荻野神社例大祭
八坂神社例大祭
(宮の上編)
宮の上編について
荻野神社と八坂神社の例大祭(以下、荻野神社の例大祭で表記)では主催が荻野神社総代会、協賛が宮本会と馬場青和会となっており、太鼓連の宮郷太鼓保存会と馬場太鼓保存会、上・中・下の荻野地区の各自治会の諸団体が参加して、両社の例大祭を運営している。
荻野神社の例大祭では荻野地区を荻野神社を境に上と下で半分に分け(以下、宮の上と宮の下で表記)、役割分担を1年交代で入れ替えている。大きなところでは神輿の担ぎ渡御と神楽殿で行われる余興の担当を、宮の上の宮本会と宮の下の馬場青和会が交代で担当する。また、担ぎ渡御で神輿を先導する太鼓の山車には、宮の上の年には宮郷太鼓保存会、宮の下の年には馬場太鼓保存会が演奏を担当し、神輿の先導を行わない太鼓連は境内の櫓で終日太鼓を演奏する。平成28年(2016年)までは神輿の車渡御にも太鼓の山車が同行していたが、現在は同行しなくなっている。
ここでは平成30年(2018年)7月14日(土)と15日(日)に行われた宵宮と例大祭に加え、1週間前の7月8日(日)に行われた準備の様子を紹介する。この年は宮の上で担ぎ渡御が行われ、神輿の担当を宮本会、先導する山車の太鼓演奏を宮郷太鼓保存会が担当した。
事前準備 (大祭1週間前)
荻野神社では大祭1週間前に境内で準備が行われ、境内の掃除や囃子太鼓の櫓建てが行われる。ここでは平成30年(2018年)7月8日(日)に行われた準備の様子を紹介する。
囃子太鼓の櫓建ては朝8時半ごろから始まり、宮郷太鼓保存会は境内横の出入り口付近に、馬場太鼓保存会は鳥居と神楽殿の間に設置し、昼頃まで行われる。境内の掃除は寿会(老人会)によって朝9時から1時間ほど行われる。
宮郷太鼓保存会は櫓建ての | 為に荻野神社へ8時半に集合 |
神楽殿から櫓の部材を運び出し | 境内の西側へおろしていく |
出入り口付近に基礎を置き | 土台を組んでいく |
境内に寿会が集まって来ました | 宮郷太鼓連はベニア板を運ぶ |
馬場太鼓保存会も | 8時50分頃に櫓建てを開始 |
宮郷は通し柱を胴差しで繋ぎ | 立ち上げて行く |
8時55分になると寿会が集まり | 代表者の挨拶 |
この日は神主さんがいないので | 神社役員総代がお祓いをします |
各自持ち場へ移動し | 9時から掃除を開始 |
宮郷は反対側にも柱を立て | 胴差しで繋いで固定 |
寿会は参道周り | 社殿前 |
社殿右側 | 社殿内を掃除 |
馬場が土台を組み始める | 落ち葉を集める寿会 |
本殿の外廊下を拭き掃除 | 社殿西側の草抜きも行います |
櫓は背が高そうです | 神楽殿から部材を降ろす馬場 |
来週の祭礼に向けて | お宮が綺麗になってきました |
宮郷の櫓の部材はかなりの量 | 一部を裏手に運んでいく |
社務所前には茣蓙が敷かれる | 柱を立てる馬場太鼓保存会 |
宮郷は筋交いを取り付け | 階段を掛ける |
今度は薄い板を | 櫓へ立てかけ |
櫓の上に上げると | 床を張っていく |
馬場はほぼ2階建てに見えます | 宮郷では細い角棒を集める |
寿会は拝殿の外廊下を掃除 | 社殿裏の草を刈る |
社務所前では茶菓子の準備 | こちらは手摺でしょうか |
宮郷では梁を渡し | 前方にも手摺を設置 |
裏手にも何か作るようです | 穴を掘って柱を固定 |
拝殿では神輿の清掃 | 棟札が入っています |
時刻は9時半頃 | 掃除もそろそろ終わりそうです |
馬場も土台部に筋交いを渡す | 屋根の下地を作る宮郷 |
寿会は9時50分頃に掃除を終え | 社務所前で休憩を取ります |
宮郷ではのしの掲示板を張る | 複雑な形の櫓になりそうです |
屋根に簾を上げ | 広げて行く |
続いてビニールシートを上げ | 簾の上に広げて雨除けに |
休憩を終えた寿会は | 10時過ぎに解散し |
社務所前を後片付け | 宮郷では掲示板を拭き掃除 |
こちらは太鼓の椅子でしょうか | これは何だか分かりません |
コオド(締太鼓)の台を運ぶ | 切り株を加工しているようです |
こちらは通行止めの看板です | 宮本会が神楽殿から運び出す |
白いのは輿棒のクッション材です | 櫓の正面にもベニア板を張る |
社殿前では今年新調した | 麻縄で作られた注連縄を |
向拝下に渡し | 両側の柱に固定 |
馬場は梁を渡し | 垂木をのせていく |
宮郷は増築部の柱を継ぎ足し | 屋根の垂木を運ぶ |
切り株に柱を建てました | 櫓まで梁を渡すようです |
馬場の屋根も簾葺きになります | 宮郷は裏側にも垂木を渡し |
雨除けのビニールシートを上げ | 垂木の上で広げて行く |
櫓作りもほぼ終わり | いよいよ来週がお祭りです |
宵宮準備 (午前)
宵宮当日は朝8時前から準備が始まり、幟立てと御仮屋建てを中心に準備が進められていく。ここからは平成30年(2018年)7月14日(土)に行われた宵宮の様子を紹介していく。
宵宮は朝7時15分頃に | お宮へやって来ました |
倉庫の中に子供神輿が | 馬場は既に準備を開始 |
先週組み立てた宮郷の櫓 | 雨対策は万全です |
的屋のトラックがやって来ました | 宮郷の軽トラも到着 |
境内では掃除が始まる | 神楽殿のシャッターを開ける |
宮郷は社殿から | 電気を引きます |
軽トラの荷台から荷を降ろす | 神楽殿では余興の準備 |
太鼓を運び | 櫓の下が収納になっています |
7時55分に総代の挨拶 | 紅白幕を張る宮郷 |
溜まった水を抜きます | こちらはお神酒の準備 |
予定時刻の8時から | 本格的に掃除を開始 |
境内をくまなく掃き掃除 | コオドの枠を取り付ける宮郷 |
舞台には茣蓙を敷きます | クレーン車が入ってきました |
小学校側も掃き掃除 | お神酒を紙コップへ注ぎます |
的屋のトラックがまた1台 | 電球の配線をする宮郷 |
●幟立て (開始8:30)
8時30分からは幟立てが始まり、お神酒で身を清めた後に、社殿横に収納してある幟竿を鳥居側へ移動し、クレーン車を使って幟竿を常設のコンクリート製の支柱へ固定する。
8時半前になると社務所前に | 集合し宮総代の挨拶 |
安全祈願の為に | お神酒で身を清めます |
8時30分丁度に幟立てが開始 | 社殿の右手に移動し |
幟竿を引き抜きます | ユニック車を鳥居側へ寄せる |
幟竿を抱えて社務所前を通過し | 神楽殿前へ移動し |
参道の西側に | 幟竿をおろす |
再び社殿横へ移動 | こちらは竿の先端部です |
収納庫は滑車が付いていて | 竿が出し易くなっています |
2本目の竿を抱えて移動 | 女性陣は社殿の拭き掃除 |
2本目は参道の東側へ置き | 2本の竿を拭き掃除 |
竿を固定する部材です | UNICをアウトリガーで固定 |
先端部も濡れ雑巾で拭き掃除 | クレーンが伸びてきました |
西側の竿を持ち上げ | 支柱のスリットへ入れ |
ボルトを通していく | 通すのに一苦労ですが |
なんとか通りました | ユニックでの幟立ては初めて |
見るので楽しみです | 東側もボルトが通りました |
ロープの準備に入ります | 幟を立てる宮郷太鼓連 |
ロープは3方向に伸びます | 2方向は鳥居の上を通し |
入り口側で引っ張ります | 提灯を付ける宮郷 |
ロープの準備が整うと | ユニックで竿を吊し上げ |
バランスを取りながら | 竿を徐々に立てて行く |
ユニックでの幟立ては | 予想以上に迫力があります |
入口の2本の木を利用して | ロープを引いていきます |
荻野でも昔は当然 | 人力で幟を立てていました |
竿を溝へ納めると | 木材で固定します |
小さい提灯を付ける宮郷 | ロープを木に結び付ける |
続いて東側の幟竿に | ロープをセット |
こちらも3方向から引っ張ります | クレーンが伸びてきました |
社務所側の木を利用します | 2方向は竿を使って |
鳥居の上を通して入口側へ | クレーンで竿を引き上げる |
幟竿の根元部分は支柱の溝に | 合わせて割りが入っています |
宮郷は太鼓枠に紅白幕を張り | 電球を取り付けて行く |
最後はクレーンを離れ | ロープだけで垂直に |
境内の木々は | 幟立てには欠かせません |
幟竿を支柱に固定し | ロープを木に結び付ける |
9時10分に幟立てが終わると | 社務所前でお茶を貰います |
ユニックは境内の外へ移動 | 次は神輿の御仮屋建てです |
宮郷はオオドの台を上げ | 電球の点灯確認 |
●御仮屋建て (開始9:15)
荻野神社では宵宮と大祭の両日において神輿を境内に出しておくため、安置するための御仮屋を建てる。御仮屋には大祭で担がれる大神輿と子供神輿が移され、正面には榊と矛を飾る。
神楽殿から角材を運び出し | 境内の中央へ並べて行く |
的屋のトラックが | 増えて来ました |
鳥居に注連縄を張ります | 土台が組まれます |
社務所前ではパイプを組んで | テントが建てられる |
先ほどのユニックは | お宮の南側へ移動し |
枝の剪定をします | 切った枝は境内へ運ばれる |
御仮屋が組まれる地面は | コンクリートが敷かれています |
南北で壁が建てられ | 横架材で繋ぎます |
こちらは屋根材のようです | 御仮屋に床を張っていく |
軒桁を渡します | コオドを締める宮郷 |
こちらはごみ箱です | 神楽殿ではのしの掲示板 |
裏の控室を掃除 | 舞台袖が設置されます |
花飾りを付ける宮郷 | 社務所前にものしの掲示板 |
神楽殿の舞台を掃き掃除 | 社務所前が神社のテントです |
棟木をのせて | 屋根を張り |
前後に破風を | 取り付ける |
荻野神社の提灯が付きました | 電球の点灯確認 |
こちらは幟旗です | 神輿を掃除 |
屋根の上にブルーシートを被せる | 倉庫から神輿の台を取り出し |
組み上げた御仮屋へ | さらに飾り用の台を |
2個運び出し | 御仮屋の下へ置く |
御仮屋建てが終わると | 社殿へ集まり |
神輿の鳳凰を抜いて | 外へ出します |
子供神輿用の轅を差し込み | 神輿を移動 |
神輿を縦にして | 向拝を潜り |
境内へ降りると | 御仮屋へ移動し |
台の上に神輿をおろして | 露盤へ鳳凰を差し込む |
提灯を付ける馬場太鼓保存会 | 舞台にブルシートが敷かれる |
大神輿が収められると | 倉庫へ移動し |
小さめの台と | 子供神輿が運び出される |
社殿からは大神輿の轅が | 子供神輿を御仮屋へ上げ |
奥へ寄せて | 台の上におろします |
轅は御仮屋の下に収納 | 御仮屋に榊を飾ります |
紅白幕を回し | 正面に梯子を掛ける |
10時50分頃に作業を終え | 社務所前で水分補給 |
御仮屋と | ご神木に注連縄を張る |
御仮屋に電球の配線を渡す | 社務所前にはもう一つテント |
境内では的屋が | 準備を進めます |
宵宮準備 (午後)
祭りの準備は午前中でほぼ完了し、午後は神楽殿で行われる余興のため、舞台のセッティングが進められる。囃子太鼓の櫓では太鼓が取り付けられ、13時半から演奏が開始される。
時刻は12時30分 | 幟旗が揚げられています |
的屋の準備が整い | 平成30年は21軒並びました |
場所を移動し | 荻野小学校へやって来ました |
体育館では | 宮本第一と第二子供会の |
子供神輿の準備が行われます | 神輿は樽神輿になります |
体育館内も暑いです | こちらは触れ太鼓の準備 |
校庭ではスプリンクラーが回る | こちらは賽銭箱です |
13時15分にお宮へ戻ってキマシタ | 私ののしも貼って頂きました |
社務所にスピーカーを取り付ける | 宮郷太鼓保存会ではオオドと |
コオドをセットし13時半から | 太鼓を叩き始めます |
子供達が集まって来ました | 最初は大人が叩きます |
神楽殿にもスピーカーを取り付ける | 宮郷では子供が太鼓を始める |
社務所前は馬場青和会の受付 | 後ろのテントが神社の受付です |
宮郷の受付は櫓の裏 | 太鼓をセットする馬場 |
神楽殿の控室はこんな感じです | 余興を務める林座の軽トラが |
神楽殿前に到着し | 荷物を降ろす |
馬場は14時40分に太鼓を開始 | 宮郷と境内で叩き合い |
神楽殿前には茣蓙が敷かれる | 舞台ではセッティングが進む |
宮郷では叩き手が大人に交代 | 余興の担当は馬場青和会です |
境内にお客さんが集まります | 舞台のセッティングももう直ぐ |
式典 (開始16:00)
宵宮の16時からは例大祭の式典が始まり、出席者は社殿前の手水用具で身を清めてから拝殿へ上がり、厚木市飯山にある龍蔵神社の宮司が祭主となって神事が執り行われる。以前は荻野地区に住んでいた神職が祭主を務めていたが、高齢のため龍蔵神社の宮司が引き継いでいる。
社殿内での神事が終わると場所を神輿が安置されている御仮屋前へ移し、宮司により御霊が大神輿へ遷され、日曜日の神輿渡御に向けて御幸祭が執り行われる。式典後は櫓で太鼓が再開され、夕方の余興まで宮郷太鼓保存会と馬場太鼓保存会によって囃子演奏が続けられる。
式典に向けて宮司が準備開始 | 祓串を手にして御仮屋へ移動し |
式典前に大神輿と | 子供神輿のお祓いをします |
拝殿では胡床が並べられる | 社殿前では手水用具を準備 |
社務所前に出席者が集まります | 舞台のセッティングもほぼ終わり |
式典の5分前になると馬場 | 宮郷共に太鼓の演奏を止める |
定刻の16時になると出席者が | 宮司を先頭に拝殿前へ整列 |
順番に手を洗って | 身を清めて行く |
拝殿に上がって着席 | お客さんが増えて来ました |
社殿内で神事が始まり | 太鼓が叩かれます |
16時20分頃に神事が終わり | 供物を社殿から運び出し |
御仮屋へ移動 | 神輿前に祭壇を準備します |
御霊を手にした宮司が | 御仮屋へ向かい |
大神輿に御霊を遷す | 祭壇を整え |
御幸祭が執り行われる | 祝詞を奏上し |
玉串拝礼 | お神酒を注ぎ |
乾杯します | 神事が終わると |
16時40分から宮郷太鼓保存会と | 馬場太鼓保存会が太鼓を再開 |
流石に荻野の総鎮守だけあり | 大変な人集りです |
宮郷では18時で子供が終わり | 大人を中心に太鼓を叩く |
宵宮余興 (開始18:30)
18時30分からは神楽殿にて余興が催され、国指定重要無形民俗文化財に指定されている相模人形芝居が、相模人形芝居連合会の林座によって公演される。芝居の幕間には宮郷と馬場の太鼓演奏が入り、20時15分頃に芝居が終了すると、その後は21時45分頃まで囃子太鼓が演奏される。
18時20分に宮郷と馬場は | 太鼓の演奏を止め |
馬場青和会が余興の司会進行 | 続いて林座が挨拶 |
相模人形芝居は国指定の | 重要無形民俗文化財です |
最初の演目は三番叟です | 解説と三味線が入ります |
三人遣いと鉄砲差しという | 独特の操作が特徴です |
一旦幕を閉じて再び再開 | 続く演目は壺坂観音霊験記 |
これだけ的屋が出る祭りは | 珍しいのではないでしょうか |
19時20分頃に幕が下ると | 馬場と宮郷は直ぐに太鼓を再開 |
叩く時間が短いので | 幕が下りるのを待っていました |
15分程叩くと | 太鼓を止め |
19時35分に幕が上がり | 再び芝居が始まります |
待機する宮郷太鼓保存会 | 社殿では戸締りを始める |
神楽殿での余興は | 20時15分に終わり |
すかさず馬場と | 宮郷は太鼓を再開 |
余興が終わると幟竿から | 旗がおろされる |
神楽殿では舞台の後片付け | 茣蓙を撤収 |
宮郷の太鼓は盛り上がります | 私も笛で参加 |
片付けた荷物は軽トラへ | 物凄い量です |
青和会は受付を片付け | のし紙を剥がしていく |
林座の軽トラが境内を出発 | 時刻は21時30分 |
太鼓はまだ続いています | テントを畳む馬場青和会 |
参拝客がいなくなり | 店じまいをする的屋 |
宮郷は21時45分に太鼓を止め | 片付けを開始 |
太鼓を枠から外し | 軽トラへ積み込みます |
馬場も片付けを終え | 22時半頃に消灯して解散 |
大祭準備
ここからは平成30年(2018年)7月15日(日)に行われた、例大祭当日の様子を紹介する。例大祭当日は朝8時前から準備が始められ、神楽殿では宵宮に引き続き例大祭でも18時30分から余興が催されるため、舞台のセッティングが行われる。また、10時から神輿の車渡御が行われるため、大神輿を御仮屋からトラックへ移し、車渡御の準備が行われる。
大祭当日は大人神輿が荻野地区を渡御するだけでなく、宮本第一子ども会と宮本第二子ども会が樽神輿で、中荻野子ども会が子供神輿でそれぞれの地区を渡御するため、出発前に荻野神社にて宮司によりお祓いが行われる。
荻野神社での準備と並行してJAあつぎの荻野支所では、9時頃から宮本会と宮郷太鼓保存会により、神輿の担ぎ渡御で神輿を先導する太鼓の山車の組み立てが行われる。
朝7時30分にお宮へ到着 | 既に神楽殿では舞台の準備 |
神社の掲示板はのし紙で埋まる | 宵宮から安置された神輿 |
軽トラが一台到着し | 荷物を積んでいく |
大祭も18時半から余興が開始 | 宵宮では幟上げに |
立ち会えませんでしたが | 大祭ではしっかり見れました |
社殿前では水を流して掃除 | 東側の幟を先に上げ |
続いて西側の旗にロープを付け | 引き上げて行く |
8時丁度に幟が上がりました | ロープは下で結んで固定 |
昨日使ったテーブル類を | 積んだ軽トラが境内を出発 |
こちらはビニール袋を持って | ゴミの分別回収 |
境内の参道を | 掃き掃除 |
こちらのゴミ箱も分別回収 | お宮は8時30分に休憩を取る |
御仮屋では本郷の七日会が | 子供神輿を運び出し |
下へおろして | 馬の上に置きます |
輿棒を差し込み | 楔で固定 |
大祭の余興は美里劇団です | 社殿前では作業が始まります |
子供神輿を台車へのせ | ベルトで固定 |
神輿の車渡御に使われる | 触れ太鼓の日除けになります |
9時頃に中荻野子ども会の | 子供達がお宮に集合 |
交通指導員と打ち合わせ | 子供達を集め |
子供神輿の渡御の説明をし | 出発までしばらく待機 |
トラックが1台入ってきました | 大神輿から鳳凰を抜き |
下へおろします | トラックの荷台を御仮屋へ向け |
アオリをおろす | 大神輿を持ち上げ |
台を抜いて | トラックの荷台へ移動 |
大神輿を御仮屋からおろし | トラックの荷台へおろす |
触れ太鼓の日除けを移動 | 鳳凰を露盤へ差し込み |
日除けの枠を載せ | アオリを閉める |
神楽殿前で中荻野子ども会が | 神輿と対面して整列 |
太鼓を運ぶ宮総代 | 子供達はお祓いをしてもらい |
祝詞奏上 | 最後に玉串拝礼 |
簾で日除けにします | 時刻は9時30分 |
中荻野子ども会は記念撮影を | 終えて荻野神社を出発 |
先導は馬場の太鼓山車 | 一行は中荻野地区を巡行し |
終点の養徳寺には | 12時着予定です |
境内では大神輿をベルトで固定 | 舞台の準備が進みます |
9時40分になると宮本第一と | 第二子ども会がお宮へ集まり |
樽神輿渡御の安全祈願で | お祓いをしてもらいます |
樽神輿は13時から14時45分 | まで上荻野地区を巡行します |
神輿渡御
平成30年(2018年)は宮の上が年番の年であり、序盤が中荻野地区(御旅所3ヶ所)と下荻野地区(御旅所5ヶ所)での車渡御、中盤に上荻野地区(御旅所7ヶ所)での車渡御、そして終盤に上荻野地区(御旅所6ヶ所)での担ぎ渡御が行われた。
●宮立ち (出発10:00)
車渡御の準備が整うと大神輿をのせたトラックは10時に鳥居を潜って荻野神社をお発ちし、担ぎ渡御で回らない地区を巡行していく。トラックの運転は担ぎ渡御で神輿を担ぐ方の神輿会が担当するため、この年は宮本会が運転手を務めた。
舞台の準備が整いました | 中央に供物が供えられます |
大神輿は出発の準備が整い | 鳥居を潜って |
10時頃に荻野神社をお発ち | 車渡御が始まります |
※神輿の車渡御の様子は下記の車渡御のページを参照。
車渡御 (中荻野→下荻野→上荻野)
また、下記の表は中荻野子ども会、宮本第一子ども会と宮本第二子ども会の神輿渡御における、休憩場所と予定時刻である。中荻野子ども会はお宮にある子供神輿1基を台車へのせて中荻野地区を、宮本第一・第二子ども会は樽神輿2基を担いで上荻野地区を渡御する。
休憩場所 | 予定時刻 |
荻野神社 | 9:30 |
馬場自治会館 | 9:50 |
うとう坂上 | 10:00 |
氏子I宅前(イーグル) | 10:30 |
オーロラコスモ | 11:00 |
公所公民館 | 11:30 |
養徳寺 | 12:00 |
休憩場所 | 予定時刻 |
ファミリーマート駐車場 | 13:00 |
久保(氏子S宅) | 13:40 |
上久保児童遊園 | 14:10 |
高瀬商店裏空き地 | 14:45 |
●浅間神社 (到着13:55、出発15:00)
車渡御を終えた大神輿は13時55分に浅間神社に到着し、鳥居前の広場で担ぎ渡御に向けた準備が行われる。14時40分になると大神輿前で龍蔵神社の宮司により神事が執り行われ、神輿が15時に浅間神社をお発ちすると、荻野神社まで約3kmの道程を担いで渡御される。
神輿は上荻野児童館横を通り | 国道412号を出て左折 |
鳥居前の広場には人出が | 神輿はバックで敷地へ入り |
浅間神社に到着 | 車渡御はここまで |
祭壇や賽銭箱 | 手水用具が準備される |
荷台から轅を抜いて | 地面におろします |
触れ太鼓は竹に取り付ける | トラックのアオリを開け |
神輿を荷台からおろし | 馬の上におろす |
化粧の轅を抜き | トラックの荷台へ |
担ぎ棒を運び | 棒穴へ差し込みます |
前後にトンボを渡し | ボルトで固定します |
輿棒にクッション材を巻き | テープで固定 |
ここでバスが1台到着し | 応援の担ぎ手が降りると |
衣装を整えます | 神輿では晒を水に浸して |
クッション材の上から | 巻き付けて行く |
役目を終えたトラックはお宮へ | 宮司が到着しました |
手水用具と | 祭壇を準備し |
宮司が配置を整えます | 神輿に提灯を取り付ける |
神事の準備が整いました | 14時30分になると |
宮郷太鼓保存会の山車が | 浅間神社に到着 |
叩き手も集まりました | 続いて到着したバスは |
交通指導員を乗せていました | 上荻野児童館前で待機 |
14時40分になると | 鳥居前の広場に集まり |
神事が始まります | 最初に修祓 |
出席者をお祓い | 続いて献饌 |
祝詞奏上 | 宮司から玉串拝礼 |
続いて | 各団体の代表者が |
玉串拝礼 | 最後に宮本会の会長が拝礼 |
最後に撤饌で | 神事が終了 |
出席者に | お神酒を配り |
宮総代の挨拶で | 乾杯 |
神輿前の祭壇を引き上げ | 宮郷の叩き手は山車へ移動 |
神輿前では宮本会の | 会長から挨拶 |
山車に乗り込む宮郷太鼓連 | もう直ぐ宮立ちです |
担ぎ手が神輿に集まり | 神輿を担ぎ上げる |
触れ太鼓も担ぎ手が担当 | 神輿よりも先に出発 |
神輿は国道412号側へ向かい | 右折して厚木方面へ |
宮郷の山車もお宮を出発し | 国道412号に出て右折 |
神輿を先導します | 荻野神社まで担がれます |
※神輿の担ぎ渡御の様子は下記の担ぎ渡御のページを参照。
担ぎ渡御 (浅間神社→荻野神社)
●宮入り (到着20:15)
浅間神社からの担ぎ渡御を終えた神輿は20時15分頃に荻野神社へ宮入りし、境内で練った後に神輿を差し上げ、馬の上におろされて宮付けとなる。
先導された神輿は | 参道を進んで鳥居を潜り |
無事に宮入り | 神楽殿の方へ移動し |
反時計回りに境内を回る | 馬場は櫓で迎え太鼓 |
神輿は境内の中央へ移動し | 最後に差し上げて |
馬の上におろして | 無事に宮付けです |
太鼓演奏・片付け
神輿が無事に宮付けされると、宮郷太鼓保存会は太鼓を山車から櫓へ載せ換え、美里劇団の芝居の合間で馬場太鼓保存会と共に囃子太鼓を叩き合う。宮付けされた神輿は担ぎ棒を抜いて御仮屋へ移され、片付けが行われる翌日まで一晩安置される。宮本会はこの後にJAあつぎの荻野支所に移動し、太鼓山車の解体作業を終えてから解散となる。
神楽殿での余興は21時に終了し、そこからは宮郷太鼓保存会と馬場太鼓保存会が終日まで太鼓を叩き合う。宮郷太鼓保存会は例大祭の当日中に櫓を解体するため、ぎりぎりまで太鼓を叩きながら山車の解体準備を進め、22時を過ぎると太鼓演奏を止めて櫓の解体作業に取り掛かる。
宮郷の山車は境内入口から | 宮郷の櫓裏へバックで移動 |
積んでいた太鼓と荷物を | 櫓へ移動し |
コオドとオオドを | 枠へ固定 |
準備が整うと | 叩き手は櫓へ移動し |
20時20分に太鼓を再開 | 馬場と境内で叩き合います |
神輿では晒を解き | 横棒を取り外す |
鳳凰を露盤から抜き | 轅を抜いて |
御仮屋へ収納 | 短い轅に差し替えて |
神輿を抱え上げると | 御仮屋へ移動 |
舞台上へ持ち上げて | 台の上におろすと |
大鳥を露盤へ差し込み | 短い轅を抜く |
神輿はもう一晩安置されます | 宮本会は山車の解体作業へ |
幟は宮入り前に降ろされました | 20時半を過ぎると太鼓を止め |
美里劇団の芝居が再開 | 21時に芝居が終わると |
馬場と宮郷が | 太鼓を再開 |
宮郷は太鼓を叩きながら | 櫓の片付けに取り掛かる |
神楽殿では舞台の撤去作業 | 時刻は21時半 |
境内に参拝客はいませんが | 太鼓は続きます |
露天商も | 撤去作業 |
太鼓はまだ続くようです | 舞台では片付けが終了 |
演奏に支障がない箇所を | 解体していきます |
22時を過ぎると | ようやく囃子演奏が終わり |
宮郷は太鼓を舞台からおろし | 本格的に解体作業を開始 |
宮郷は人出のある | 大祭当日に解体します |
22時50分頃に | 櫓が解体され |
神楽殿に運んだ部材を | 定位置へ積み上げていく |
櫓裏では荷物の整理 | 馬場の櫓は明日解体されます |
23時頃に作業を終え | 保存会会長の挨拶 |
手締めで解散です | 全体の片付けは明日行われる |
例大祭の片付けは翌日の7月16日(月)の祝日(海の日)に行われ、御仮屋と馬場太鼓保存会の櫓の解体、そして幟倒しなどが行われる。
戻る(荻野)