神輿渡御みこしとぎょ(午前)

@東名下・峰 御旅所 (到着10:30、出発10:55)

  健速神社をお立ちした神輿は下大槻・南平・宿矢名の山車に先導され、前日の宵宮と同様に最初はお宮の西側、第一自治会の区域を渡御していく。健速神社の祭礼を象徴する行事の一つは神輿渡御の火渡りで、氏子宅の門前に麦藁を置いて火をつけ、その火を渡りながら渡御していく様子が大変印象的である。

お宮を出発すると火を付けられた麦藁が
話には聞いていましたがこんなに早く出てくるとは
例大祭最初の火渡りです
神輿はT字路で左に寄り後方の山車を先に通します
最初に下大槻青年会の山車が通過
続いて南平の山車
最後は宿矢名諏訪会
3台の山車を通すと神輿は再び練り歩く
直ぐに麦藁が現れ2回目の火渡り
あまりの熱さに担ぎ手は横へ逃げますが
引き戻して麦藁の上を通過
脇道側に神輿は逸れようとしますが
なんとか押し戻し道沿いに進みだす
またもや麦藁に火をつけ神輿は火を渡って行く
神輿はあっちへフラフラこっちへフラフラと
こんなに頻繁に火渡りをするとは
想像していませんでしたどうやら各氏子宅の
門前で麦藁を燃やすようです
田んぼの横を通過し向かう先は
東名高速道路麦藁へはガスバーナーで
着火するので直ぐに火が付きます
見えにくと思いますが担ぎ手の髪の毛は焦げてチリチリに
高速沿いに左折し道沿いに右折して
高架下を通過
下大槻交差点を直進すると
右に向いて氏子宅の前へ寄せる
再び道路へ戻ると西へ向かって練り歩く
火を見ない時間帯はなさそうです
麦藁に着火し神輿の火渡り
奥の通りでは子供神輿の姿が途中で休憩をとります
神輿の行列はそのまま直進先頭は突き当りを右折
神輿も太い通りに出て右折
正面から引き返してきた下大槻青年会の山車と
南平宿矢名の山車とすれ違う
山車は左折して元来た道へ入る神輿は左手にある道へ
バックで入り旗組を先に通すと
右折して来た道を引き返す
火を渡りながら練り歩く神輿
先導する3台の太鼓山車休憩中の子供神輿
一行はお宮方面へ向かって引き返していく
麦藁は立てて置き火を付けます
着火が早すぎると神輿が到着する前に弱火に
火を付けるタイミングが重要です
先頭集団は交差点を直進交差点の手前には大量の麦藁
物凄い火柱です神輿を呼び寄せますが
あまりの火力に担ぎ手は後退
火が収まるのを見極め
火を渡ります神輿は下大槻交差点を直進
先頭集団は右折して高架下の広場へ
広場では無数の麦藁が神輿の進みを見て着火
神輿も右折して広場へ入る
高架下はすごい煙です神輿は直ぐに左折し
奥でUターン
燃え盛る麦藁の上を通過
再び奥で引き返し
今度は火を避けて進んでいく
砂煙を上げながら奥で旋回
青年会長が誘導し神輿が広場の中央へ来ると
旋回して南を向き
馬を入れて
輿をおろします
第一子供会の山車と子供神輿
神輿には祭壇を置き
供物を供え忌竹を四方へ回す
担ぎ手は柱の裏へ移動神事の準備が整いました
幣帛も隣へ置かれ御旅所祭が執り行われる
修祓に続いて祝詞奏上
最後に玉串拝礼
柱の裏側では担ぎ手たちが休憩を取る
神事が終わると忌竹と高張提灯
幣帛を移動し出発に供えます
担ぎ手が神輿に集まり担ぎ上げると
180度旋回旗組が先に出発
神輿も御旅所をお立ち
右折してお宮方面へ向かう

A南平自治会館 御旅所 (到着11:50)

  峰での御旅所祭を終えた神輿はトラックで南平地区まで移動し、今度は南平地区を練り歩いていく。午前中の渡御は南平自治会館で最後となり、会館前では御旅所祭が執り行われる。

東名の高架下には今日の朝お宮を出たクレーン車が
その先には先導役の宿矢名
南平下大槻の山車
宿矢名の山車に続いてクレーン車が高架下を出発
その後ろに旗が続く高架下にはマイクロバスの姿が
写真を撮るだけでも非常に熱いです
御旅所祭後最初の火渡り
撮影中は私も灰まみれになります
クレーン車の後に続き稲田横を練り歩く神輿
私が知る範囲では火渡りをする地区は御門と下大槻だけです
旗と提灯は道路脇へ避けトラックの荷台に
青年会が上がり神輿の到着を待つ
前の轅を荷台へのせると神輿を一気に引き上げ
担ぎ手が荷台へ乗り込むとクレーン車が出発
お宮の手前のT字路で右折し
南へ向かって進んで行く
田んぼが広がり気持ちがいいです
南平橋交差点を直進し金目川を渡る
南平橋バス停を通過し坂を上がって右カーブ
坂の途中で担ぎ手は荷台からおり
神輿を荷台らからおろします
ここから再び担いでの渡御クレーン車は先に進む
間髪を容れず藁が登場
南平地区に来ても相変わらず
火渡りが続きます
後方から提灯と馬を積んだトラックが通過
先導の山車は突き当りのT字路を左折
南平地区では南平の山車が先頭に立ちます
土屋方面へ進んで行く神輿も後に続き
T字路を左折東方向へ練り歩く
この通りでもさっそく火渡り
麦藁に着火し燃え上がる炎
横方向から火を渡る場面が多く見られます
短い区間で麦藁に火がつけられる
Y字路から先の道路が丁度土屋との境界線になります
引き返してきた3地区の山車と神輿がすれ違う
Y字路から先のバス通りは平塚市の土屋地区になるので
Y字路の中央でUターン
旗組が神輿の前へ奥に見えるのが湘南老人ホーム
私は下大槻の山車へ移動このあと大太鼓を叩かせて頂き
山車を降りて再び神輿へ向かう
先導の山車の後ろは旗その後方に高張提灯
土屋から引き返してきた神輿は先ほどのT字路まで来ました
右手に南平自治会館が見えるここでも麦藁の準備
自治会館は宵宮の地回りでも寄った場所です
自治会館が南平の御旅所になっています
道の両脇には麦藁が出迎える
神輿は一旦横断歩道を越え
肩を入れ替えて左折し
正面を道路側へ向けて自治会館前に輿をおろす
山車と担ぎ手は通りで待機神輿前では
御旅所祭が執り行われます


○昼休憩 (出発12:05、到着13:40)

  南平での御旅所祭が終わると下大槻青年会は山車へ乗り込み、南平自治会館を出発する。下大槻では昼食を各家庭でとるため、山車が各会員を自宅近くでおろしながら、終点となる欠の上の御旅所まで移動する。昼食後は青年会員を拾いながら移動し、午後の神輿渡御が始まる南平自治会館へ戻っていく。

12時になると下大槻青年会は山車へ乗り込み
土屋方向へ向きを変え南平自治会館を出発
T字路を左折しバス通りを下り
金目川を渡って南平橋交差点を直進
お宮へ向かって直進し突き当りを右折
健速神社と田中屋を通過
途中で会員をおろすと山車が空いてきました
下大槻では昼食を各自で取ります
ここでも途中下車昼食を各自で取る地区は
珍しいと思います健速神社の祭礼は全体的に
一般的な祭礼とは異なります平塚秦野線に出て左折
平塚方向へ進む山車金目川の向うは土屋地区
夢クラブ下大槻のテント前で左折ここが終点になります
バックして駐車場へ入る正面の細い通りから
第二子供会の山車が現れこちらも駐車場へ入って行く
第一と第二の子供会はお宮の神輿とは別行動です
後方からは子供神輿をのせた軽トラック
私は取材をお願いした方のお宅で昼食を頂きます
昼食を終えると山車に乗り込み
13時28分に出発県道62号を秦野方面へ
右折して会員を拾うとお宮へ向かって走っていく
途中で会員を載せ田中屋で停車
飲み物を冷やす氷をスチール製の容器の中へ
ここでは沢山会員が乗り込み田中屋を出発
お宮には露店が準備されているT字路で左折し
南平方面へ金目川を渡ります
この道もお馴染みになってきました
T字路で右折し西へ進むと
南平自治会館に到着満員山車を
降りる青年会員宿矢名の山車も到着
これからいよいよ盗み神輿が始まります

  このあとは盗み神輿へ。



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