山車巡行だしじゅんこう(大祭)

@本宿地区・午前(出発10:40、到着11:40)

  午前中は山車だけで本宿地区を巡行し、途中で平塚伊勢原線沿いにあるミニストップ豊田本郷店で休憩を取り、1時間ほどで本宿自治会館へ戻る。巡行中は競り合いとは異なり、叩き手は小バチなどを入れながらリラックスして太鼓を叩き、笛も山車の上で一緒に吹かれた。

叩き手が山車に乗り込みぶっこみから屋台へ
山車はバックしてそのまま反対側の駐車場へ入り
左折して西へ向って進んでいく
突き当りを右折し北へ進むと
道なりに左折し清雲禅寺前を通過
下粕屋平塚線に突き当たると右折して北へ向かい
新幹線のガード手前で右折し墓地の裏を東へ進む
T字路に突き当たると株式会社エステクモの角を右折
南へ進んでそのまま駐車場へ入る
10分ほど太鼓を叩くと駐車場を出発
道路の東側へバックし右折して来た道を引き返す
北へ進みT字路で左折
一瞬ですが新幹線と並走笛も入り賑やかに囃します
清雲禅寺の裏を西へ進み下粕屋平塚線まで戻ると
右折新幹線のガード手前で
直ぐに左折し西南方向へ進んでいく
豊田本郷緑地を通過し平塚伊勢原線に出ると
左折して平塚方面へ南下
左手にミニストップが見えると歩道へ乗り上げ
店舗の前を通過し南側の駐車場へ山車をとめる
山車は店舗前へ移動され叩くのを止めると
食料を調達こちらは各自治会のおにぎり
30分ほど休憩すると山車へ上がり
太鼓が打ち鳴らされ山車が動き出す
伊勢原平塚線を左折して再び平塚方面へ
中戸川歯科医院前を通過し豊田本郷の交差点を
左折道なりに右へカーブし
豊田本郷駅のバス停で左折
豊田商店会を北上する山車(有)一佛具店を通過
すずき肉店八百岩
セットアップオザキを通過しT字路で右折
東へ進んで本宿自治会館へ到着
10分ほど太鼓を叩き午前中の巡行を終える

  このあとは本宿編の昼食へ。



A本宿地区・午後(出発13:30、到着15:10)

  午前中は山車のみの巡行であったが、午後は子供神輿が本宿地区を渡御する。本宿の子供神輿は担がれることはなく、台車へ載せられた神輿を子供達がロープで引っ張って移動する。山車は基本的に子供神輿の後ろについて移動するが、山車が通るには狭い道などもあり、子供神輿と一緒に移動する時間は多くない。

子供会の協力のもと子供達は神輿の前に2列で整列
ロープで子供神輿を引っ張ります出発に向け太鼓も打ち鳴らされ
子供神輿が自治会館を出発山車はバックして駐車場へ
左折して子供神輿の後を追う
神輿は途中で右折し山車は神輿が戻るまで待機
奥まで回った神輿が引き返して
右折すると山車が再び後を追う
一行は突き当りのT字路を右折
子供神輿は途中でおひねりをもらいます
道なりに左折し右手にある細い道へ
入っていく山車も道なりに左折するが
神輿の後を追わずそのまま直進
午前中と同様に右折して下粕屋平塚線を北上し
清雲寺の敷地に沿って右折東へ進むと
目の前には子供神輿の姿が2回続けて
左折するとその先は行き止まり一方、山車はそのまま直進
子供達はここで休憩直進した山車は
エステクモで右折し目の前の駐車場へ入る
障害物を避ける竿をしまい10分ほど太鼓を叩くと
バックして駐車場を出て
もと来た道を引き返すエステクモで左折
神輿が休憩を取った場所も通過し
下粕屋平塚線に出ると右折し新幹線ガード手前で直ぐに左折
山車のはるか先には子供神輿の姿が
豊田本郷緑地を通過し
平塚伊勢原線に出て左折
左側の歩道へ入りミニストップの駐車場へとめる
その先には豊中の山車の姿が本宿が駐車場で5分ほど
太鼓を叩いていると子供神輿が横断歩道を渡って
平塚伊勢原線を横断南に進み
ミニストップに到着すると山車の横で休憩を取る
道路の反対側では豊中の軽トラ山車が現れ
ブックオフ前で一時停止後方に豊中の子供神輿が続く
軽トラ山車は県道61号を右折子供神輿はそのまま歩道を進む
太鼓を叩き続ける本宿止まっていた豊中の山車が出発
ミニストップ前では子供達を集め神輿と山車の前で記念撮影
撮影が終わると整列しミニストップを出発
伊勢原方面へ渡御していく叩き手も山車へ乗り込み
ミニストップを出発神輿と同じく北へ向う
神輿は途中で細い道へ右折し住宅地を進むが
山車は直進してガード手前で右折
下粕屋平塚線に出て右折し清雲寺を通過すると
住宅地を抜けてきた神輿と合流亀井工務店を通過し
暫く直進すると左手の平塚豊田郵便局へ入る
山車も歩道へ乗り上げ駐車場でとまる
子供神輿は15分ほど休憩すると郵便局を出発し
再び南へ向って進んでいく山車も駐車場を出て
子供神輿の後を追い突き当りを左折
道沿いに右へカーブし有限会社交栄前を通過
豊田本郷駅で左折し子供神輿に追いつく
一行は豊田商店会を北へ進み
商店会の通りを抜けるとT字路を右折
最後の直線を東へ進むと
本宿自治会館へ到着左折して敷地へ入り
御神燈前へ神輿を止め回転させ鳳凰を道路側へ向ける
山車も到着し神輿渡御は無事に終了

  子供神輿と山車は1時間40分ほど本宿地区を巡行し、宵宮と合わせた神輿渡御は終了となり、子供達は夕方の太鼓まで一旦解散となる。このあとは本宿編の出発前準備へ。



B本宿自治会館→湘南実業倉庫前(出発16:30、到着16:50)

  本宿自治会館を出発した山車は豊田郵便局前で一旦停止し、先に宮入りする簀子橋の山車が通過するのを確認してから、湘南実業倉庫前へ移動する。

山車が本宿自治会館を出発しいつものルートで
本宿地区を巡行下粕屋平塚線を左折し
平塚方面へ進むと歩道へ乗り上げ
豊田郵便局の駐車場で10分ほど太鼓を叩いて待機
豊田本郷交差点から来た簀子橋の山車が通過すると
本宿の山車が郵便局を出発突き当りを左折し
簀子橋の後に続きトマトカデンの手前を左折
細い道を東へ進み豊田駐在所を通過
西町の山車を横切り湘南実業倉庫前を通過
豊中に続いて平等寺の山車を横切り
JA湘南豊田支所直売所の横で待機していた簀子橋を通過
本宿が過ぎると簀子橋は左折空いたスペースへ
本宿がバックで山車を入れ左折して簀子橋の後に続く
平等寺と豊中の山車を追い越し空いたスペースへ山車を寄せる
山車をギリギリまで前へ寄せ簀子橋の背後へ着ける
後方も山車が揃ってきました太鼓を打ち鳴らす本宿
宿和会はここで一息付き緑の半纏を着た本宿の
子供達が次々と山車へ上がり
太鼓を叩きますあとは出発を待つばかり

  湘南実業倉庫前に到着すると叩き手は子供達に交代し、宿和会のメンバーは囃子の発表のために本宿自治会館へ移動する。このあとはC囃子奉納演奏

C囃子奉納演奏(開始17:00、終了17:20)

  豊田地区の全8基の山車が湘南実業倉庫前に集合すると、豊八幡神社前の広場へ入場する順番で移動を開始するが、本宿自治会館前では山車が通り抜ける前の20分間で囃子の発表が行われる。最近は紅葉狩りと呼ばれる神楽を奉納していたが、この年は宿和会による屋台の演奏と、本宿雅組による役太鼓の演奏が披露された。

宿和会は自治会館へ戻り太鼓を準備
観客も集り始め毎年恒例の発表が始まる
撮影者も多く集り太鼓の音色に耳を傾けます
前半は笛と鉦を交え順番に交代しながら
屋台を披露5分ほど演奏すると
いよいよ皆さんお待ちかね雅組の登場です
笛のソロで始まり役太鼓の演奏が始まる
テンポは非常に速く小バチも目一杯入ります
途中でヒョットコの踊りが入り囃子を一層盛り上げます
観客も増え熱心に聞き入ります
ヒョットコは観客へ近付き笑いを誘うと
再び囃子に合わせて見事に舞います
再び観客へ近付きお酌の演技
山車の姿が見えた頃に10分間の演奏を終える
おひねりを頂いたようですこのあとはいよいよ宮入りです


E豊八幡神社前(到着17:50)

  湘南実業倉庫前を出発した山車は、豊田商店会の通りを北上し、T字路で右折して豊八幡神社を目指す。先頭の西町は17時30分頃に本宿自治会館前を通過し、最後の打間木が通過するのは17時45分頃となる。広場までの移動は競り合いではないので、本宿を含めて8基中5基は子供達が太鼓を叩く時間帯となっている。

太鼓の音が近づき観客は通りを空ける
最初に現れたのは西町叩き手は全て子供です
本宿自治会館前を通過しお宮へ向う
2番手は簀子橋こちらは大人が叩きます
簀子橋が会館前を通過するといよいよ3番手に本宿が登場
子供は立って叩くので後ろの子が足首を支えます
本宿の次ぎは黒がシンボルカラーの豊中
こちらの叩き手も全て子供達本宿自治会館前を通過
5番手の山車は平等寺競り合いに備えるためか
平等寺も叩き手は子供達6番手の宮下は
大人が叩いて本宿自治会館前を通過
7番手は女性の叩き手が多い小嶺
最後となる8基目の山車は子供達が叩く打間木
私は本宿を追い小嶺宮下と先へ進む
さらに平等寺豊中を追い越すと
目の前に本宿の山車が本宿の一つ前は簀子橋
露店は片側だけに並び十字路を直進すると
両側に露店が並ぶ露店の間で山車を慎重に誘導
お宮の前を進むと目の前にも露店が多く立ち並ぶ
露店を抜ける簀子橋本宿も露店に沿って右折
簀子橋が西町の隣にとまる本宿は露店の間を抜け
左折して簀子橋の隣へ山車をとめる
続いて豊中が入場し本宿の隣へ
5番手の平等寺は山車の前を通過していき
豊中の隣に山車をとめる
6番手の宮下が入場さらに奥へ進み
平等寺の隣へ露店の奥から
7番手の小嶺も入場宮下自治会館の方まで進み
左折して宮下の隣へ
そして最後の山車となる打間木が入場
一番奥の鳥居前へ山車を入れ8基の山車が揃います

  広場へ入場する山車は豊田小学校側の駐車場へ豊八幡神社側から順番に止まり、8基の山車が南側の鳥居まで1列に整列していく。



D競り太鼓と祭典演芸(開始18:00、終了20:40)

  祭典演芸とは宮下自治会館横の舞台で行われる勝太郎一座の芝居のことで、1幕が15分単位となっており、1幕終わる毎に20分間の太鼓の競り合いが行われる。祭典演芸は合計5幕からなり、太鼓の競り合いも5回行われる。8基の山車が広場へ入場する前には既に17時30分から15分間、舞台で寿三番叟が奉納されており、最初の競り合いの時間だけは山車が入場(宮入)する時間(約15分)を含めて35分となっている。
  本宿では湘南実業倉庫前から豊八幡神社前の広場までは子供が叩いていたが、広場へ到着すると宿和会のメンバーに交代し、激しい競り合いが繰り広げられる。ほとんどの地区で自分の山車と他の山車の太鼓の鳴りを幕毎に確認し、芝居が行われる15分の間に締太鼓を調整しながら、少しでも抜けるようにと競争する様子が印象的である。

本宿では競り合いに向け子供達は山車から下り
代わりに大人が山車へ上がり太鼓を叩く
山車の下では女性が笛を吹く豊田ならではの競り太鼓
全身全霊で太鼓に打ち込みます
20分ほど続いた競り合いはお宮から中止の合図が出され
太鼓を直ぐに切ると舞台では余興が始まる
次の競り合いまでは15分間の待機
豊田ではおなじみの勝太郎一座
競り合いに向けて緊張が高まる芝居が終わり幕に手が掛かると
間髪を容れずにぶっこみから激しい競り合いへ
本宿の左隣の簀子橋右隣の豊中
山車の上は異様な熱気に包まれます
交代は瞬時に腕は大きく振り上げます
これだけ壮絶な競り合いは他に類を見ません
20分間競り合うと太鼓を止め再び芝居が始まる
豊田は露店が多く立ち並び参拝客で賑わいます
15分間の芝居が終わると3回目の競り合いが開始
参拝客はどの太鼓が一番鳴っているか聞き比べます
舞台では提燈が振られ演芸開始の合図が伝えられる
太鼓を止め勝太郎一座の舞踊が始まる
幕が閉まると第4回目の競り合い
20分間叩き続け豊八幡神社の提灯が振られる
幕が開くと太鼓が止まり本宿では太鼓の調整
最後の演芸が終わると最後の5回目となる競り合い

平成24年10月6日(土) 祭典演芸と太鼓時間割
演芸題名時刻山車順番
寿三番叟17:30〜17:45 (15分)1.西町
山車宮付 (太鼓)17:45〜18:20 (35分)2.すのこ橋
姉妹星18:20〜18:35 (15分)3.本宿
太鼓18:35〜18:55 (20分)4.豊中
姉妹星18:55〜19:10 (15分)5.平等寺
太鼓19:10〜19:30 (20分)6.宮下
劇団 新舞踊ショー (一部)19:30〜19:45 (15分)7.小嶺
太鼓19:45〜20:05 (20分)8.打間木
劇団 新舞踊ショー (二部)20:05〜20:20 (15分)
太鼓 (終演)20:20〜20:40 (20分)


E豊八幡神社前→本宿自治会館(出発20:50、到着21:10)

  最後の競り合いは20時40分に終了し、その後は鳥居側の山車から広場を退場していく。途中まで一緒に移動していた他の地区の山車とは順次別れを告げ、本宿の山車は太鼓を叩きながら本宿自治会館へ帰っていく。

山車は鳥居側から順番に退場本宿は6番手で移動開始
山車をバックさせ鳥居側へ向う
山車の後ろではひょとこの舞本宿は見どころ満載です
宮下自治会館前を通過し鳥居の横を通り抜け
お宮を後にします笛の吹き手は歩いて移動
太鼓を打ち鳴らしながら南へ向って進んでいく
後方には残り2基の山車が続く住宅地を抜けると
十字路の奥には宮下の山車本宿は右折し
宮下に別れを告げると東に向って移動
竿で障害物を避けますJA湘南豊田支所直売所を通過
本宿の後方に続く2基の山車本宿は豊田駐在所を通過
女性陣も締太鼓を叩きます細い道を抜け
バス通りに出ると右折するが豊田本郷駅で右の脇道へ
後方の山車もバス通りに出て簀子橋と
西町が左折してここでお別れ豊田商店会の通りに入った
本宿は北へ進みT字路で右折
東へ進むともうすぐ本宿自治会館
左折して到着です
到着後もまだまだ太鼓は続き
祭りの最後を惜しむかのように太鼓を打ち鳴らす
競り合いの時とは異なり叩き手によってリズムが変化
本宿自治会館で45分間ほど叩き続け
祭りが終わります

  山車は本宿自治会館に21時10分頃に到着し、その後は21時55分頃まで太鼓を叩き続けた。このあとは本宿編の片付けへ。


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