山王町
日枝神社
「日枝神社」は山王町の氏神で、祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)を祀る。創立年月は不詳であるが、社殿は安政5年(1858年)12月の再建と伝えられる。
日枝神社 | 社号柱 |
鳥居 | 手水舎 |
狛犬 | 燈籠 |
拝殿 | 幣殿・覆殿 |
石像 | 第九番所 青面金剛(庚申) |
物置小屋 | 境内 |
例大祭
例祭日は1月15日である。アイドシといわれる隔年に神楽を奉納した。世話人は町内で3人から4人程度である。
囃子
神輿
御料局
仲よし公園のあるところはかつて「御料局」と称する国の林野を管理する役所があり、地元の高麗山をはじめ遠くは伊豆の山々もその管轄下に置き、官有林の統括管理をする役所であった。御料局は厳めしく、門柱構えで周囲は石垣で囲まれ、現在でも往時の門柱が残されている。当時の役人は巡査のような服装をして、腰に短剣を帯びていた。
高麗山はもともと徳川家の所領で、高麗山に祀られている高麗大権現は箱根権現や伊豆山権現と並び、徳川歴代将軍の信仰が厚かったが、明治維新の大改革により旧徳川家所領の高麗山も朝廷に返還され、帝屋林野局の御料局が官有林の統治に当たることになった。この役所の西側に「無縁塚」と呼ばれる墓地があり、更にこの海側一帯の敷地を通称「ビツコツ田」と呼んでいた。
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