坪ノ内
八幡神社
坪ノ内の鎮守である「八幡神社」は「誉田別命(ほんだわけのみこと)」を祭神とし、社殿の右奥には「山神社」・「神明社」・「風神社」の石祠が祀られている。社殿は山の中腹にあり、細く長い参道を上っていくのが印象的である。
八幡神社の由緒によると、若宮八幡宮は元々比々多神社の摂社として二本松に創立・鎮座していたが、坪之内村が神戸村観音谷戸および三之宮村谷戸岡を分離して一村となった慶長8年(1603年)に、現在の鎮座地に遷座再建されたとしている。ちなみに昭和25年(1950年)7月に復刻された幟には文久3年(1863年)3月の文字が記載されている。
天保12年(1841年)完成の『新編相模国風土記稿』では坪之内村の鎮守が「若宮八幡宮」とあり、石を御神体とし、拝殿と神楽殿があった。若宮八幡宮は古義真言宗高野山高室院末の「長福寺」持としており、長福寺は地頭小幡勘兵衛縄直の嵩信で寛永15年(1638年)に堂宇を再興している。坪之内村にはこの他に「神明社」・「熊野社」および村民持の「山王社」・「風神社」・「疱瘡神社」・「山神社」があり、寺院には曹洞宗善波村勝興寺末の「養国院」と曹洞宗栗原村保国寺末の「福昌院」があった。
社殿については台風で倒壊していたものを昭和8年(1933年)に再築しており、当時父親が坪ノ内区長の職にあり自らも青年団支部長であった横山久男氏が再建の寄付集めにかかわり、この年の5月1日に行われた御遷宮の模様を伝える写真を所蔵している。このときは坪ノ内総出で盛大に祝ったという。それから60年を経て社伝の破損は激しくなり、平成8年(1996年)6月に氏子の総意により代表60名の建設委員会を発足さた。平成9年(1997年)4月に神殿の起工、同年8月には神殿の修復を完成させた。更に大鳥居、手水舎、灯籠、石畳の参道、裏の三社、物置および環境の整備を併せて実施した。総工費の4560万円余りは氏子並びに有志の寄附によるものである。
八幡神社山道入口 | 参道 |
八幡神社 | 鳥居 |
手水舎 | 社号柱 |
倉庫 | 燈籠 |
拝殿 | 覆殿・幣殿 |
山神社・神明社・風神社 | 社殿修復記念碑 |
神社由緒 | 境内 |
坪の内老人憩の家 | 比々多公民館 |
準備(幟立て・櫓組立て)
坪ノ内では例大祭の一週間前の土曜日に準備が行われ、幟立てと太鼓を叩く櫓の組立てなどの作業が行われる。ここでは平成29年(2017年)9月2日(土)に行われた準備の様子を紹介する。なお、例年では作業開始時間は8時30分であるが、この年は台風の影響で時間を遅らせて10時から作業を開始した。
8時に来ましたが、この年は | 台風の影響で1時間半遅らせる |
9時まで憩の家で待機 | 雨は止んでいるので |
一足先に参道を登り | お宮へ向かう |
境内手前の駐車場の軽トラから | 注連縄の縄を運ぶ |
社殿前のスペースには | 今年コンクリートを打ったようです |
鳥居側へ移動し | レンタルの仮設トイレの向きを |
反転させて | ロープで固定 |
幟竿の収納庫を塞いでいた | 木の板を取り外す |
幟竿を立てる穴を | 塞いでいた鉄板の蓋を |
取り外す | 徐々に人が増え |
集合時間の10時になると | 大祭実行委員長(宮総代)の |
挨拶 | 挨拶が終わると |
お神酒を | 配り |
坪ノ内自治会長の挨拶で | 安全祈願の乾杯 |
安全作業の為に | ヘルメットを配ります |
各自役割分担を決め | 作業を開始 |
こちらのメンバーは | 境内を出て参道を下ります |
倉庫から | 備品を取り出す |
榊の剪定 | 社殿の清掃 |
社殿横では釜の準備 | 社殿周辺では掃き掃除 |
こちらは幟の部品でしょうか | 鳥居付近に置きます |
境内社の前も掃き掃除 | 東側の榊も剪定します |
倉庫から | 木材を運び出し |
鳥居付近へ並べて行く | 倉庫からは更に |
太い角棒を運び出し | 今度は境内の外へ移動 |
坂を下りて | 駐車場付近でおろす |
冷蔵庫を積んだ軽トラが | 坂を上り |
お宮に到着 | こちらも重そうです |
こちらは鳥居付近へ | 材料は欅でしょうか? |
新しい冷蔵庫の様です | 先ほどは重かったのか |
さらに人数を増やして | 参道の東側へおろす |
こちらは電球の配線 | 社殿裏手の掃き掃除 |
穴にロープを通し | 角棒を持ち上げると |
向きを変えて | 穴に合わせて横向きにし |
ゆっくりと | 立てて行く |
幟竿を支える柱なので | 丈夫に出来ています |
こちらは壊れた冷蔵庫 | 新しいものと入れ替えます |
支柱は短い方と | 2本で一組 |
竹の笹で軒下を掃除 | 軽トラから |
新しい冷蔵庫を降ろし | 社殿の中へ |
参道の西側の支柱を持ち上げ | 180°旋回し |
一旦地面におろし | ロープを通す |
支柱を起こして | 穴の中へおろしていく |
続いて短い支柱を穴の中へ | 2本の支柱で |
幟竿を挟む構造です | 楔を打って支柱を固定 |
東側の支柱も | 楔を打って固定 |
続いて収納庫から | 幟竿を引き出します |
こちらは竿の先端につく部品 | 倉庫の軒下も笹で掃除 |
幟竿を引き抜くと | 境内の外へ出て |
坂道を下り | 駐車場へ移動 |
竿を道路へおろすと | 境内へ引き返す |
こちらは排水溝の掃除 | 支柱は垂直を出します |
収納庫に集まり | 次の竿を引き抜くと |
今度は境内の中で | 180°旋回し |
参道の西側に竿をおろす | 竿を離れて |
再び収納庫へ | 3本目の竿を引き出し |
境内のスペースを | 一杯に使って |
180°旋回 | 竿をおろす |
西側の竿から支柱の間に入れ | 固定用の丸棒を通す |
東側の竿に移動し | 支柱の間へ竿を入れると |
丸棒を通して固定 | 鳥居前では榊を切り取る |
拝殿の左手では | 釜の洗浄が始まる |
幟竿用の竹に榊を差し込む | ロープをセッティング |
倉庫横の植木を剪定 | 湯を沸かして釜を洗う |
絡まったロープを解きます | 榊の根元に紙垂を付ける |
駐車場でも | 幟竿を支柱に固定 |
参道では照明用の | 電気配線を繋ぐ |
こちらも先端に竹筒が付きます | 境内下も掃き掃除 |
幟立ての為に | イチョウの枝を剪定 |
竿の先端に竹筒を差し込み | 乳を結ぶリングを通す |
念入りに枝を切り落とす | 駐車場でも竹筒に竿を差し込む |
参道の東側でもロープを伸ばし | リングを下へ通していく |
釜と蓋を念入りに洗う | 社殿内では照明のメンテナンス |
参道の下から | 竹を積んだ軽トラが到着 |
おろした笹付きの竹は | 境内社の忌竹に使われます |
笹無しの竹もこの後使われます | 切り落とされたイチョウの枝 |
いよいよ駐車場側から | 幟立てが始まります |
ロープを枝に掛けて | 竿を引っ張る準備をします |
境内側からも木にロープを | 巻き付けて引っ張る体勢に |
ロープの準備が整うと | 梯子と刺又を使って |
幟竿をゆっくりと | 起こしていく |
ロープでも引っ張りながら | 人力で立てて行きます |
ロープで | バランスを取っていく |
ロープは全部で三方向から | 幟竿が垂直に立つと |
簪を差し込み | 竿と支柱を固定 |
抜けない様に楔を打ち | ロープは木に結び付ける |
レンタルの冷蔵庫が到着 | 南側のロープも木に結び付ける |
簪の上下を間違えたので | 一旦抜いて差し直し |
楔で固定 | 北側では枝を切り落とす |
届いた冷蔵庫は | 人力で境内まで運び |
社殿の左奥へ | 倉庫の裏におろす |
社殿内では備品の整理と | 幕張り |
駐車場の幟立ての次は | 境内の幟立て |
こちらも木を利用して | ロープで引っ張ります |
ここでもロープは三方向から | 梯子と刺又を使いながら |
竿を垂直にすると | 簪を挿して楔で固定 |
ロープは | 木に結び付けて固定 |
社殿内では紅白幕の準備 | 釜を熱湯消毒します |
先ほどは参道の東側でしたが | 続いて西側の幟竿を立てていく |
梯子は何処でも使いますが | 刺又は坪ノ内が初めてです |
2本のロープで | 引っ張ります |
バランスを取りながら | 竿を垂直にすると |
彫刻入りの簪を差し込み | 楔で固定 |
幟立てが終わると | 収納庫から鉄パイプを取り出し |
長方形に並べる | 櫓作りが始まるようです |
四隅に柱を立てて | ボルトで仮止め |
対角線の | 距離を揃えて |
土台と柱を本締め | 続いて |
腰の高さで横棒を渡し | 水平器で水平にすると |
柱に固定していく | 想像していた以上に |
精度よく組み立てて行きます | 収納庫からは |
角棒を運び出す | すごい数の鉄パイプです |
続いて上下の横棒に | 筋交いを固定していく |
木の角棒も | 櫓に使われるのでしょうか |
12時15分頃になると | 作業を中断し昼休憩に入る |
さっきの竹は注連縄用でした | 社殿前ではお茶と弁当を配り |
日陰を利用して | 昼食を取ります |
社殿内も利用します | 私も頂きました |
例年では8時半から準備を始める為、午前中には作業を終えているが、この年は10時開始であっため、準備は午後にずれ込んだ。
12時40分頃になると | 午後の作業を再開 |
東側の竿から | 幟を上げる |
続いて西側の竿へ移動し | 幟を上げていく |
一方、太鼓の櫓では木の | 角棒をパイプの上に渡していく |
2本の幟が揃います | 角材をまだ使うようです |
社殿側では | 掲示板の準備 |
どうやら根太になるようです | 収納庫から |
薄い板を引き出し | 櫓の方へ運ぶと |
根太の上に並べて | 床を貼っていく |
こちらは倉庫の外壁を | 利用した掲示板です |
いいアイディアですね | 櫓には階段が設置されます |
社殿内の飾り付けが完了 | 壊れた冷蔵庫を |
運び出し | 軽トラの荷台へ |
櫓の床下には束を立て | 上部には手摺を設置 |
社殿の手前にも | 掲示板を設置 |
境内の周辺の雑草を | 草刈機で除去していく |
階段には手摺が付きます | 正面には太鼓用の横棒が |
境内の入り口付近では | 木材を集め |
組み立てていく | 社殿では上部の壁をすす払い |
櫓では床を全て剥がしました | 根太の位置が悪かったようです |
門状に組むと | ラッシングベルトで固定 |
櫓の床を貼り直し | 屋根部のパイプを取り付け |
中央に柱を追加 | 倉庫の裏では竹などを焼却 |
門の横棒にロープを結び | 階段下から引っ張る準備 |
鳥居側にずらして | 柱を穴に合わせると |
門飾りを起こし | ロープで引っ張りながら |
ゆっくりと | 立てて行く |
櫓の屋根は | 片流れのようです |
門飾りは部品を追加し | 倉庫から |
屋根を運び出す | 屋根を載せる部品のようです |
櫓では屋根の骨格が | できてきました |
境内の隅の方では | 植樹をしています |
門飾りでは軒桁を追加し | 屋根を乗せていく |
社殿内では | 紙垂作り |
憩の家から太鼓が届き | 荷台からおろすと |
社殿横へ運び | 横から社殿内へ入れる |
櫓の正面は庇を作るため | 軒の出を長くします |
門飾りは手前にも | 屋根を乗せて行く |
屋根の骨格が出来上がると | 屋根となる簾を |
乗せて | 広げて行く |
紙垂作りは初めて見ました | 簾を鉄パイプに結び付ける |
鉄パイプの端には | 保護カバーを取り付ける |
床板を一枚 | 簾の上に置き |
雨除けのシートを | 屋根の上に上げる |
門飾りには提灯を取り付け | 参道を掃き掃除 |
櫓にも電球の配線を渡す | シートを屋根の上で広げて行く |
幟竿から幟をおろし | 畳んでいく |
シートを張り終えると | 天井の穴をふさぐ |
祭礼は1週間後なので | 幟は下します |
駐車場の国旗も下す | 櫓に提灯を取り付ける |
雨除けのシートを | 風で飛ばない様に固定 |
14時50分頃に準備が終わると | 推進委員長が氏子を集め |
副実行委員長が挨拶 | 今年はスタートが遅れましたが |
無事に終わりました | この後は太鼓の練習です |
宵宮準備
ここからは平成29年(2017年)9月9日(土)に行われた宵宮の様子を紹介する。宵宮では午前8時30分から準備が行われ、山車の組み立てやテントの設営などを中心に作業が進められていく。
8時頃にお宮にやって来ました | もう既に数名集まっています |
参拝する氏子も | 実行委員長が到着 |
社殿ではお神酒の準備 | 軽トラックが到着 |
氏子が集まってきました | もう一台軽トラが到着 |
集合時間の8時半になると | 推進委員長が声を掛ける |
ここで太鼓の山車を載せる | トラックが到着 |
最初に | 実行委員長の挨拶 |
続いて | お神酒を配り |
自治会長の挨拶で | 乾杯 |
友の会の会長から説明があり | 宵宮の準備開始 |
境内右手では境内社の飾り付け | 境内左手では湯を沸かす |
倉庫から看板を取り出し | 軽トラの荷台へ |
幟竿では幟の準備 | 注連縄に紙垂を挟む |
幟は西側から | 上げる |
境内社の竹を交換 | 軽トラで下まで移動 |
こちらの木箱にはテントの | パイプ材が入っています |
西側の幟が上がりました | 参道の東側ではテント作り |
倉庫からは | 山車の部材を取り出す |
東側の幟も | 上げていく |
山車の部材を並べて行く | 向拝下も注連縄張り |
本殿前では祭壇の準備 | こちらは巡行経路の打ち合わせ |
社殿左手ではテント張り | 山車は土台から組みます |
幟が2本揃いました | 山車は柱を立てて |
横方向の角材を | 組んでいく |
テントの骨組みを組んでいく | 駐車場の方では |
国旗を | 上げていく |
こちらは紙垂の取り付け | 大分組み上がってきました |
テントの幕を広げ | 屋根部に被せて行く |
社殿横でも幕を張る | 倉庫から |
山車の屋根を取り出し | 山車の上に載せる |
憩の家から軽トラが到着し | 荷台から荷物を降ろす |
本殿に注連縄を張る | テントは足を立てて |
幕をパイプに固定 | 鳥居にも注連縄を張る |
組んだテントは持ち上げて | 南側へ寄せる |
山車の屋根の下には | 花を挿して固定 |
花は前後に付きます | 人を乗せて憩の家まで移動 |
テント張りはまだあります | 参道の東側にもう一つ |
山車の前後には | 坪ノ内太鼓連の看板 |
手水舎にも注連縄を張る | 幕を袋から出し |
上部に被せて | 足を立てる |
山車が組み終わると | 持ち上げて |
トラックの荷台へ載せて | アオリを閉める |
テントが2基並びました | 山車に提灯を取り付ける |
テントは | 全部で4つあります |
山車の床にはタイルカーペットを敷く | 境内社にも注連縄張り |
テントに幕を被せて | 最後のテントが完成 |
屋根にロープを掛けて | 山車と荷台を固定 |
憩の家からは | 続々と備品が届く |
看板の一部数値を貼り替える | 模擬店の備品を降ろします |
締太鼓の枠を取り付ける | 看板に花飾りを付ける |
山車では電気の配線 | 今度はテーブルが到着 |
倉庫の軒下にも提灯を付ける | 八幡神社の旗の準備 |
荷台からテーブルを降ろし | 収納庫の横へ降ろす |
今年で大祭は26回目です | テーブルは社殿側にも運ぶ |
駐車場では掃き掃除と | 看板の取り付け |
社殿前にテーブルをセット | テント下にはブルーシートを敷く |
向拝下には八幡神社の提灯 | 社殿横のテントにもテーブルが |
山車では提灯の取り付け | 拝殿入口には白い幕を張る |
旗の準備が終わり | 駐車場へ移動 |
憩の家は遠いので | 軽トラでの移動が欠かせません |
櫓のパイプに紅白テープを巻き | 庇には花飾りをさす |
憩の家からは次々と | 荷物が届きます |
山車のサイドには太鼓連の幕 | 入口の階段に旗が立てられる |
幕は山車の両側に付けられる | 参道を掃き掃除 |
旗は電信柱や | 標識にも付けられる |
憩の家から再び軽トラが | 釜や茣蓙が積まれています |
花飾りは時間が掛かります | 荷台から荷を降ろす |
飾り用の建具の様です | ずいぶん大きなスピーカーですね |
釜は炊き出しに使われます | 社殿横のテントにも電球が付く |
山車の正面にも太鼓連の幕 | ブルシートの上に茣蓙が敷かれる |
櫓の柱にも花飾り | 上には提灯が付きます |
門飾りにも花を挿す | 10時になると作業を中断し |
お茶を貰って | 休憩を取ります |
土日は晴れそうです | 祭壇は綺麗に飾られています |
10時20分頃に | 作業再開 |
山車に賽銭箱を取り付ける | 拝殿前には小さい電球が |
テーブルを | テント下に並べて行く |
門飾りは前後に花が付きます | テーブルは縦に2列 |
軽トラの荷台からは | なにやら重そうなものが |
餅つきの臼です | 水を張って杵を浸ける |
社殿前では配線作業 | 明日はこの釜でご飯を炊きます |
櫓の入り口にも花飾り | 積み重ねられたテントの木箱 |
倉庫の中を掃き掃除 | 提灯に電球を入れる |
木に梯子を掛けて | 大きなスピーカーを取り付ける |
倉庫前の備品を | 一旦移動させ |
テントを持ち上げて | 移動 |
倉庫前に置いて | 備品をテント下へ戻す |
テーブルを拭き掃除 | 向拝下に配線を回す |
蛍光灯と | 豆電球に明かりがつきます |
大きなスピーカーは | 2箇所取り付けられます |
電球の確認作業 | テントには |
ゴミ袋を設置 | 倉庫横にも設置します |
社殿前ではマイクの確認 | テント下にも電球の配線 |
音響は全て | 自分たちで行います |
先ほどの建具飾りに | 日程表を貼ります |
テント下には看板を垂らす | こちらは私のいる笠窪太鼓連 |
社殿から締太鼓と | 大太鼓の枠を運び |
櫓の上へ | 締太鼓の茶箱と |
大太鼓の木箱も | 櫓へ上げる |
社殿横のテントにも電球がつく | 準備は大方終わり |
11時40分頃になると | お弁当を配って |
昼食を取ります | 奥ではまだ作業が続く |
私も頂きました | テント下は涼しいです |
12時頃に昼食を終え | 一旦解散 |
この後は山車の立ち回りまで | 自由時間となります |
宵宮
午後からは14時前から関係者が集まりはじめ、14時20分頃に山車のタイヤを塩とお神酒で清めると、山車は14時30分にお宮を出発して坪ノ内地区を巡行する。
13時50分頃に | お宮に戻ってきました |
山車の巡行に向けて | 太鼓の準備が行われる |
大太鼓を柱に固定し | ラッシングベルトで吊し上げる |
調整を終えた締太鼓を | 山車の枠へセット |
こちらは櫓で叩く締太鼓 | 専用の台へセット |
太鼓の準備が終わると | 毛布を掛ける |
14時20分頃になると | 推進委員長の進行で |
山車の | お清め |
トラックのタイヤに塩と | お神酒を掛ける |
4本のタイヤを | 全て清めて行く |
氏子による山車のお清めは | 初めて見ました |
山車のお清めが終わると | 太鼓連が山車へ乗り込む |
同行車にも乗り込みます | 宮昇殿を叩いて |
山車が移動開始 | 櫓でも宮昇殿で送り太鼓 |
氏子の拍手で見送られ | 山車が境内を出発 |
これから坪ノ内地区を | 巡行していく |
このあとは山車立ち回り(宵宮1回目)を参照。
坪ノ内地区の巡行を終えた山車が18時15分頃に宮入りすると、境内で19時頃まで待機して2回目の巡行に向かう。2回目の巡行経路は1回目と同じで、休憩を取らずに短い時間で回るため、ここからは宵宮の境内の様子を紹介する。
坪ノ内は串橋と交流があるため、八幡神社の宵宮では18時30分頃に串橋太鼓連が訪れ、櫓の上で太鼓の演奏を披露する。2回目の巡行を終えた山車が宮入りすると、境内では21時頃まで太鼓が叩かれる。
坪ノ内地区を巡行した山車が | ミヤショウデンを叩きながら |
参道を上がる | 境内の櫓では迎え太鼓 |
18時15分頃に | 山車が宮入り |
拍手で迎えられる | 櫓の右手に止め |
暫く叩き合いが | 続きます |
テント下では蕎麦と | うどんが配られる |
18時半頃に付き合いのある | 串橋太鼓連がやって来ました |
テント下では麺を頂き | 串橋太鼓連と乾杯 |
社殿横のテントでは | お湯で麺を茹でる |
麺は蕎麦と饂飩 | 具はかき揚げ |
ワカメとネギも入ります | 飲み物を冷やすレンタルの冷蔵庫 |
社殿前に提灯が並びます | テントで食事を取り |
19時なると山車に乗り込み | 櫓では子供達が送り太鼓 |
ミヤショウデンを叩き | 山車がお宮を出発 |
2回目の巡行に向かいます | 櫓では子供達の太鼓が続く |
駐車場側の幟竿から | 国旗を降ろします |
お客さんの串橋太鼓連が | 山車に上がり |
20分ほど太鼓を披露 | 再び子供達による演奏 |
私も大太鼓で参加します | 私は2回目の巡行では |
山車には乗らずに | お宮の様子を取材します |
20時半頃になると | 参道からミヤショウデンの曲が |
2回目の巡行を終えた | 山車が宮入り |
2回目の巡行は1時間半ほど | 1回目の半分以下の時間です |
2回目は休憩を取らずに | 同じルートを回ります |
櫓では再び串橋太鼓連 | 山車では坪ノ内 |
競り合いが | 始まります |
最後は坪ノ内同士で | 競り合い |
20時55分頃に | 太鼓が終了し |
総代の挨拶で | 片付けに入ります |
幟竿から | 幟をおろす |
大太鼓をおろし | 締太鼓を緩める |
おろした幟を | 折り畳む |
東側の竿でも | 幟を外します |
締太鼓は全部で4つ | テント下のテーブルを片付ける |
社殿では直会の準備 | 21時20分頃になると |
社殿へ集まり | 乾杯で直会が始まる |
22時で直会が終わり | 一旦解散 |
社殿が空いたので | 太鼓連は櫓から |
太鼓を運び出し | 社殿へ移動 |
幣殿付近におろし | 恒例のバーベキューがスタート |
墨に火を付けて | シシャモや |
ホルモンを焼いていく | 直会は深夜まで続き |
宮番をする人もいるようです | 明日はいよいよ大祭です |
太鼓が終わると社殿内で直会が開かれ、22時頃に一旦解散となるが、その後も社殿内では残ったメンバーで深夜まで直会が続けられる。このあとは大祭準備へ。
囃子
坪ノ内の太鼓は現在の祭礼が復活した平成4年(1992年)頃に、近隣の善波と笠窪から伝わり、「坪之内友の会太鼓連」により伝承されている。演奏される曲目は「ハヤシ」と「ミヤショウデン」で、ミヤショウデンは山車がお宮を宮発ち・宮入りする際に叩かれる。囃子の構成は締太鼓2個と大太鼓1個で1カラとし、巡行用のトラック山車と境内に設置される櫓の上で演奏される。
太鼓連の行事は3月の善波・三嶋神社の例大祭から始まり、4月には笠窪・神明神社の例大祭、9月の地元八幡神社の例大祭、10月の比々多神社で行われる慰霊祭に参加する。この他にも、2月に行われる比々多公民館まつりと、7月の納涼祭で寄せ太鼓として太鼓が叩かれる。
太鼓の構成は締太鼓2個と | 大太鼓1個 |
山車(側面) | 山車(正面) |
囃子 |
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太鼓の練習は大祭の一週間前の土曜日から境内に設置された櫓の上で行われ、これ以外には毎月1回のペースで坪ノ内老人憩の家で練習が行われている。ここでは平成29年(2017年)9月2日(土)の準備の後に行われた練習の様子を紹介する。
社殿から締太鼓を運び | 櫓の上の枠へセット |
大太鼓も | 枠へ入れる |
大太鼓は | 2つあります |
櫓の前に脚立を置く | 締太鼓用の枠を |
ビスで床に固定 | 社殿では締太鼓の調整 |
15時半頃から練習開始 | 締太鼓を運び |
もう片方の枠へセット | ハヤシを叩く |
脚立に楽譜を乗せます | 裏側はミヤショウデンの譜面 |
キザミに入り | ハヤシに繋がります |
私も練習に参加 | 18時で練習を終え |
櫓から太鼓や枠を運び | 社殿へ移動 |
脚立は櫓の下へ収納 | 締太鼓を緩めます |
太鼓連副会長の挨拶で | 解散します |
祭礼の歴史
『風土記稿』によると例祭日は旧暦の3月15日であったが、大正2年(1913年)の『比々多村史』では7月15日とあり、近年に9月18日になった。坪ノ内の祭礼は一時期途絶えていたが、平成4年(1992年)に復活し、平成29年(2017年)で第26回目を迎えている。復活してからは例祭日を9月の第2日曜日とし、その前後の日曜日に準備と片付けを行っている。
かつては青年が宵宮にお籠りし、青年団で原町田、厚木などから芝居を買ったりもした。昭和8,9年(1933,34年)頃の境内にはこのための舞台がしつらえられた。役者の中には狐忠信などの狂言で評判の芸達者もいたという。
坪ノ内の祭礼は子供から年配の方まで皆が協力し大変盛りあがる。神輿は境内だけであるが、平成19年(2007年)に新調された子供神輿を子供と大人が一緒になって担ぐ。また、午前中には「餅つき」も行われ、つき終わった餅は昼休みに振舞われる。終盤に行われる抽選会は景品の数が多く大変盛り上がる。大祭が始まる前に参加者全員に抽選券を配り、各自の氏名と電話番号を記入して抽選箱に入れていく。この他にも「焼き鳥」・「綿菓子」・「カキ氷」などの出店や、「スーパーボールすくい」も子供達に人気がある。
坪ノ内の歴史
『風土記稿』によると坪之内村は白根郷に属し、江戸より一八里余りの位置にあった。東西は八町余り、南北は四町余りで、屋敷は47軒あり、この他に長史が6軒あった。東は栗原川を境に神戸村と串橋村に接し、南は善波川に限り笠窪村と善波村、西は善波村、北は栗原村に接していた。波多野道(幅一丈)が東西に通じていて、中程に小田原道に通じる岐路があった。また、神戸村に三町九段七畝余りの飛地があった。村内には高札場が1ヶ所あった。
小名は「谷ト岡(やとおか)」のみが見え、この谷ト岡は応永27年(1420年)の鎌倉・浄光明寺文書にある三之宮浄業寺(じょうぎょうじ)領の「矢田岡郷(やだおかごう)」であり、その転化した古名と推測している。村内には西南の村境を流れる幅二間の善波川があり、水田に注いでいた。東方村境を流れる幅三間の栗原川は川久保川とも呼ばれ、栗原川には2ヶ所に堰が設けられ、用水に引かれていた。
村名は古代条里制の単位である「坪」に由来しその余痕との説がある。明治14年(1881年)の『皇国地誌(こうこくちし)』の当村反別では、田一三町三段、畑三五町九段余、山林一九町四段余とあることから、畑方に比重のある土地柄であった。
元和2年(1616年)以降、小幡景憲(おばたかげのり)の一給所領(いっきゅうしょりょう)となり、延享3年(1746年)に幕領に復したが、明和5年(1768年)に再び小幡氏が知行し幕末まで継承した。甲州流軍学(こうしゅうりゅうぐんがく)の創始者である小幡景憲は武田氏の臣であったが、後北条氏の滅亡後は徳川家康に重用された。4代目景利(かげとし)は勘定奉行を勤めており、小幡氏の代々は愛甲郡中依知村を本貫に坪之内村など総て1500石を知行した。本貫地(ほんがんち)の日蓮宗蓮生寺が菩提寺であったが、2代目の縄松(つなまつ)である綱直(つななお)は当村の長福寺を嵩信して再興した。寛永15年(1638年)の長福寺鐘銘に勘兵衛縄直(かんべえつななお)が再興したと刻してあり、文化6年(1809年)に改鋳鐘銘にその旧銘のあったことが『風土記稿』に見える。この鐘は明治期に紛失して現在はない。小幡領の関係文書は坪ノ内の近藤茂樹氏所蔵や小泉成之氏所蔵文書に残っている。
大祭準備
ここからは平成29年(2017年)9月10日(日)に行われた例大祭の様子を紹介する。例大祭当日は朝8時半に集合し、社殿では式典に向けて胡床を並べ、境内では子供神輿と太鼓の準備、そして出店の準備などが行われる。9時15分頃になると笠窪と善波の太鼓連が到着し、櫓の上で太鼓の準備が行われる。
朝8時です。参道入口には | 宵宮で設置した看板 |
お宮にやってきました | のしの掲示板 |
こちらは飲み物関係 | 私のも貼って頂きました |
日程表を大祭に張り替える | 憩の家からトラックが到着 |
荷物を降ろします | 実行委員長が参拝 |
社殿ではお神酒の準備 | 氏子の方々が参拝していきます |
社殿奥では | 本殿横に収納してある |
子供神輿を運び出す | 馬を先に出します |
子供神輿は地元の大工さんが | 製作しました |
社殿前におろし | 輿棒も出します |
社殿内では掃除 | テント下には蚊取り線香 |
氏子が集まってきました | 拝殿に胡床を並べる |
集合時間の8時半になり | 推進委員長が声を掛け |
実行委員長と | 自治会長の挨拶 |
大祭のスケジュールを説明し | 準備を開始 |
社殿から幟を運び | 竿へ移動 |
参道を | 掃き掃除 |
社殿前も掃き掃除 | 子供神輿は輿棒の準備 |
式典は10時からです | 西側から幟をあげる |
輿棒を差し込み | ボルトで固定 |
社殿から太鼓を運び出し | 櫓の上へ |
西側の幟が上がりました | 子供神輿には |
横棒が付きます | 倉庫前のテントでも準備 |
太鼓を運び | 櫓の上へ |
鳥居付近や | 駐車場でも掃き掃除 |
櫓の上も掃き掃除 | 今度は東側で幟上げ |
締太鼓を茶箱から出し | スパナで増し締め |
東西の幟が上がり | いよいよ大祭本番です |
セルフのお茶も用意 | 受付ではお楽しみ抽選会の |
抽選権に名前を記入し | 抽選箱へ入れる |
釜に水を入れ | お湯を沸かす |
車で食材を運び | 社殿横のテント下へ |
社殿正面の扉を外し | 運び出す |
締太鼓は全部で4つ | こちらは焼き鳥の準備 |
焼き鳥用の墨に火を付ける | スーパーボールすくいの看板を設置 |
坪之内太鼓連の幕を張る | 社殿前には受付を設置 |
空気入れを使って | 墨の火を強くします |
山車に大太鼓をのせ | ロープで柱に括り付ける |
家庭用プールに水を入れ | スーパーボールを投入 |
調整を終えた締太鼓を運び | 山車の枠へセット |
電動ポンプでスーパーボールを回転 | 9時15分頃になると |
笠窪の軽トラが到着 | 櫓へバックで寄せて |
太鼓関係の荷物を櫓へ上げる | 私も締太鼓の調整に入る |
続いて善波の軽トラが到着 | 太鼓の荷物を櫓へ |
太鼓枠を床にネジで固定し | 善波太鼓連の幕を張る |
笠窪も太鼓枠を床に固定 | 笠窪太鼓連のメンバーも到着 |
善波も太鼓を締め | 枠へセット |
テント下では模擬店の準備 | 笠窪太鼓連も幕を張る |
社殿内では比々多神社の | 神職により式典の準備 |
大祭でも軽トラが大活躍 | 荷台から荷物を降ろします |
9時45分頃になると | 身内に不幸があった方が集まり |
忌明け祓いが始まります | 神職によりお祓いを受け |
塩と | 水を撒いていく |
式典
10時からは社殿にて比々多神社の神職を祭主として神事が執り行われ、その後は境内に移動して代表者の挨拶が行われる。
9時50分頃になると | 各団体の代表者が |
社殿に集まり | 神事が始まる |
最初に祓詞を唱え | 祭壇をお祓いし |
続いて祭主 | 幣殿の |
参列者と | 拝殿の参列者をお祓い |
さらに境内へおり | 子供神輿 |
山車 | 櫓をお祓いし |
社殿へ戻っていく | 続いて開扉 |
祭主一拝 | 祝詞奏上 |
次に祭主から | 玉串奉奠 |
続いて実行委員長 | 二礼二拍手一礼 |
坪ノ内自治会長が | 玉串奉奠 |
坪ノ内の市議会議員 | 衆議院議員 |
伊勢原市の県議会議員 | 友の会太鼓連の副会長 |
続いて笠窪太鼓連の会長 | 最後に善波太鼓連の会長 |
起立をして頭を下げて閉扉 | 神事は滞りなく執り行われ |
最後に祭主一拝で | 10時20分頃に神事終了 |
参列者は境内へ移動し | 式典が続きます |
ここからは代表者の挨拶 | 最初に実行委員長 |
社殿ではお神酒と | 直会の準備 |
続いて | 自治会長の挨拶 |
祭主である比々多神社 | 禰宜の挨拶 |
衆議院議員の義家氏 | 拝殿にテーブルを並べる |
続いて渡辺県議会議員 | 最後に市議会議員の国島氏 |
お神酒を | 配り |
友の会会長の挨拶で | 乾杯 |
炊き出し訓練・子供神輿
式典が終わると境内では炊き出し訓練と称して、昼のカレーライス用のご飯の炊き出しが行われる。そして、社殿前から駐車場までの間であるが、境内のみで子供神輿の渡御が行われる。
10時40分になると | 炊き出し訓練が始まる |
釜に米と | 水を入れる |
模擬店ではヨーヨーすくいと | かき氷の準備 |
10時45分になると | 子供神輿に子供を集める |
釜に薪をくべる | ここからは子供神輿の時間 |
太鼓を小さく叩き | 子供神輿が社殿前を出発 |
参道を練り歩き | 櫓前で引き返す |
わっしょい♪わっしょい♪ | 社殿前を通過し |
境内を出発 | 坂道をくだり |
駐車場で | Uターン |
来た道を | 引き返し |
宮入りです | 子供会の会長さんです |
直ぐに輿をおろさず | 境内を一周し |
社殿前に | 輿をおろす |
子供神輿を奥へ移動し | 子供達は文具をもらう |
テント下では焼き鳥を焼く | 味見をお願いされました |
山車立ち回り・1回目 (出発11:00、到着12:05)
子供神輿の境内渡御が終わると、太鼓の山車がお宮を出発し、坪ノ内地区の巡行へ向かう。巡行中は坪ノ内・笠窪・善波の各太鼓連が櫓の上で太鼓の叩き合いを行う。また、境内では餅つきが行われ、つき終わった餅は昼ご飯で振る舞われる。
坪ノ内の山車が | 移動を始める |
善波と笠窪はテント下で休憩 | 薪で火を起こします |
坪ノ内の山車 | 櫓の笠窪と善波が |
宮昇殿を演奏し | 11時丁度に坪ノ内の山車が出発 |
坪ノ内地区の巡行に向かう | 私も山車に乗り込みます |
境内では恒例の | 餅つき |
子供に人気のかき氷と | 綿菓子は無料です |
山車の巡行の様子は山車立ち回り(大祭1回目)を参照。
巡行を終えた山車が境内に到着すると昼食の準備が始まり、櫓前に敷かれたブルーシートの上で、3地区が一緒になって昼食をとる。
午前中の巡行を終えた山車は | ミヤショウデンで参道を上り |
八幡神社へ | 12時5分に宮入り |
キザミから | ハヤシに入る |
櫓では迎え太鼓 | 山車は櫓の右手に停車 |
お昼に向けてブルーシートを敷く | 山車と櫓で |
4カラの叩き合い | ブルーシートは2枚使います |
櫓は手前から善波・笠窪 | 一番奥が坪ノ内 |
善波・笠窪・坪ノ内はそれぞれの | 例大祭に参加します |
お昼に向けて焼き鳥の準備 | 太鼓に熱が入ります |
社殿横のテントでは | カレーライスの準備 |
昼食を配膳していく | 太鼓はなかなか終わりません |
宮入りから10分程で | 太鼓が終わり |
昼休憩に入ります | 比々多神社の禰宜が退社します |
スーパーボールすくいは大人気 | 社殿では直会の後片付け |
3地区がブルーシートに座り | 賑やかに昼食を取ります |
社殿では役員が昼食 | 午前中についた餅も出ます |
13時5分頃に昼食を終え | テント下へ |
善波と笠窪が移動 | ブルーシートはモップ掛け |
スーパーボールがこんなに人気が | あるとは気づきませんでした |
手前のブルーシートを折り畳み | 奥のシートをモップ掛け |
折り畳んだシートは | 櫓の下へ収納 |
山車立ち回り2・回目 (出発13:30、到着14:35)
昼食を終えると山車は再び境内を出発し、午後の巡行に向かう。午前中と同様に巡行中は櫓の上で太鼓の競り合いが行われる。
13時30分になると | 山車が移動し |
お宮を出発 | 境内では宮昇殿で |
山車を見送ります | 巡行に向かう山車 |
キザミからハヤシへ移り | 三カラで叩き合い |
宵宮と同様に2回目は | お宮で取材をします |
午後は特にイベントは無く | 終始太鼓を叩きます |
14時35分頃になると | 巡行を終えた山車が宮入り |
午前中と同じ経路 | おなじ時間で戻ってきました |
櫓の前には再び | ブルーシートを2枚敷きます |
宮入り後も暫く叩き合い | ブルーシートの上では食事を配膳 |
宵宮以上に | 太鼓が盛り上がります |
15分程で太鼓を終え | 休憩に入る |
抽選会
山車の立ち回りが終わると境内では抽選会が行われ、各団体の代表者が抽選箱に集められた抽選権を引き、景品を手渡していく。
15時になると毎年恒例の | 抽選会が始まります |
まず最初は | 実行委員長賞 |
名前を呼ばれると | 社殿前に出て景品を受け取る |
実行委員長みずから | 券を引いて |
景品を手渡します | 突然、櫓から大きな音が・・・ |
締太鼓の革が破れました | 胴が飛び出しています |
抽選会は続いて | 自治会会長賞 |
なんと、私も当たりました | 商品券です |
自治会会長賞の次は | 友の会会長賞 |
続いて | 子供会会長賞 |
高価な賞品はありませんが | 当たると非常にうれしいです |
続いて太鼓連会長賞 | 副会長が代理で券を引く |
最後は | 老友会会長賞 |
急遽追加で | 景品が増えました |
太鼓披露
抽選会が終わると、善波・笠窪・坪ノ内の順番で、各地区の太鼓連による太鼓演奏が披露される。太鼓の披露が終わると最後に3地区による競り太鼓が行われ、大祭の行事は終了となる。
抽選会の後は | 3地区による太鼓の披露 |
食事が終わり片付けも開始 | 最初は善波から太鼓を披露 |
シートの上を片付けます | 大太鼓は坪ノ内がフォロー |
続いては笠窪 | ブルーシートを畳みます |
もう一枚もモップを掛けて | 折り畳む |
笠窪のあとは | 坪ノ内の子供の発表 |
社殿横のテントでも片付け | 子供の発表が終わると |
大人が発表 | 子供神輿の轅を抜き取る |
模擬店も後片付け | 発表に熱が入ります |
15時50分頃に発表が終わると | そのまま太鼓を叩き始め |
善波と笠窪も加わり | 3地区による競り太鼓 |
太鼓もこれで最後になります | 坪ノ内の締太鼓は1つないので |
なんとエアー太鼓 | “そーれ”に合わせ |
大ジャンプ | 16時丁度に |
太鼓が終わり | 大祭の行事が終了 |
太鼓連の副会長が挨拶 | 最後に副実行委員長が挨拶 |
大祭片付け・直会
大祭の余興が終わると後片付けが行われ、山車やテントの解体、提灯や幕の取り外しなどが行われる。善波と笠窪は各自の太鼓関係の荷物を軽トラックに積み、それぞれの地区へ戻っていく。片付け後は社殿で直会が開かれ、18時に三本締めて解散となる。
太鼓連が | 片付けを開始 |
櫓の幕を外す | 善波の軽トラックが |
櫓の前にバックで停車 | 笠窪が挨拶をして帰路に着く |
各太鼓連が | 締太鼓を緩めます |
山車の幕を外す | 西側の幟をおろす |
テント下のゴミを回収 | 山車の上でも |
締太鼓を緩めます | 幟を折り畳む |
善波の軽トラが太鼓を積み | 三嶋神社へ帰っていく |
東側の幟もおろす | 駐車場の日の丸もおろしました |
模擬店の備品を軽トラへ | 折り畳まれる幟 |
櫓の紅白幕を外し | 折り畳む |
テント下のテーブルを片付ける | 笠窪の軽トラも櫓へ |
荷物を積んだ軽トラが | 憩いの家へ向かう |
山車の提灯を外す | 掲示板からのし紙を撤去 |
社殿前の提灯を取り外す | 飲み物ののし紙も剥がしていく |
テント下の茣蓙を畳む | 太鼓を荷台へ積む笠窪 |
テント下からブルーシートを抜く | 社殿正面の幕を外す |
山車では提灯に続き | 電球を取り外す |
ブルーシートを折り畳み | 屋根幕の紐を外す |
太鼓を積み終えた笠窪が | 笠窪公民館へ移動 |
八幡神社のテントを | 参道まで移動 |
大太鼓用の毛布を外す | 櫓の紅白テープを撤去 |
櫓の花を抜き取る | テントの足を折り屋根幕を外す |
太鼓枠を外し椅子を降ろします | 櫓の提灯を取り外す |
パイプテントの解体 | バラすのは速いです |
八幡神社の旗を抜き取る | パイプを木箱に収納 |
倉庫の提灯を外す | 社殿前の電気配線を外す |
自治会のテントも移動させ | 解体していく |
太鼓枠を外し椅子を降ろします | 巨大スピーカーを外す |
外した提灯は氏子に返却 | テントの屋根幕を外し |
折り畳む | 門飾りの提灯を外す |
山車はトラックの荷台から | 地面へおろし |
解体が始まる | 最初に屋根を外し |
倉庫へしまう | トラックの荷台を掃き掃除 |
破風を外し | 上から順番に |
解体していく | 大祭の日程を取り外す |
外した部材は | そのまま倉庫へ |
社殿横から荷物を運び | 軽トラの荷台へ積んでいく |
建具飾りは社殿内へ | テントのパイプを入れた |
木箱を運んで | 倉庫へ収納 |
拝殿の折れ戸を | はめ直す |
山車で借りていたトラックが | 境内を出発 |
亘工務店へ返されます | 16時50分頃に |
片付けが終了し | 社殿へ移動 |
準備されたテーブルに着席し | 実行委員長の挨拶 |
続いて顧問の挨拶で乾杯 | 直会は18時まで続き |
最後は副実行委員長の挨拶で | 三本締め |
太鼓を社殿へ入れ | 直会の後片付け |
社殿の戸締りをして解散 | 来週は幟と櫓の片付けです |
片付け (幟倒し、櫓解体)
例大祭の1週間後の日曜日には8時30分から後片付けが行われ、幟倒しと櫓の解体を中心に作業が行われる。平成29年(2017年)は台風の影響で翌日の月曜日に変更され、時間も1時間遅れでスタートした。ここでは9月18日(月)に行われた片付けの様子を紹介する。
今年は台風の影響で | 1日遅れの月曜日になり |
さらに1時間遅れの9時半集合 | 私は9時丁度にお宮へ到着 |
台風で花飾りが折れました | 出席者の名簿を記入 |
倉庫の鍵を開ける | 社殿前を掃き掃除 |
拝殿ではお神酒の準備 | どこの祭りも片付けは通常 |
大祭翌日の月曜日なので | 私には初めての取材経験です |
幟の柱に脚立を立て | 幟倒しの前段取り |
9時半になると | 推進委員長が氏子を集め |
最初に実行委員長の挨拶 | この日もお神酒を |
配り | 坪ノ内自治会長の挨拶で |
安全祈願の乾杯 | 4日全てでお神酒が出ました |
最後に友の会会長が | 片付けの説明をし |
各自持ち場に向かいます | 櫓では紅白テープを剥がす |
幟竿を倒す為 | 3箇所で固定している |
ロープに人が付きます | 倉庫の中身をいったん外へ |
イチョウの木に梯子を掛け | ロープを外す |
幟竿の楔を抜いて | 簪を抜くと |
西側の幟から | 竿を |
倒していく | 梯子と刺又で支えながら |
竿を手で抱えると | リングを先端側へずらす |
先端を取り外し | 竿を地面へおろす |
社殿内では幕を取り外す | 境内では続いて東側の |
幟倒し | 簪を抜いて |
ロープで | バランスを取りながら |
ゆっくりと竿を倒し | 梯子と刺又で受け取る |
毎年やっているので | 手際が良いです |
数名が駐車場へ降り | 参道の作業へ |
竿と支柱を固定する | 丸棒を抜く |
境内の幟竿を倒すと | 今度は駐車場へ移動し |
国旗用の幟倒しへ | 楔を抜いて |
簪を抜き | ロープでバランスを取りながら |
竿を倒していく | 人力は大変ですが |
味があります | 竿を倒すと |
支柱と竿を外し | 先端部を外す |
支柱を抜いて | 地面へ倒すと |
そのまま持ち上げ | 参道を上り |
境内へ入り | 倉庫前に置く |
10月の体育祭で使うテントを | 倉庫から出して軽トラの荷台へ |
社殿では胡床の片付け | 彫刻類は拭いて乾かします |
櫓では紅白テープを | 剥いでいく |
境内の方も | 支柱を抜いて倉庫前へ |
櫓の花飾りを抜く | 最初は東西の小さい支柱です |
支柱を抜くときは | 茣蓙を敷いて |
穴の角で支柱を | 傷を付けない様に倒します |
支柱は欅でできているので | 非常に重いです |
今度は東側の大きい支柱 | 幟の設置は大変な作業なので |
常設の支柱に変える神社が | 多いのも理解できます |
紅白テープを外し終える | 門飾りの花を抜き取る |
東側の幟竿を持ち上げ | 境内で |
180度旋回し | 社殿の右側へ移動 |
収納庫へ | 押し込みます |
全部で3本入れるので | 奥側へ寄せる |
鳥居側へ戻り | 続いて西側の幟竿を持ち上げ |
時計回りに | 半回転 |
一旦社殿右手の | 奥まで竿を入れ |
収納庫へ | 最後は勢いで押し込みます |
そのまま境内の外へ出て | 参道を下り |
今度は駐車場側の竿を | 持ち上げて坂道を引き返す |
竿用の穴は鉄板で塞ぐ | 国旗用の竿を社殿右横へ |
長いので | 勢いがないと入りません |
最後は気を送って後押し(^_^;) | 電球用の配線を回収 |
10時半頃になると | お茶を配って休憩を取る |
木材はしまう前に天日干し | 準備と片付け共に雨で |
開始時間が遅れましたが | それ以外は天候に恵まれました |
10分程で作業再開 | 櫓の屋根の防水シートを畳む |
祭礼で使用したテーブルを | 軽トラの荷台へ積んでいく |
社殿から太鼓の台や | 枠を軽トラの荷台へ |
太鼓の茶箱も | 荷台へ積んでいく |
社殿内がスッキリしました | 社殿前の掲示板を撤去 |
櫓では簾を固定する紐を外す | 太鼓を積んだ軽トラは憩の家へ |
簾を一部外し足場の板を抜く | 残った簾を剥がしていく |
門飾りにロープを付け | 倒します |
外した簾は | 倉庫へ運ぶ |
倉庫横の掲示板を抜いていく | 倒した門飾りは |
解体して | 倉庫へ運ぶ |
簾を外し終えた櫓では | 骨組みの解体作業が始まる |
門飾りの部材も | 収納前に天日干し |
簾は軽いので上部に収納 | 裏ではゴミの整理 |
組み立てと違って | 解体は早いです |
レンタルの冷蔵庫を運び | 軽トラの荷台へ |
この日も軽トラが大活躍 | 社殿の片付けは終了しました |
櫓の床板を剥がし | 収納庫へ |
すき間なく並べて行きます | 軽トラが憩の家へ移動 |
拝殿の扉を閉める | 櫓では土台を外し |
収納庫へ移動 | 物凄い数です |
櫓の土台部を解体 | 倉庫前を掃き掃除 |
角材が収まるように | 調整しながら入れて行く |
櫓は最後の柱を解体し | 境内がスッキリしました |
櫓跡を掃き掃除 | 葉っぱを回収します |
櫓のパイプを収納庫へ | 社殿の戸締りが完了 |
荷物を積んだ軽トラが出発 | 収納庫の入口を板で塞ぐ |
天日干ししていた木材は | 一番大きな支柱から倉庫へ |
下段奥へ押し込みます | 収納庫の板はビス止め |
木材を腐らせないため | 収納前に乾燥させます |
残ったテーブルを | 軽トラの荷台へ積み |
憩の家へ向かう | 門飾りの部材をしまい |
最後に残った備品を入れ | 11時45分に片付けが完了 |
推進委員長が声を掛け | 氏子はお宮を出発 |
憩の家へ向かいます | 最後に倉庫の戸締り |
鉢洗い (開始12:00)
片付けが終わると坪ノ内老人憩の家へ移動し、鉢洗いが行われる。鉢洗いでは祭礼の終始報告や祭礼の反省点などが説明され、夕方まで宴会が催される。
片付けを終え | 参道をおり |
参道入口の右手にある | 坪ノ内老人憩の家へ |
鉢洗いの準備ができています | 前方に例大祭の収支報告書 |
12時になると鉢洗い開始 | 最初に実行委員長の挨拶 |
続いて友の会 | 会長の挨拶 |
例大祭の収支報告が | 行われ |
残金は大祭実行委員から | 友の会へ引き継がれます |
続いて祭典の反省点の説明 | 太鼓連は大太鼓購入の依頼 |
最後に大祭実行委員長と | 坪ノ内自治会長の挨拶があり |
副実行委員長の音頭で乾杯 | 坪ノ内の皆様お疲れ様でした |
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