若宮社例大祭わかみやしゃれいたいさい
(二十四軒町若宮囃子太鼓保存会編)

準備(開始8:30、終了12:30)

  二十四軒町若宮囃子太鼓保存会は前日の8月15日に行われた平塚八幡宮例大祭に引き続き、平塚八幡宮の末社である若宮社の例大祭に参加する。ここでは平成26年(2014年)8月16日(土)に行われた若宮社例大祭の様子を紹介する。例大祭は午後から始まるため、午前中は二十四軒町自治会館にて太鼓の準備が行われる。

山車は前日のまま8時に自治会館の鍵を開け
昨日の八幡宮の大祭に続き本日は若宮社の大祭準備
太鼓を締めますご祝儀のお返しは手拭です
メンバーが徐々に増え締めては叩くを繰り返す
私も微力ながら手伝います早くも2時間が経過
台所ではハヤシライスの準備玄関では飲み物の準備
休憩を挟み再び太鼓の準備
叩いて踏んで
12時を目途に調整を終え太鼓を運び出し外の山車へ
山車の正面の両端に提灯を取り付ける
最初に大太鼓をセット締太鼓の表裏を確認し
鉄の棒を通して枠へセット
発電機に燃料を補給し12時半頃に準備完了
山車の前に集まり一本締めて
山車へ乗り込む私も載せて頂きました
見送りを受けて12時40分に自治会館を出発
県道61号を左折して北へすき屋のある十字路を右折
ここでブッコミが入り囃子がはじまります
昨日、神幸祭が執行された広場市民センターを通過
市民プラザ前の交差点を左折し北へ進む
崇善第二歩道橋を右折し東へ進む
崇善小学校東八幡宮前の交差点を通過すると
平塚八幡宮に到着鳥居前で山車を止める
山車を降り境内に入る


若宮社例大祭(開始13:00、終了13:35)

  例大祭の式典に向けて二十四軒町若宮囃子太鼓保存会は自治会館を出発し、山車を平塚八幡宮の鳥居前に止めて式典に参加する。

参道を進むと神輿殿前に神輿関係者の姿が
神輿は若宮社の社殿前に祭壇も八幡宮の社殿前に準備
13時になると関係者が集まり
宮司と神職が登場若宮社の社殿へ向かい
例大祭の式典が始まる最初に宮司をお祓いし
続いて参列者をお祓い若宮會が神輿へ移動し
絹垣で神輿を覆い社殿から神輿へ御霊を遷す
御霊を遷すと絹垣を外し
神輿を抱え上げて馬を抜き
その場で180°旋回し正面を参列者側へ向ける
神輿前に茣蓙を敷き祭壇を置く
太鼓が叩かれ修祓
祭壇と榊をお祓い
続いて宮司と神職をお祓い
最後に参列者をお祓い続いて社殿へ向かって一礼
献饌祝詞奏上
続いて宮司から順番に玉串を拝礼していく
二十四軒町の代表者に合わせ二拝二拍手一拝
若宮囃子太鼓保存会も玉串を奉奠する
最後に宮司に合わせて一礼し太鼓の合図で
式典は終了宮司と神職は社務所へ
若宮會は神輿前に集まり記念撮影
太鼓保存会のメンバーは社務所へ移動し
室内でしばしの休憩


発御祭(開始14:00、終了14:10)

  14時からは神輿渡御に先立ち発御祭が執り行われる。

祭場へ宮司が再び現れ太鼓の合図で
発御祭が始まる最初に修祓
玉串の榊をお祓い宮司を祓い
続いて参列者をお祓い宮司が祝詞を奏上
最後に宮司が玉串を奉奠し式典が終了


宮出(出発14:20)

  発御祭が終わるといよいよ若宮社をお発ちし、太鼓保存会のメンバーも鳥居まで神輿に肩を入れる。

若宮會に司会進行が移り最初に宮司の挨拶
もうすぐ出発です代表者の挨拶が続き
続いて友好団体の紹介1団体ずつ紹介し
代表者に襷を渡していく次に若宮會の祭典委員長
祭典副委員長を紹介副委員長は2名います
神輿の周りに集まり祭典委員長の一本締め
轅に肩を入れ担ぎ上げる
若宮社を御発ちし参道を進む
左に旋回しここで甚句が入る
神職が行く手をお祓いその後ろに触れ太鼓が続く
どっこい♪どっこい♪社務所前の鳥居を通過
二十四軒町も肩を入れる国道沿いにはトラックが待機
大きな提灯が行列を先導境内を南へ進み
池の橋を渡り鳥居を潜ってお宮を出発
太鼓保存会は山車に乗り込む境内を御立ちした神輿は
1号線沿いに左折しトラックの荷台の後ろに付ける
甚句を入れて神輿を揉むと
轅の先端を台車へ載せ神輿を台車へ載せていく
太鼓保存会は笛を入れて囃子を演奏
平塚八幡宮を出発し宮松町へ向かう


宮松町(到着14:40、出発14:50)

  平塚八幡宮を出発した一行は宮松町へ移動し、商店街を巡幸する。

1号線から左折し宮松町の通りへ入る
後方には神輿を載せたトラックが
山車では囃子を演奏前の輿棒に肩を入れ
荷台から神輿を下す山車は前方で待機
ここから再び担いでの渡御トラックは前方へ移動
提灯に先導されメインの通りを北へ進む
山車は少しずつ前進神輿は途中で伊東旅館へ
囃子の山車は神輿と距離を取って移動
神輿は左手にある駐車場へ入る
ここが最初の休憩場所ですしばらく神輿を揉み
神輿を下して休憩を取る
神輿の休憩に合わせ囃子の演奏を止める
担ぎ手は10分程で休憩を終え神輿を担ぎあげると
休憩場所を出発し再び通りを北へ進む
山車も演奏を再開しスーパーのヤオコー前まで移動
後方では神輿が練り歩く左手には神輿のトラックが待機
山車はT字路で停車し太鼓を打ち鳴らす
神輿はトラックへ向かうが直前で進路を変え
そのまま北へ進み右に旋回
ヤオコーの出入り口へ向かい神輿を揉む
ヤオコーはダイエー跡地で2013年11月に開店しました
神輿は出入り口を離れ通りを南へ引き返す
山車では囃子の演奏を止め神輿がトラックの荷台へ向かう
甚句を入れて神輿を揉み神輿をトラックの荷台へのせる
馬と太鼓も荷台へ積み担ぎ手は北へ向かって歩き
待機していたバスへ乗り込む叩き手も山車に乗る
担ぎ手を乗せたバスがヤオコーを出発
山車ではブッコミから囃子を演奏しながら移動
平塚市役所前の交差点を左折八幡宮の境内横を南下
宮の前で1号線を横断し最初の信号で右折
神輿も山車に続いて移動次は二十四軒町へ向かう


二十四軒町自治会館(到着15:30、出発15:50)

  宮松町を出発した一行は二十四軒町へ移動し、自治会館にて休憩を取る。

プラザロードを横断し小僧寿し平塚新宿店を通過
見附町のバス停を通過移動中も囃子を演奏
平塚伊勢原線に出ると左折
旧東海道との交差点まで来ると反対車線にはバスの姿が
交差点を渡ると担ぎ手の姿が東海道本線を潜らずに
線路の手前で神輿と一緒に
Uターンし途中で左折
二十四軒町に戻ってきました神輿をのせたトラックは
道路脇に停車し神輿を荷台からおろす
一旦バックし左折
ここから二十四軒町での渡御山車からは
叩き手が数名降り神輿へ向かう山車は十字路で右折
神輿のトラックがすれ違い右折して自治会館へ向かう
囃子の演奏が続く中神輿は西へ向かって練り歩く
若宮囃子太鼓保存会も神輿渡御に加わります
途中で担ぎ手に放水神主がお祓い
副会長宅前を練り歩き山車の前を通過
ドッコイ♪ドッコイ♪妙安寺前を通過し
二十四軒町自治会館に到着正面を会館へ向け
甚句を入れ激しく揉む
暫く揉むと玄関から離れ
正面を東側へ向ける地元での渡御は力が入ります
自治会館前で神輿をおろし
担ぎ手は休憩を取る水分を配ります
神輿では二十四軒町の代表者が参列
神職により神事が執り行われる
休憩時間が終わり太鼓の合図で
神輿の周りに集合一本締めて
肩を入れ自治会館をお発ち
華は二十四軒町が努めます来た道を戻り妙安寺を通過
提灯が十字路を左折すると山車が出発
太鼓と神輿も後に続く
一行は二十四軒町を巡幸し次の休憩場所を目指す

市川自動車観光(到着16:05、出発16:15)

  二十四軒町では太鼓保存会のメンバーや地元の担ぎ手が率先して神輿を担ぐ姿が見られた。二十四軒町を巡幸した一行は市川自動車観光前で小休憩を取り、休憩後は神輿をトラックへ乗せ、明石町までは車で移動する。

旧東海道を横断し平塚本宿郵便局を通過
山車が奥で右折ここで副会長の甚句が入り
神輿を揉む太鼓と神輿で大忙しです
山車に続いて神輿も右折し続けて甚句を入れる副会長
昨年の夏祭りの取材を思い出します
私も二十四軒町の地理が大分分かるようになってきました
平塚伊勢原線に出ると左折して伊勢原方面へ
お賽銭のお返しにお札を渡す太鼓は子供たちが中心です
市川自動車観光前を練り歩き
隣のガソリンスタンドESSO前で山車が止まる
囃子が鳴り響く中山車に神輿が迫る
暫く揉むと山車から離れ
神輿を地べたに直接おろす後方からトラックが到着し
荷台から馬を降ろすと神輿を持ち上げて
馬の上におろす10分ほど休憩を取ると
二十四軒町若宮囃子太鼓保存会副会長の一本締め
神輿に肩を入れ担ぎ上げる
夏祭りでお世話になった大町自動車工業を通過し
麻生米殻舗前を通過するとバスが後方から到着
みやま薬局前で神輿をトラックへのせると
担ぎ手がバスへ乗り込みトラックの荷台にも乗り込む
叩き手も山車に乗り込み二十四軒町を出発


まちかど広場(到着16:40、出発17:20)

  まちかど広場に到着すると、二十四軒町若宮囃子太鼓保存会の発表が行われ、その後は神輿前で御旅所祭が執り行われる。

伊勢原平塚線を右折し公園通りを右折
バスは明石町バス停で停車トラックでは神輿をおろす準備
山車では太鼓を叩く荷台から神輿をおろす
山車が先に出発し神輿も後に続く
バスから降りた担ぎ手が加わり公園通りを南下していく
囃子は笛を入れ神輿を先導
旧東海道との交差点に出ると斜めに横断し
まちかど広場に到着
続いて神輿も旧東海道を横断
広場に入ると正面を東側へ向け
忌竹内に神輿を納め甚句を入れて
神輿を揉むと馬の上に神輿をおろす
休憩時間に入り二十四軒町若宮囃子太鼓
保存会の発表今年は3人での演奏です
5分ほどで演奏を終える17時になると太鼓が叩かれ
まちかど広場にて御旅所祭が執り行われる
神輿と玉串をお祓い
宮司と参列者をお祓い
続いて宮司が参拝し祝詞を奏上
宮司から玉串を奉奠各代表者が続き
二十四軒町も玉串を拝礼する
最後に太鼓が叩かれ御旅所祭が滞りなく終了
宮入に向けて神輿と山車の提灯に明かりを灯す
叩き手は山車へ乗り込む
神輿では担ぎ手が集まり一本締め
山車が先に移動し
広場を出発すると神輿も御旅所をお発ち
山車は右折して公園通りを南下
しばらく直進すると左折して
パールロードへ入る神輿もまちかど広場を出発


宮付(到着19:00)

  まちかど広場を出発した一行は、平塚駅前の商店街を練り歩き、平塚八幡宮へ向かう。今年は見附町の山車が不参加となったため、山車は二十四軒町の1台のみとなった。

盆休みで人通りは疎らですが神輿は勢いよく練り歩く
神輿も左折してパールロードに入る
先頭を進む山車神輿は途中で旋回し
店の前で神輿を揉みながらパールロードを練り歩く
商店街に鳴り響く祭り囃子今年は見附町の山車が
不参加となり少し寂しい巡幸です
しばらく進むと左折し平塚八幡宮までは最後の直線
神輿も続いて左折
囃子の演奏を止め甚句を入れて
神輿を揉み神輿をおろす
ここでも地面へ直置きです10分ほど休憩を取り
一本締めてお立ち山車でも演奏を再開
一行は最後の直線を北へ進む
旧東海道をそのまま直進して横断
大門商店街に入る女性による迫力ある演奏
力強い演奏に囃され神輿が商店街を練り歩く
途中で向きを変え店の前で神輿を揉む
ここでも太鼓保存会が参加再び北へ進む神輿
囃子の演奏を止め神輿の到着を待ちます
甚句を入れて神輿を揉み
輿をおろして休憩を取る
10分ほど最後の休憩を取り一本締めて御発ち
太鼓保存会も山車へ乗り込み
出発して神輿を先導明石町通りを横断
宮入りまであと少し神輿も明石商店街を横断
奥に鳥居が見えてきましたさらに進むと
国道1号線に突き当たる神輿が近づき
山車がそのまま直進して国道を横断
警官が車を止める山車は国道沿いで停車
最後に神輿がゆっくりと横断
神輿を囃す二十四軒町国道を渡ると
境内に入り鳥居を潜って
宮入り池の橋を渡り
境内を練り歩く神輿社務所前を通過
奥には盆踊りの櫓が手水舎を通過し
鳥居を潜って参道を直進する神輿
八幡宮の社殿へ押し寄せ神輿を揉む担ぎ手
一旦参道を後ろに下がり右へ旋回し
若宮社の社殿へ向かって練り歩く
勢いを増す神輿副会長も甚句を入れる
後退と前進を繰り返し
10分ほど社殿前で練ると
馬を入れて無事に宮付け
代表者の挨拶があり
祭典委員長による三本締め
絹垣で神輿を覆い神輿から御霊が遷される
二十四軒町は還御祭に出席せず山車に乗り込み
平塚八幡宮を出発国道1号線を左折し
囃子を演奏しながら地元の自治会館を目指す


山車解体(開始19:30、終了21:00)

  神輿が宮付けされると二十四軒町若宮囃子太鼓保存会は還御祭と直会には参加せず、平塚八幡宮を出発して二十四軒町自治会館へ戻り、山車の解体を行う。山車の解体が終わると自治会館内にて直会が行われる。

八幡宮を出て10分程で二十四軒町自治会館に到着
山車の解体のために地元の方々が待っていました
最初にのし紙を剥がすここで例大祭に参加した
メンバーが集まり三本締め
山車に上がって太鼓を外し提灯を
枠から外していく
提灯を全て外すと今度は枠の取り外し
会館内では太鼓を緩めるキャブ側の提灯枠を外す
構造がしっかりしているので解体するのも一苦労です
続いて屋根を片側から取り外す
反対側の屋根も慎重に取り外す
屋根が終わると棟木を外す
欄間を取り外し棟木を下へおろす
反対側の欄間を取り外し各部材を固定する
ボルトを緩めていく
柱から桁や
梁を抜いていく
柱周りのボルトを緩め
四隅の柱を抜いていく
床を剥がし大引きを取り外す
土台がなかなかバラせず苦労しましたが
無事に解体が終了
最後に倉庫へ部材をしまう倉庫は狭いので
しまう順番が決まっています1時間半かけて作業終了
会館内に入り乾杯
ハヤシライスを頂きます22時を過ぎ若宮囃子太鼓
保存会副会長の中締め22時30分に解散の締め


その他の行事

●平成25年(2013年)8月15日・・・二十四軒町夏祭り
●平成25年(2013年)8月15日・・・平塚八幡宮例大祭
●平成29年(2017年)5月3,5日・・・国府祭



                    


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