上飯山



神社の紹介

  「日枝神社」は飯山字「風越」にあり、天保12年(1841年)完成の『新編相模国風土記稿』に記される「山王社 四」のうち、村持ちの1社であると推測される。御神体は木像で、現存する山王大権現木像を納める箱銘には嘉永元年(1848年)7月、造工岩坂嘉右衛門、別当長山二十六世蓮久寺教海院日誠代とある。岩坂はこのあたりの地名で、蓮久寺は煤ヶ谷(清川村)にある日蓮宗寺院である。現在は「大山祇命」を祀る。
  境内には神楽殿があり、昭和36年(1961年)に当地出身で当時の厚木政務次官安藤覚が植樹したつがもそびえている。

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日枝神社神楽殿
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拝殿覆殿
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境内


例大祭

  以前は10月8日であったが、勤め人が多くなり、通常は8月の中・下旬の土曜日か日曜日の夏休みの夏休みの期間に変更になった。平成13年は8月12日(日)であった。
  上飯山地区を上と下に分け、準備と片付けを祭礼ごとに交代で実施している。一週間前の日曜日に掃除をし、燈篭を立てる。大祭翌日には片付けをする。
  大祭当日は8時に世話人5人を始め、地元自治会長や消防団などの関係者が神社に集合し、8時30分頃から飯谷神官によって神事を行うとともに、子供神輿のお祓いをする。
  19時ごろから余興が始まり、これまではカラオケ大会が続いてきたが、平成13年はカラオケ大会と美里劇団による舞踊も併せて実施した。昔は田舎芝居がきて時代劇をやっていた。
  昔は露店も普通のお祭りと同様に、オモチャ屋・金魚・食べ物屋など、軒を並べていたが、現在は自治会の人により焼き鳥や飲み物の売店が出る。

太鼓

  

神輿

  子供神輿は上飯山を廻り上から下へと主要道路を練り歩き、12時頃神社へ戻る。


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