南金目神社例大祭
(堀之内編)
御嶽神社例大祭
御嶽神社
「御嶽神社」は堀之内町内全体で祀られている社で、昔はこの町内で火災が多かったことから、明治18年(1885年)に火伏せの為に武州(武蔵国)の御嶽神社を勧請したという。例祭日は2月10日。昔は代参に行ってお籠もりをしたと言われ、近年は4月下旬(29日)に武蔵御嶽神社に代参し、お札を会員に配って町内の安全を祈願している。現在は南金目神社の例大祭と同じく、10月第2日曜日を例祭日とし、三之宮比々多神社の宮司により南金目神社で式典が執り行われた後に、御嶽神社にて式典が行われる。
御嶽神社 | 鳥居 |
社号碑 | 水鉢 |
社殿 | 金目学校跡(境内東側) |
神輿準備 (捩り掛け)
堀之内では宵宮の前日の金曜日に、御嶽会により神輿の捩り掛けが行われる。天気が良い年は御嶽神社の境内で行われるが、雨天の場合は浅田材木店の敷地内で行われる。ここでは平成29年(2017年)10月6日(金)に行われた、浅田材木店での捩り掛けの様子を紹介する。
19時30分頃に浅田材木店に | 神輿をのせたトラックが到着 |
屋内へ | 馬を入れる |
備品を積んだ軽トラックが | 中へ入り荷物をおろす |
軽トラが外へ移動すると | トラックの荷台から |
神輿をおろし | 屋内へ移動 |
神輿を馬の上におろし | カバーを外す |
馬を轅側にずらし | 楔で轅を固定 |
馬を低いものと入れ替えて | 神輿を下げると |
神輿全体を | 磨いていく |
続いて鳳凰を | 露盤へ差し込み |
晒を四隅の | 蕨手へ伸ばす |
対角線上で引っ張り | 蕨手に結び付ける |
反対の対角線上でも | 晒を張っていく |
屋根部が終わると | 蕨手から轅へ |
神輿の奥では | 晒を撚って |
縄にし | 轅の穴に通す |
晒を轅に結び付け | 対角線上の晒を張っていく |
縄作りは | 続き |
芯出し綱になります | 捩り掛けは3箇所目 |
縄を撚るのは | コツがいるようです |
晒をしごいていく | 芯出し綱は3箇所目 |
捩り掛けは最後の4箇所目に | 蕨手に小鳥を差し込む |
屋根部正面に | 祝例大祭の幕を張る |
芯出し綱は最後の4本目 | 後方の轅に通す |
捩り掛けが終わり | 鈴を4個取り付ける |
21時20分頃に捩り掛けを終え | 通常の馬に乗せ換える |
天気が良ければ御嶽神社で | 捩り掛けを行いますが |
雨の日は浅田材木店で行いマス | テーブルを設置して休憩 |
最後に神輿を奥へ寄せ | 22時頃に解散 |
宵宮準備 (午前)
ここからは平成29年(2017年)10月7日(土)に行われた宵宮の様子を紹介する。宵宮は8時30分過ぎから準備が始まり、山車の組み立てと提灯枠の設置を中心に作業が進められていく。
宵宮の朝は8時40分頃に | 山車を移動 |
昔はこの山車に太鼓を載せて | 曳いていました |
屋根部は無くなっています | 境内の東端へ移動 |
大型のトラックが到着 | 山車に使われます |
社殿の扉と | 神輿の倉庫が開けられ |
神輿を載せる | 台を外へ移動 |
山車用のトラックが | 境内を離れます |
社殿裏の倉庫の扉を開け | 山車の部材を取り出す |
山車の組立用の脚立を用意 | 9時になると関係者が集まり |
自治会長の挨拶 | 御嶽会が社殿から備品を出す |
打ち合わせが終わると | 本格的に準備開始 |
紅白幕を | 神輿の台車へ巻いていく |
御嶽会の幟を準備 | 山車用のトラックが |
帰ってきました | 梯子と脚立を準備 |
トラックの荷台から | 提灯の木枠をおろす |
こちらは柱でしょうか | 部材をおろすと |
トラックが引き返し | 社殿裏の倉庫横に停車 |
車両規制用のコーンを置く | 荷台のあおりをおろし |
角棒を組んで | 土台を組む |
提灯枠を運び | 道路の奥へ置く |
土台をボルトで固定し | アオリを閉める |
提灯枠は沢山あります | こちらは柱のようです |
トラックでは | 柱を立てて行く |
提灯枠は | 横に連結する様です |
柱と枠をボルトで固定 | 山車では軒桁をのせる |
連結した提灯枠を持ち上げ | 低い馬の上に置きます |
山車では運転席側から | 梁を渡す |
提灯枠に | 電球を取り付けて行く |
正面の梁を渡す | こちらは太鼓用の横架材 |
梁をボルトで固定し | 束を立てて行く |
電球を点灯させ | 提灯を被せる |
山車では | 屋根を載せる |
境内では小さめの | 提灯枠を組んでいく |
切れた電球を交換 | 物凄い数の提灯です |
屋根は足場が少なくなり | 最後は脚立で外から被せる |
サイドに手摺を付け | 屋根を固定 |
さらに屋根は上部からボルトを | 通し、軒桁に固定 |
社殿のガラスを拭き掃除 | 提灯をクリップで固定 |
山車はロープで | 荷台の鳥居に固定 |
電球をつけ終わると | 電気を流して確認 |
山車の屋根に破風と | 堀町の飾り瓦を取り付ける |
組み上がった提灯枠を | 縦に起こす |
建物の形に合わせて | 作ってあります |
柱を固定 | 10時10分頃になると |
休憩を取り | 10時30分に |
作業再開 | 飲み物をクーラーボックスへ |
フェンス側にも提灯枠を立てる | 花飾り用の部材を取り付ける |
道路側では柱と | 枠を並べ |
更に提灯枠を作ります | 正面にも花飾りの部材 |
境内の東側からは長い棒が | 幟竿です |
山車に提灯枠を付ける | 竹を積んだ |
軽トラが到着 | 枠に提灯を取り付け |
竹を荷台からおろし | 枝を切り落としていく |
電球を取り付け | 提灯を被せる |
山車の提灯枠は | 4面全てに付き |
軒桁に紐で固定 | 枠に提灯を取り付ける |
倉庫から | 合板を運び出し |
東側のフェンスへ | 掲示板を作るようです |
山車では電線に電球を付け | 提灯に入れて行く |
荷台の後ろに | 発電機を積む |
締太鼓の枠を取り付ける | こちらは掲示板の骨組み |
こちらは渡御中の飲み物を | 運搬する堀町神酒車 |
鳥居に注連縄を張る | 掲示板が出来てきました |
山車では締太鼓用の枠の | 高さを調整します |
御嶽会の幟を | 通り沿いに設置 |
掲示板が出来上がりました | 注連縄に紙垂を付ける |
角材でかさ上げ | 提灯を目玉クリップで固定 |
掲示板には照明が付きます | 竹は上部だけ笹を残す |
締太鼓の枠をセットし | 足をロープで固定 |
石碑と | 水鉢にも注連縄を張る |
提灯枠を | 社殿の左手に設置 |
反対側の足も | ロープで固定 |
最後の提灯枠は道路側へ | 社殿入口に注連縄を張る |
境内には神輿用の | 忌竹を設置 |
提灯のケースが空になりました | 発電機の上部にカバーが付く |
別の町内が | 挨拶に来ました |
手拭で作った飾りです | 提灯枠に配線をする |
看板に穴を開け | 山車の正面に結び付ける |
祭壇には供物が並ぶ | 縄に紙垂を通す |
山車の周りに | 紅白幕を張る |
水鉢にも紙垂を取り付ける | 看板には御嶽太鼓連の表記 |
発電機を回し | 電球を点ける |
提灯枠の上部に照明を設置 | 境内の木を剪定 |
切れている電球を交換 | 社殿前にも照明が付く |
発電機の熱が太鼓に行かない | 様に板を被せるようです |
御嶽会は | 境内を掃き掃除 |
板にキリで穴を開ける | 剪定した枝を細かく切断 |
神輿の収納用の | 台車と |
短い轅を | 裏の倉庫へしまう |
板を発電機に固定 | 倉庫は増築されたものです |
花飾りを山車へ運び | 正面と |
運転席側に差し込み | 横方向は竹で固定 |
浅田材木店から神輿を | 載せたトラックが到着 |
荷台から馬をおろし | 轅を専用の台車へ載せる |
前棒に肩を入れ | 神輿を荷台からおろす |
昨晩捩り掛けをした | 神輿です |
正面を道路側に向け | 境内へ入れる |
馬の上におろし | 轅の調整 |
花は紐で荷台側へ寄せる | 反対側も横方向を竹で固定 |
トラックは浅田材木店へ | 山車の準備が終わり |
12時40分頃に | 昼食を取る |
宵宮準備 (午後)
宵宮の準備は午前中でほとんど終わり、午後は神輿の忌竹の設置や国旗用の竿立てなどが行われる。堀之内太鼓保存会は山車に太鼓を取り付け、14時過ぎから15時40分までの間に、2回に分けてフレ太鼓の巡行に向かう。
御嶽会は社殿前で昼休憩 | 13時頃に休憩を終え |
神輿を抱えて | 鳥居側へ寄せる |
鈴を磨き | 塗装の修復作業 |
四隅の竹に縄を張り | 紙垂を取り付ける |
太鼓保存会は大太鼓を運び | 山車に設置 |
会長宅で締太鼓の調整 | 調整を終えた太鼓を運び |
金属の棒を通して | 枠へセット |
14時頃になると | 子供達が山車へ乗り込み |
太鼓を叩いて | お宮を出発 |
触れ太鼓の巡行に向かう | 台車に載せた子供神輿が |
お宮に到着 | 大神輿の隣に並べる |
14時20分頃に | 山車が戻り |
倉庫の横で | 暫く太鼓を叩く |
社殿の東側では幟竿の | 先端に榊を取り付ける |
竿が短いので | 道具は必要ありません |
フェンスを利用して | 竿を固定し |
日の丸を | 上げる |
15時5分になると | 山車がお宮を出発 |
2回目の巡行は | 私も山車に乗り込みます |
御嶽神社の | 北側を巡行し |
途中で駐車場へ入り | 暫く太鼓を叩く |
隣はグループホームエレクト | 太鼓を楽しみにしてた入居者 |
20分以上太鼓を叩き | 15時35分頃になると |
山車に乗り込み | 駐車場を出発 |
来た道を | 引き返し |
お宮に到着 | 倉庫横にとめる |
軽トラにはテーブルが | 境内へ運び込む |
子供達は一旦山車を降り | 暫く待機します |
川向うには坪之内の山車が | 交通安全協会が到着 |
子供達は再び山車に上がり | 太鼓を叩く |
この後は子供神輿渡御へ。
囃子
堀之内地区の囃子は「堀之内太鼓保存会(御嶽太鼓連)」によって伝承されており、太鼓は締太鼓2個と大太鼓1個で構成され、近年に笛を取り入れた。演奏される曲目には「ハヤシ」・「ミヤシロデン」・「ジショウデン」の3曲があり、ジショウデンは近年に新しく取り入れた組曲形式の曲である。
堀之内では毎年、手作りでバチを作っており、12月に大山から木を伐り出して3月に製材し、八角形の状態からカンナ20丁を使って7月にバチ作りを行っている。
トラック山車 | 太鼓は正面に並べる |
締太鼓は椅子、大太鼓は立つ | 笛は歩きながら演奏 |
ハヤシ |
---|
堀之内にはかつて曳かれていた山車が残されており、柱と屋根が無い状態で保管され、現在では大祭での御嶽神社宮入り後の餅撒きで、足場として利用されている。この山車は南金目神社の祭礼の衰退とともに昭和40年(1965年)頃に曳かれなくなり、その後は山車の出ない年が続いたが、昭和47,48年頃にトラックの荷台に丸太を組んで作った簡易的な山車で宮入りするようになった。
旧山車には木製の車輪が使われており、当時は車輪を保存するために御嶽神社横の川に沈め、車輪は川に流されないように紐で結び付けられていたという。現在は太鼓保存会の会長宅で水を張った古い風呂桶とドラム缶に木製の車輪を沈めて保存し、祭礼の時に水から出して山車に取り付けている。現存する旧山車よりも更に古い山車があった時代には、三ノ宮の人形山車から人形だけを借りてきて、山車の上部に乗せていたが、電線が設置されるようになってからは電線が邪魔になるという理由で乗せなくなったという。
かつては南金目4地区が堀之内と同様の山車を所有しており、祭りの時には各部落から山車を出し、何台も並べて南金目中を曳き回して太鼓を競った。南金目を巡行した後は坪之内が青柳を途中まで迎えに行き、堀之内・根下と合流して、4基の山車が連なってなって南金目神社へ宮入りした。山車が宮入りする順番は南金目神社がある宮本の坪之内が最初で、二番手が青柳、三番手が堀之内で最後が川前と固定されており、社殿前から順番に山車を並べていた。宮入り後は芝居の幕間に激しい競り合いが行われ、競り合いは夜まで続いたという。
かつて曳かれた山車 | 車輪は木製 |
木製の車輪は腐食を防ぐために | 普段は水に浸けています |
予備の車輪 | ロープ締めで使われたカケヤ |
一番古い革は | 昭和26年4月 |
南金目神社に宮入りした山車は、競り合いで太鼓の音を少しでも良く聞かせるために、山車を前にずらしたり、山車を傾けて太鼓の面を起こすなどしていたが揉め事が多く、境内にラインを引いて山車の位置を固定するなどしていたという。当時はロープ締めの太鼓であったため、堀之内の会館で締太鼓をロープで締め上げ、締め終えた太鼓を担いで南金目神社へ運んだという。堀之内にはロープ締めで使われていたカケヤと昭和26年(1951年)の締太鼓の革が現在でも残されている。
堀之内で現在のトラック山車が出来たのは1998年頃で、宮入りの順番は現在のトラックの山車でも引き継がれている。南金目神社での滞在時間は短くなっているが、競り合いと合わせて各地区ごとの発表演奏も行われている。
太鼓練習
堀之内地区では大祭の2週間前から御嶽神社の境内で太鼓の練習が行われ、時間帯は18時30分から20時30分までとなっている。ここでは平成29年(2017年)9月30日の土曜日に行われた、太鼓練習の様子を紹介する。
太鼓の練習は御嶽神社前で | 18時30分から開始 |
社殿前にテントを張り | 締太鼓が4個と大太鼓が1個 |
19時45分頃になると | 締太鼓を2個しまい |
保存会のメンバーが | お手本で片側の締太鼓を叩く |
境内では古い革を使って練習 | 練習は2週間続きます |
途中で保存会のメンバーが | お手本の演奏を披露 |
かなり古そうな革です | 20時30分になると |
練習が終わり | 太鼓と革を片付ける |
保存会にお礼を言う子供達 | 社殿内で締太鼓を緩める |
太鼓の台はテント下にまとめ | 親御さんが子供達を迎えに |
神輿
御嶽神社の旧神輿は大正時代に須賀の三嶋神社から五円で譲り受けたと言い伝えられ、須賀から堀之内まで神輿を担いで運んだという。当初は塗りが施されていなかったが、堀之内に譲られてから間もなく塗りが施された。堀之内では三之宮のように神輿を倒していたこともあり、須賀から譲り受けた神輿は痛みが激しく、平成9年(1997年)に現在の神輿が製作された。
神輿の製作は秦野市落幡の芦川伸一氏によるもので、板金は横浜、漆塗りは平塚、彫刻は伊勢原で行われた。旧神輿の部材で再利用されたのは四隅の狛犬と鳳凰のみで、鳳凰に関しては羽と尾を修復し、羽は一枚羽から二枚羽に変更された。神輿の形状は旧神輿とほぼ同じであるが、屋根部は曲線を付けて勾配が急になっている。また、露盤を嵩上げして鳳凰の足を斜めに挿せるように改造し、鳳凰が前傾姿勢になるような構造になっている。
御嶽神社神輿(平成9年製作) | 旧御嶽神社神輿(昭和52年) |
旧神輿からは4隅の狛犬と | 修復された鳳凰のみが使われた |
露盤を嵩上げし鳳凰を傾ける | 軒下部 |
胴回り | 台輪周辺 |
御嶽の子供神輿 | 境内に並ぶ大小の神輿 |
堀之内の子供神輿は青柳から譲り受けた個人の所有物で、宵宮と大祭では台車に載せてロープで曳かれる。御嶽神社神輿は御嶽会が、子供神輿は育成会が中心となって管理運営を行っている。
子供神輿渡御
宵宮では16時30分から子供神輿と太鼓の山車が、約1時間掛けて堀之内地区を巡行し、お宮に到着すると子供達には軽食が配られる。
時刻は16時丁度 | 子供神輿の宮出しまで30分 |
境内の提灯に | 明かりが灯される |
子供達が集まってきました | もう直ぐ宮出しです |
大神輿では提灯を並べ | 記念撮影 |
御嶽会は子供神輿を | 通りへ移動 |
子供神輿は担がずに | ロープで引っ張ります |
子供達が神輿の前に集まり | ロープの両側に整列 |
育成会の一本締めで | 太鼓が打ち鳴らされる |
子供達はロープを引っ張り | 16時30分にお宮をお発ち |
上粕屋南金目線に出て | 右折 |
子供神輿に続いて | 太鼓の山車も出発 |
一行は | 県道612号を北へ進む |
堀町バス停を通過し | 北金目地区に入ります |
井山木工所を通過し | 途中で右折 |
山車も後に続き | JA湘南金目支所前を通過 |
T字路を右折し | 南金目地区へ入る |
突き当りのT字路を左折し | エレクト裏の三叉路を右折 |
先ほどの駐車場横を通り | 大通山 法傳寺を通過 |
堀之内自治会館横を通過 | 子供神輿を待つ御嶽会 |
観音橋入口の | 交差点で右折し |
平塚秦野線を秦野方面へ | 直ぐに右折します |
左手のHAIR CRAFTには | 塗り絵形式のポスターが |
道沿いに左へカーブすると | 目の前に御嶽神社 |
17時20分頃に | 到着 |
山車は | 私道を利用して |
向きを変え | 社殿横に停車 |
子供達はパンや飲み物を貰う | 太鼓の叩き手は山車を降りる |
子供神輿は移動され | 収納場所へ向かう |
夜の巡行に向けて打ち合わせ | 山車では締太鼓を増し締め |
太鼓の子供達も軽食を貰いに | 大分日が暮れてきました |
宵宮渡御
子供神輿の渡御が終わると18時からは、御嶽会の一本締めで御嶽神社神輿の渡御が行われる。
●御嶽神社 (出発18:00)
堀之内自治会の準備も整い | 大神輿の忌竹を外す |
轅の上に跨り | 御嶽会の一本締めで |
18時に宮出し | 東へ向かって練り歩く |
太鼓の山車もお発ちし | 宵宮渡御が始まります |
この後は宵宮渡御を参照。
●御嶽神社 (到着20:10)
杜のとうふ工房を出発した神輿は御嶽神社の境内には入らずに、横の道路で芯出しをして神輿をおろす。
御嶽会の会員宅前で | 神輿を揉みます |
神輿が近づくと | 締太鼓を外し |
革を緩める | 神輿はお宮へは入らず |
通りで | 芯出し |
甚句を入れながら | 神輿を揉む |
御嶽会は甚句が上手いです | 宵宮では副会長が芯出し |
20時10分に | 拍子木が叩かれ |
神輿を馬の上におろす | 太鼓連は大太鼓を外す |
地元へ戻る坪之内の山車 | 太鼓連は暫く待機 |
通りでは友好団体が直会 | 御嶽会は友好団体を順次見送り |
太鼓連は太鼓を降ろし | 会長宅へ運ぶ |
山車の発電機を切る | 御嶽会は直会の後片付け |
山車から発電機を降ろし | 山車をJAへ移動 |
浅田材木店から | トラックが到着し |
神輿から馬を抜いて | トラックの荷台へのせる |
馬はトラックへ載せずに | お宮へ収納 |
神輿をのせたトラックは | 浅田材木店へ移動 |
自治会はお宮で直会 | 神輿の台車を |
鳥居前へ移動 | 明日は愈々本祭(例大祭)です |
神輿がお宮に到着すると神輿の友好団体は直会を行い、直会後は山車をJA湘南の金目支所へ、神輿は浅田材木店へ移動して解散となる。
本祭準備
本祭当日の朝は式典と神輿渡御の準備が行われ、山車は式典前に触れ太鼓で堀之内地区を巡行する。堀之内の御嶽神社の例大祭の式典前に、南金目神社では比々多神社の宮司により南金目神社の例大祭の式典が執り行われる。
朝8時にやって来ました | 山車は既に移動済みです |
太鼓保存会は | 太鼓の準備 |
会長宅で締太鼓の調整 | 山車に大太鼓を取り付ける |
自治会は社殿の扉を開け | 式典の準備 |
山車の枠に締太鼓を設置 | 子供達が集まってきました |
会長宅では電ノコの準備 | 木の板を切断します |
山車まで運び | 椅子の高さを上げる様です |
8時40分頃になると | 神輿をのせたトラックが到着 |
合板2枚をビス止め | もう直ぐ出発です |
後方の轅に台車を入れ | 移動用の台車を準備 |
前の轅を持ち上げ | 台輪下に台車を入れる |
トラックを前に出し | 轅を荷台から抜く |
神輿を台車へのせ | 境内へ移動 |
8時50分頃になると | 触れ太鼓で山車が出発 |
神酒車が到着 | 台車に載せた神輿は |
社殿前へ | 10分程で山車が戻ってきました |
スペースが無くギリギリです | 山車は倉庫横へ |
社殿前に神輿を寄せ | 馬を運ぶ |
台車を抜き | 馬の上におろす |
抜いた台車は | 境内の外へ移動 |
神輿は式典前に | 最後の調整 |
太鼓連は太鼓を叩き続ける | 子供神輿は既に置いてあります |
のし紙を掲示板へ貼っていく | ご祝儀のお返しに頂きました |
9時40分頃になると三之宮 | 比々多神社の宮司が到着 |
太鼓の演奏を止め | 子供達は山車を降りる |
社殿内では神事の準備 | 神輿には祭壇を設置 |
笊の中身は宮入り後に | 撒かれる紅白の餅です |
本祭渡御
南金目神社で式典を終えた比々多神社の宮司は堀之内へ移動し、10時から御嶽神社にて式典が執り行われる。式典後は子供神輿と山車がお宮を出発し、続いて境内では乾杯が行われ、大神輿がお宮を出発する。
10時になると | 神事が始まる |
御嶽会は神輿横に整列 | 宮司が境内へ降り大神輿と |
子供神輿をお祓い | 続いて御嶽会と |
自治会 | 育成会と参列者をお祓い |
10時25分頃に神事が終わり | 自治会長の挨拶 |
御嶽会は | 子供神輿を移動 |
お神酒を | 配る |
山車に叩き手が乗り込み | 子供達は神輿の周りに集合 |
山車では太鼓を叩き | 育成会が一本締め |
子供神輿から | お宮を出発 |
続いて山車が出発 | 鳥居前では御嶽会の進行 |
自治会長の挨拶で | 乾杯 |
副会長から渡御の説明があり | 会長が一本締め |
神輿を | 担ぎ上げる |
甚句を入れて | 社殿前で神輿を揉み |
一旦肩からおろして | 輿棒を抱えながら |
鳥居を潜り | お宮を出発 |
左に旋回し | 子供神輿の後を追います |
※本祭渡御の様子は下記の本祭渡御の前半と後半のページを参照。
本祭渡御(前半)
本祭渡御(後半)
堀之内地区を渡御した大神輿は御嶽神社の鳥居を潜って宮入りし、社殿前で甚句を交えて神輿を揉んで輿をおろすと、御嶽会会長の三本締めで神輿渡御を終える。宮着後は御嶽会が社殿横と旧山車の上から餅撒きを行い、本祭の全ての行事が終了する。
太鼓連は | 最後の叩き納め |
お宮では宮入りに向けて | 社殿内にブルーシートを敷く |
旧山車の舞台上には | 餅撒き用の紅白餅が |
神輿が姿を現すと | 太鼓連は演奏を終える |
神輿がお宮に近づいてきました | 会長と副会長2名は社殿内へ |
神輿は境内に入り | 鳥居前へ |
神輿を抱えて | 宮入りです |
そのまま社殿へ押し寄せると | 片岡の甚句で |
神輿を揉む | 物凄い観客です |
唄い手が変わり | 甚句に合わせて神輿を揉む |
3番手は | 眞田交友会 |
最後は御嶽会が甚句を入れて | 神輿を揉むと |
神輿をおろして無事に宮付け | 御嶽会会長の拍子木で |
三本締め | 御嶽会は社殿横と |
旧山車の上から | 餅を撒きます |
太鼓連は締太鼓を外し | 会長宅へ運搬 |
御嶽会は友好団体を | 順番にお見送り |
明日は片付けが行われます | 堀之内の皆様お疲れ様でした |
神輿はその日の内に捩りが外され、社殿横の倉庫へしまわれる。翌日の10月9日(月)は午前9時に御嶽神社に集合し、幟返しと後片付けが行われ、山車もこの時に解体される。片付けが終了すると堀之内自治会館で鉢洗い(反省会)が催される。
戻る(南金目)