面金剛像が彫られている。道路の向かいにある小屋には地蔵像と観音像が祀られており、地蔵像は文政6年(1823年)に建立され、その後平成元年(2000年)に再建されたものである。
  かつては天保6年(1835年)の銅鐘があったが、大東亜戦争中に供出したため現存していない。また、文久4年(1864年)の石鳥居があったが、破損しており現存していない。

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若宮八幡神社
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拝殿覆殿
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  『風土記稿』によると例祭日は旧暦の9月1日で、戸田小柳部落の「子安神社」と年交替で例祭をする。近年は4月15日になり、現在は・・・。

太鼓

  

神輿

  


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