神輿渡御みこしとぎょ(午後)

A南平自治会館 御旅所 (出発14:00)

  盗み神輿の行事を終えて南平自治会館を出発した一行は南平地区の西側を渡御する。午前中は地元である下大槻・南平・宿矢名の担ぎ手が殆どであったが、午後からは外部から応援団体が参加する。

南平自治会館を出発した神輿を待ち受けていたのは
午後一発目の火渡り炎の強さに火渡りを避けるが
横方向へ火の中へ飛び込み熱さの為に一旦引き返し
ようやく前に進みだす光西寺横のY字路でも
麦藁に着火午後も火渡りは
頻繁に見られそうです
神輿は西へ向かって練り歩く
下大槻の火渡りはいつから始まったのでしょうか
天気予報の心配はどこへやら快晴で暑いです
上大槻の少し手前で引き返す先頭の南平の山車
中央の下大槻最後の宿矢名
来た道を引き返すこの先は
目立った民家はなさそうです旗係も引き返し
神輿も左側のスペースを利用してUターン
午後からは外部から応援の担ぎ手が加わります
南平の住民は神輿の到着を
楽しみにしているように感じられます
火渡りの様子はできるだけ省略せずに
紹介していこうと思います
一行は大槻山光西寺のY字路まで戻ってきました
ここでも火渡り
盗み神輿で青年会が集まったお堂です
門前で待ち構える
麦藁を渡る神輿
生垣に刺さる担ぎ手通りへ戻ります
着火が間に合わず燃えた藁を強引に近づけます
自治会館付近で待機してたクレーン車が道路へ出る
マイクロバスも待機しています南平での渡御もそろそろ
終わりを迎えます南平での最後の麦藁に
火がつけられ火を渡ると
南平自治会館前を通過
左車線に寄り前方のクレーン車に
神輿をのせると
担ぎ手が荷台へ乗り込み南平地区を出発
T字路を左折し下大槻団地を目指す


B下大槻団地 御旅所 (到着15:10、出発15:30)

  南平地区の渡御を終えると南平自治会館前で神輿をトラックへのせ、一行は下大槻団地へ向かう。団地内では御旅所が設置されており、御旅所祭が斎行される。

南平橋を渡り南平橋交差点を直進
左手には東名高速道路右手には下大槻団地
突き当りのT字路を右折
お宮の入口付近には露店が8軒出ています
田中屋の前でも飲み物を販売
一行は直ぐに左折しY字路を右折
ここからUR都市機構下大槻団地が続きます
緩やかな上り坂です左手は秦野市立広畑小学校
小学校の角で左折しT字路の交差点で
クレーン車は一旦停止信号が青に変わって右折
広畑ふれあいプラザ前でクレーン車が止まり
神輿を荷台からおろし
下大槻団地での神輿渡御がスタート
クレーン車が出発し神輿は団地を東に移動
山車と神輿は直ぐに左折し
またまた左折団地の裏は住宅が立ち並ぶ
ここでは下大槻の山車が先頭に立ちます
コの字の通りを一周した山車は先頭の下大槻に
南平と宿矢名が続く神輿は奥で右折し
コの字の通りに沿って右折住宅地でも麦藁が登場
火力は控えめですがしっかり火渡りは行われます
少ないですが下大槻団地での火渡りはここだけです
一行は来た道を引き返し再びバス通りへ
西へ向かって練る神輿昨年の会長も太鼓を叩きます
神輿は秦野下大槻郵便局で左折し
団地に囲まれた中央の広場を
大きく一周
どうやらここが御旅所のようです
神輿は旋回して南を向き馬の上におろす
テーブルにはおでんと梨が並ぶ
神輿に忌竹と提灯を立て掛け祭壇を準備すると
神事が始まる最初に修祓
続いて祝詞奏上最後に玉串拝礼
担ぎ手は広場で休憩山車は通り沿いで待機
休憩を終えると忌竹と提灯を外し
担ぎ手が神輿の周りに集まる轅に肩を入れ
神輿を担ぎ上げるとその場で180度
旋回し広場を出発
バス通りで待機していた下大槻南平
宿矢名の山車神輿をのせるクレーン車が出発
神輿はバス通りに出て左折神奈川銀行下大槻支店を通過
交差点を通過しスーパーマーケット
まるだい前で神輿をクレーン車へのせる
担ぎ手が乗り込み次の御旅所へ向けて出発


C峰上 御旅所 (到着15:50、出発16:15)

  下大槻団地での神輿渡御を終えると、神輿をトラックへのせて次の御旅所である峰上へ移動する。

広畑小学校なでしこ第2保育園を通過し
広畑小学校入口交差点を左折曽屋鶴巻線を西へ進み
アベイル秦野高等学校を通過
東名高速道路を渡り鳥居松橋西交差点を直進
右手には宵宮で寄った広場があります
伊奈酒店の角で右折
南矢名地区の少し手前で神輿をのせたトラックが停車
提灯のトラックを先に通し
神輿を荷台からおろし再び担いでの渡御が始まる
提灯に先導され神輿も右折
T字路で右折し
旗係りが敷地内へここが峰上の御旅所です
宵宮でそうめんを頂いたテント神輿が広場へ入ると
火を付けられた麦藁の上を練り歩く
時計回りに敷地内を大きく一周
至る所に火の付いた麦藁が
神輿は敷地を二周
敷地内は煙だらけです神輿は二周半して
テントの前まで来ると正面をテント側へ向け
馬の上におろします山車は敷地の西側で待機
神輿では神事の準備担ぎ手は茣蓙の上で休憩
御旅所祭では町内の安全・安寧・隆昌を
祈願する神事が執り行われます
峰上を除くと残る御旅所は二ヶ所
休憩を終えると神輿を担ぎ上げ
再び敷地内を練り歩く
峰上では通りでの火渡りは有りませんでしたが
広場のみで火渡りが行われます
神輿は敷地を出ると突き当りで右折し
細い通りを練り歩く直ぐに十字路で右折し
御旅所の東側を南へ県道では山車とトラックが待機
神輿は曽屋鶴巻線に出て左折して鶴巻方面へ
クレーン車の荷台へ神輿をのせ
峰上を出発次は宿矢名へ向かいます

D宿矢名自治会館 御旅所 (到着16:45、出発17:10)

  峰上の御旅所を出発した一行は神輿をトラックへのせて宿矢名地区へ向かい、薬師堂から宿矢名自治会館まで神輿を担いで渡御すると、会館前で御旅所祭が執り行われる。大祭の神輿渡御では御旅所が6箇所設置され、修祓・祝詞奏上・玉串拝礼の神事が執り行われる。

一行は県道613号を東へ進み東名高速道路を越え
秦野高等学校前を通過この道は南矢名地区との
境界になります広畑小学校入口の交差点で
右折し直ぐに左手の道へ入る
提灯係を乗せたトラックマイクロバスを先に通す
神輿も再び動き出し東光寺薬師堂を通過
宿矢名地区へ入ってきました子供神輿の姿も見えます
マイクロバスから担ぎ手が降りるクレーン車からも担ぎ手が降り
神輿を荷台からおろす
ここから宿矢名地区の渡御が始まります
旗係も準備が整い山車が行列を先導
宿矢名では早速麦藁が出てきました
宿矢名諏訪会が花棒を務めます
南平の時よりも短い間隔で
麦藁が登場し火渡りが繰り返される
この道は南矢名と下大槻との境になりますが
南矢名の一部が宿矢名自治会に含まれています
南平と同様宿矢名という住所は無いですが
昔の字名として残っていますこの藁の量は多いですね
物凄い火力です担ぎ手も熱そうです
一行は東に向かって移動中
ここが宿矢名のメイン通りです禰宜が自治会館に到着
自治会館の敷地前で火渡りを終えると
担ぎ手は肩を入れ替えて通りの北側にある敷地へ
会館前では高張提灯が待機神輿を自治会館に寄せると
馬の上におろして神事の準備
担ぎ手は飲み物を受け取り通りで休憩を取る
神輿前では禰宜により修祓
祝詞奏上玉串奉奠
山車の順番は先頭から地元宿矢名→下大槻→南矢名
そろそろ休憩が終わります宮本青年会が南平の山車へ
私も急遽お声が掛かりカメラを預けて山車の上へ
神輿のお立ちに合わせてお囃子がスタート
私は途中で大太鼓に入り初めて御門との共演
3周程で交代し撮影に戻ります
デイリーヤマザキ秦野宿矢名店の前で火渡りをする神輿
一行は平塚市との境で右折左手は南金目になります
宿矢名を離れ最後の神酒所へ向かいます


E欠の上 御旅所 (到着17:55、出発18:40)

  宿矢名地区を出発した一行は、最後の御旅所となる欠の上まで渡御する。宿矢名から宮入りまでは終始担いでの渡御となり、欠の上では夜の渡御に向けて神輿に提灯の取り付けが行われる。

宿矢名の御旅所を離れても火渡りは続きます
南金目との境界の道は大変狭く
緩やかな上り坂
狭すぎて身動きが取れません
ここで麦藁に火がつけられますが
神輿は避けることが出来ずそのまま直進
一行は南金目を離れ西南方向へ進んで行く
宿矢名から宮入りまではクレーン車へのせることなく
神輿は終始担いで渡御される
一行は下大槻団地から続くバス通りへ出て左折
神輿は火渡りをしながら坂をくだり
待機している3台の山車を追い越す
金目川へ向かって南下すると
右手の脇道の入口で麦藁を2箇所設置して着火
神輿はバス通りから離れ脇道へ入って行く
宵宮でも山車で通りましたがかなり狭い道です
ここでも容赦なく麦藁に火がつけられます
木々に囲まれて暗い下り坂右手に数軒住宅があり
少し日が差します神輿はT字路に出るも
再び狭い道へ入って行く
道は緩やかに左へカーブし
左側は開けてきましたが道は細いままで
担ぎ手は熱そうに炎の上を進んで行く
火渡りを写真に収めるには格好の場所かもしれません
火渡りを乗り越えた先は
欠の上の御旅所神輿は左折して
テント前で差し上げると馬の上におろします
担ぎ手はおにぎりを受け取り宮入り前の腹ごしらえ
神輿前では大祭で最後の御旅所祭
山車は後方で待機青年会は
提灯の取り付けを始める提灯はトラックから外します
秦野ではお馴染みになってきた提灯付けですが
御門とはまた違った専用の枠を使用します
地区によって方法は様々
15分程で取り付けが終わり束の間のひと時です
山車の照明が全て点灯旗係の準備が整うと
下大槻の青年会長が轅に跨ってお立ち前の挨拶
担ぎ手は神輿を担ぎ上げる県道62号への出口の
両脇に麦藁を置き火を付けると
神輿が火の上を渡り県道を左折
続いて火の間を抜けて先頭の下大槻の山車
続いて南平の山車が平塚秦野線へ出る
最後に宿矢名の山車が出発一行は健速神社を目指す


○健速神社前 (到着19:40、出発19:50)

  欠の上の御旅所を出発した一行は建速神社前で最後の休憩を取るが、ここは御旅所ではないので御旅所祭は執り行われず、10分ほど休憩をとると宮入りに向けて出発する。

県道でも火渡りを行い
行列は金目川を西へ両車線とも通行止めに
欠の上バス停付近で県道最後の火渡り
お宮へ続く道の入口で大量の麦藁に火をつけ
神輿は右折して県道を離れる
ここからは竹筒で作られた松明2本が神輿を先導
提灯ではないのも味があります山車が行列を先導
街灯が少ないので麦藁の炎が
ひときわ目立ちますこの道は山車で通りましたが
神輿の渡御では長い距離に感じられます
麦藁の量が多く火の勢いが強く感じられます
宮入りが近付き担ぎ手のテンションが
上がってきますこの道では休憩はありません
なんと麦藁の束が三か所置かれました
神輿は果敢に火を渡る
この辺りで丁度通りの中間ぐらいでしょうか
奥には下大槻団地の明かりが見えます
暗闇の為少ない街灯と
麦藁の炎を頼りに写真を撮影しています
私は神輿を離れお宮の様子を見に行くことに
田中屋近辺は提灯が綺麗ですお客さんが沢山います
下大槻の位置と祭礼の規模から見ると
8軒という的屋の数は異例の多さではないでしょうか
階段を上がってみると写真では分かり難いですが
境内には多くの観客がいます社殿横には大量の麦藁
裏の入り口にも多くの観客私は社殿を離れ再び下の通りへ
神輿は田中屋の前まで来ました山車は右折してお宮の裏へ
神輿はお宮へは向かわず鳥居前を通過
ここでも火を渡り
T字路の角の広場で青年会長が神輿を誘導し
神輿は左折して広場で輿をおろす
担ぎ手は飲み物を受け取り宮入り前の最後の休憩
ここでの御旅所祭はありません小さい鳳凰が準備されると
担ぎ手が神輿の前に集まる宮総代は提灯を手にする
神輿を担ぎ上げるといきなり火渡りです
通りでも麦藁に火をつけ神輿は火の上を練り歩く
休憩場所を出発した神輿はいよいよお宮を目指します

  この後は宮入りへ。



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